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ボウ 花柄コーヒーカン (1760-65年頃)
Bow Floral Coffee Can Ca.1760-65

 中国や日本の花絵は様式化されたものが多いが、欧州大陸では(もちろん中国や日本の図柄のコピーも作られたが)自然な花の図柄が多く描かれた。本品は、ボウ中期以降に多くなる、そうした欧州風の典型的図柄が描かれた作品である。(同様の絵柄はウースター「W16」参照。)口縁には茶色のエナメルが引かれているが、最初期の英国磁器では、高価な金の代わりに茶色で縁取りをすることが多かった(ウースター「W2」参照)
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