終わりのない夜を過ごした。<体内時計を調節してたの。
だからねむい、ねむい、ねむ〜いのだ。かといってこれ以上だらだらとした日々を過ごすわけにはいかずいそいそと出かける。
ちまたでは年度始めということで、友人の多くは今日入社式を迎えた「フレッシャーズ」。
かたや、どういう訳か「ぢゅけんせぇ」。鳴呼、この差はどこから生まれたの?
そんな訳で今日もこそは大学の図書館にこもってお勉強。その前にゼミ室に置きっぱなしにしていた荷物の撤収にいく。「お掃除の日」とかで思いのほか人がいた上にねむ〜いが手伝って、そこで昼前までぼへぼへ過ごす。な〜にやってんだか。
それから図書館に戻り本来の目的をちゃんと果たす…………ものの、やっぱり昨日の徹夜がたたって頭の中がぼへぼへぼへぼへ。
そんな訳で一応のきりがついた3時過ぎに家路へ。今日は新しくできた札幌駅北口を通って。
さすがに工事に時間をかけてただけあってなかなかおしゃれだった。ところどころオブジェがあって。しかし、人通りの少な〜い北口にこんなたいそうなモノ作って採算があうのかが疑問。そもそもJR、どこにそんな金あったんだ?
そのころにはモーレツな疲れと眠けのため、脳味噌がひたすら甘いものを要求してた。にも関わらずなぜか京樽でばってらを買って帰る。……まぁいい。しょせんは同じ糖質。よく噛んで食べるべ。
家が揺れる。揺れる。
別に地震が来たわけではない。斜め隣りの家が取り壊されている。そのために重機や何やら入っててわたしのアパートも揺れる。ズシーン、ズシーンというゴジラ(人間じゃない方)でも来てそうな地響きとともに。のんびり昼寝も出来ない。<でも寝てる。
そんなに簡単に揺れるトコに住んどるんかい〜と突っ込まれそうだがまさにその通り。簡単に揺れるだけではない。壁も薄い。まぁ、別に音とかあんまり気にならないタチなのでいいんだけど、隣が彼女を連れてきた日にゃ丸聞こえだった。その上トイレ・風呂・洗濯機は共同。なのにココにず〜っと住み続けるのには理由がある。家賃が安いしなんせ立地条件が良い。駅から徒歩30秒。えへん。
今日はそんな家にほとんどず〜っとこもりっぱなしだった。寝て、ごはん食べて、パソコン向かって、時々オベンキョして。だからあんまり書くことないの。今日は。
部屋が汚い……。
最近特にそう思う。あまり掃除をしてないから当然なのだが、そもそもわたしの部屋は掃除をしたところで片付づくものではない。
掃除を始める。確かに掃除をした所はきれ〜さっぱりになる。しかし、一箇所綺麗になると、他の箇所が今まで以上に散らかる。そんで今度はそこを片付けるとまた……の繰り返し。困ったもんだ。
唯一、台所はそこそこ片付いている。<お料理が好きなので。他は……聞くな〜こんにゃろ〜
理由は部屋のスペースに対して所有しているものが多すぎるとか、モノ(除:♂)が捨てられない性分だとか、なまくら娘だからとかいろいろ考えられる。でもやっぱり最終的に行き着く先は、
『オカタヅケが根本的に苦手』 ということだ。料理も洗濯も裁縫もアイロンかけもみんなみ〜んな好きなのに、どういうわけか掃除だけがダメ。画竜点睛を欠くってなもんである(ツッコミヲ禁ズ)。
そんな訳で、近い(?)将来ダンナサマになる方の絶対的な条件3つのうち、その筆頭が、
『お掃除の好きな神経質でないヒト』。 青い字の部分が重要である。神経質な人だと、こっちも息が詰まって生活しづらいだろうし、なにせ相手がわたしのことを人間として認めてくれないだろうから。うん。
まぁ、『条件』だからって照合して合わなかったら即『こいつダメ』と切り捨てはしない。そんなの愚かだ。ただ、人間どうしても譲れないブブンというのがあるわけで……それがコレなのだ。
ちなみに残りの2つは、『食べモノの好みが合うこと』『ほっといても勝手に生きて行きそうなオンナが理想な人』である。こっちについてはまたネタが無かった日に書くことになるでしょう。乞うご期待。
模試の申込に行く。
そうです。わたしは受験生。わき目もふらずオベンキョウしなくちゃなんない身分なんですぅ。本来は。
で、申し込んだついでに、試験の願書を戴いてくる。本番の。
そうです。もうそんな時期なんです。早いです。そんなこと言ってられないんです。はい。
よ〜く考えると去年、願書書いてから時間経つのめちゃ速かったような気がするんだが……
よ〜く考えると去年の今ごろの方がもっと知識あったような気がするんだが……
嫌なこと思い出してしまった。うう。
気を取り直して、お風呂にはいる。かごの中に白っぽいモノ発見。
『っわ〜。なんや』
『ひょっとして下着?』
『小学生のプールじゃないんだから……』
うちの風呂は共同なので、しばしば誰かの靴下(使用済)やらタオル(これも使用済)やらとご対面するコトがある。電気をつけ、よく見てみると……
自分のでした。それもぱんつ。 どうやらここで洗ったのを撤収し忘れたらしい。この前風呂に入ったのが昨日の夜だったんで、このぱんちっちはこうやって丸一日人目にさらされたことになる。
幸い、誰かに履かれた様子もナニかに使われた形跡もにおいを嗅がれた痕跡(おいおい…)もなかったので、よ〜くよ〜く洗ってちゃんと部屋に持ち帰った。
使用済そのまんまでなくてよかった。そして何より、
名前、書いてなくてよかった。 『ぼくんち(3)』買いました。西原理恵子の(敬省略)。やっぱり面白い。っつーか、人間の心理描写(!?)がえぐいぐらいにすんごい。サイバラ作品は何度、卒論の参考文献にしようと思ったことでしょう……(結局、できませんでしたが。)
これで『ぼくんち』全3巻すべて揃えました。しかし1巻だけ、帰省中のひつまぶしひまつぶしに買ったんで、手元にない。時々、無性に読みたくて読みたくて読みたくてしょ〜がなくなるけど、かんわいいかんわいい装丁とはウラハラに中味が中味なので、とてもとても『送って』なんて頼めない。見られたら……親、泣くぞ。
電話待ちをして半日を過ごす。
そわそわしながらベッドで猫を抱き、ダーリンからの電話を……というのは、
真っ赤な嘘。 某企業からの電話を待っていたのだ。どうせかかってくるはずもなかろうと思っていたのでふて寝をしていたら(嘘。本当疲れて寝てただけ)、その間に電話があったらしい。留守電で済まそうと思えばそれで済む内容(たぶん)なのに『また後ほどお電話します』のだそうな。この点はヒジョーに賢明だと思ふ。(詳細は3/17の日記参照)
目が覚めたら、図書館にでも出かけようと思っていた(まじ)。だが何度も改めさせるのは悪いので、その電話がかかってくるまでどこにも行けない。
軟禁状態。 「監禁」じゃないのがせめてもの救いである。スー・チー女史の気分(?!)。
外出どころかコンビニにすら行けない。更にはコンビニどころかおちおちトイレにも行ってられない。トイレ共同の家に住む悲劇。ぶぅ。ついでにインターネットも使えない。PHSにかけてくれればこんな思いをすることはないのだが、留守電にメッセージが残されているあたりを見ると、そうはいかないらしい。
しかも、このテの電話は『一回逃すともうかかってこない』ことも多いとのこと。わたしはかかってくるか来ないか分からない電話の為にこうして家に縛られてるのだー、ぶつぶつ。
こういう時、イヤ〜な思い出が頭をよぎる。
以前某リサーチ会社のアルバイトに応募した時、
『結果は○月×日の△時〜□時の間のお電話で通知します。』 なんて抜かしておきながら何の音沙汰もなかったことがあった。部活も授業(口実)も休んで電話待ちしてたっつーのに。採用される方だけに電話するのだったら話は分かるけど、「どういうこっちゃ」と思い後日電話で問い合わせると……出ない。いつかけても誰もでない。こういう状態が、
8ヶ月 も続いた。名前からして怪しい会社だったしつぶれたんかなーと思った。しかし大学から紹介されたものなので、報告書を出す都合上どうしても誰か関係者が捕まらないと話にならない。何回も電話をかけ、もらった返事が、
『電話しておくように言ったはずなんですが』
だって。ふざけんなー。こんにゃろー。『誰に言っといたんや、誰に』と食って掛かったところで、覚えている訳がなかろう。そんな昔のハナシ。こんないーかげんな所を紹介した大学も大学だ。
かけるほうにしてみれば、とる気の無い人間に「いちいち電話してられっかよ。けっ。」てなもんだろうがこっちにしてみればいい迷惑だ。こっちにはこっちの生活があるのだから。
電話ってヤツはそんなに好きじゃない。だいたいかかってくるタイミングが悪いことが多い。大事な電話は必ず留守中にかかってくるし、セールスや長話の相手に限って食事中や料理の最中といった『お取り込み中』にかかってくる。まったく。
待っていた電話はしばらくしてかかってきた。さすがに再度連絡してくれただけあって大変ご丁寧な応対・内容だった。軟禁状態(と言っても4時間)にされたこともちょっとだけ許せるかも。
某企業の面接の帰り、昼食をとるためにロッテリアに入った。
えびバーガーとウーロン茶をもしゃもしゃとほおばる私の横にはコギャルちゃん(×2)が座っていた。彼女たちのうちの一人がハイソックスをソックタッチで止めていた。通路にアシを投げ出してぬりぬりしてたので「邪魔だな……」と思いちらっと目をやる。
彼女がアシに塗っていたものは、
PIT(スティック糊) だった。確かにソックタッチより安上がりなんだろうけど……考えただけでバリバリしそう。
ていうか脱ぐ時、足の毛が抜けたりしないんだろうか、ベリベリベリッて。うわー痛そ。
彼女たちはこうして涙ぐましい努力(?)をしてるんだと思うと、なんだか滑稽だった。
かくいう私も過去に似た様なことしでかした覚えがある。厳密に言うと『逆』のことと言った方が正しいんだろうけど。
5歳ぐらいのときスティック糊で手紙に封をするテレビドラマのワンシーンに憧れて、
リップクリーム(ダリアお子さま用リップクリーム)を紙に塗り
親に大目玉を食らった。
今思えば、リップクリームのが糊より5倍ぐらい高い(当時)のだから何であんなアホなことを…と思うが、糊といえば黄色のワンちゃんがデフォルトだった当時の私には、あのくりくり出してピ〜っと塗るスティック糊がとてもまぶしく見えた。どっちが高いかなんて問題じゃない。
若い(幼い)ってそういうこと。たぶん。