トップ(top)   ニューホールのトップ

ニューホール 「140番図柄」 ティーボウルと受け皿 (1787‐1811年頃)
New Hall Pattern #140 TeaBowl and Saucer Ca.1787-1811

 受け皿中央にバラを主体にした花束が描かれ、周辺にも花の小枝が散らされている。ティーボウルにも花束の横や裏側に同様の小枝が描かれている。縁模様はピンク色の濃淡を用いた丸型の文様が主体となっている。
 ニューホール製品の年代判別は容易でないが、ティーボウルの場合は、目安となる特徴が極端に少ない上、硬質磁器が作られていた全期間を通じて製造されたため、判別が特に難しい。本品の図柄番号は比較的若い数字であるが、これも製造年代の特定にはあまり役立たない。この時期のニューホールでは、毎年の新図柄の導入はどちらかと言うと少なく、長期に渡って描かれた図柄も多いため、図柄導入と作品製造の時期がかなりずれる場合があるのである。また、ここでは、いわゆる「試行期」と呼ばれている最初期を外して、1787年以降としているが、これ以前に製造された可能性もないわけではない。
マーク:なし
Mark: None