チェンバレン・ウースター 「2番図柄」ティーボウル (1797年頃)
Chamberlain-Worcester Pattern #2 Tea Bowl Ca.1797
図柄番号2番という極めて初期の図柄が描かれているが、製造年は比較的遅い。チェンバレン社独自の磁器製造は1791年頃に始まったが、同社が図柄番号を導入したのは1795年頃とされている。本品は裏面に図柄番号が記されていることから、それ以降の作品ということになる。この図柄は、「外国の小枝とカラスの足跡模様の口縁(Foreign sprig & crowfoot border)と記されている。形状は、1795年頃以降に主流となる、ひねり縞入り(shanked)である(チェンバレン・ウースター「CW4」参照)。
マーク:裏面に赤色で「No2」
Mark: <No2> painted in red on the bottom