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それはまたしても筑波詣での朝だった。2ヶ月ばかりフロアの修理やなんやで眠っていたため久々の長距離走行。デスビのポイントのギャップを適正値に戻したおかげかどうか解らないが、夏前の不調は嘘のように消えていた。天気も良いし、ついつい右足に力が入る、横横道路。料金所手前数百メートル、「バキ」という大きな音がしたが、何か落ちているものでも踏んだかな、ぐらいにしか思わなかった。 料金所のゲート。クラッチを切ってゆるゆると進むと、何故かエンスト。再始動もままならず、後ろに並んだ車や料金所のオヤジにせかされるも落ち着いてボンネットを開ける。緑色の液体が飛び散っているではないか。よくよく見るとエンジンファンが割れ、ラジエターに穴が開いている。再始動できなかったのは吹いたクーラントを吸ったためらしい。とりあえず料金を払い、ゲートを出た先までなんとか動かした。 エンジンファンは実は以前に1枚欠けていて、早く替えなきゃな、と思い、丁度IAPにオーダー入れようとしていたところだった。後悔先に立たず。さてどうしたものか。どうせラジエター交換するから、穴の周囲を潰して工場まで持っていくかな、とも思ったけれど、面倒だからJAFを呼んで牽引してもらうことにした。川崎の工場まで約20km。牽引料は15km分の9150円。人生3度目のJAFレッカーのお世話。やれやれ。 ラジエターはやはりコアの交換が必要でおおよそ5万円位。ただしアルミのコア増ししたやつが着くそうだ。友人が「グレードアップするんだからラッキーだね」と慰めてくれた。確かにそう考えれば納得が行く。 今回の教訓(学習効果無し):トラブルの芽は解っているうちに摘め。 |
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