バイオリンについて

バイオリンという楽器は1700年代にうまれ、基本的な製法や、材質が、現在に至るまでほとんど変わらず作りつづけられています。(原形の擦弦楽器は、1600年代からありましたが、このボディーになったのは、1700年代)
そのため、愛好家や演奏家の多くは、古いヨーロッパの楽器を好み、ストラディバリというバイオリン等は家一軒買える値段がついています。
それでは、アマチュアが持つバイオリンは、一体どれぐらいのクラスの物が良いのでしょう。
バイオリンは、国産の新品で、教室等が薦める物でセット(弓、ケース付き)7万円位からあります。中国産、韓国産の物なら、1万円からあるのですが… はっきり言ってどちらもお勧めできません。
それは何故かというと、材料が違うからです。
高級な物は、バイオリンの黒い部品が黒檀で出来ています。(昔はそれが普通だった) しかし、安価な物は安い木に黒いラッカーをかけて同じように見せています。 これは、見た目では同じでも黒檀に比べ強度が低く、特に指板の様に削れやすい部分では、一年も弾いていれば白い木がボロボロと見えてきます。木が見えるだけならいいですが、指板が擦り減るとと音も悪くなり、演奏者にもへんなくせがついてしまいます。 バイオリンの黒い部品は、黒檀を使う意味があるのです。 (といいながら、先日見つけた中国製のものは、合成樹脂をかけて固めた白い木の指板の物で、強度はありそうなものでしたが…)


バイオリンコレクション1

バイオリンコレクション2

珍しい楽器コレクション

変わった楽器コレクション

普通の楽器コレクション

バイオリンの選びかた

バイオリンの選びかた2