外来種であるカダヤシとの生存競争がみられる。初めてカダヤシを確認した2004年以降、徐々にカダヤシの勢力が強くなり、現在ではカダヤシだけが見つかるケースが多い。それでも稀にメダカが確認されることもあり、どこかでひっそりと命をつないでいるようである。 》コラム「カダヤシとの生存競争」 群れがそれほど大きくなることはなく数匹程度のものが多い。カダヤシの群れの中に1匹だけメダカがまぎれ込んでいたこともあったが、基本的には別々に群れを形成しているような気がする。 植生は豊かで、川原には何種類もの雑草が見られる。水辺にはキシュウスズメノヒエもあるが、イヌタデの群落がメダカの隠れ処になっているゾーンも存在する。 淡水魚の主役はモツゴ、タモロコ、フナなどで、珍しいタウナギが見つかることもある。また、水生生物の主役はミズムシ、ジャンボタニシなどで、賀茂川など北の方の川とは明らかに違う。
(その他の淡水魚) モツゴ タモロコ フナ シマドジョウ タウナギ (水辺の植物) キシュウスズメノヒエ イヌタデ ミゾソバ ツルヨシ (水生生物) ジャンボタニシ ミズムシ ヒル ウルマーシマトビゲラ |