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ニューホール 「270番図柄」 ティーボウルと受け皿 (1790‐1811年頃)
New Hall Pattern #270 TeaBowl and Saucer Ca.1790-1811

 ニューホールに特徴的な、幅広のひねり縞が入ったティーボウルである(ニューホール「N2」参照)。同社の絵付けというと、コテージ風と呼ばれる小さな花模様ばかりが注目を集めているが、実際には人物、風景や幾何学的模様から、シノワズリや伊万里模様に至るまで、多様な図柄が描かれた。本品のような金彩のみの模様も少なくない。細かい模様であるが、全体としてすっきりと見える美しい作品である。
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