キャビア日記 2001年 2月
2月28日
歯痛
歯がいてーよです!!やっぱり薬飲まないといてーよです!!でもだいぶ良くなった。麻酔針を何度も突き立てられた歯茎が新たに痛み出したような気もするけど。
してはいけないことリスト
・右の奥歯をかみしめる
・右の奥歯を舌で触る
・あたためる

●田中啓文「銀河帝国の弘法も筆の誤り」読みちゅう。秀さんから借りた。月に15冊以上小説を読んでて変なものを読まされても怒らない人だから。何か下手なことを書くと作者又は作者を取り巻くナニの思うつぼっぽくてどうにも感想を書くのがためらわれるんだけど、不覚にもツボにハマってしまった。「嘔吐した宇宙飛行士」がものすごいです。しかしアレだね、表紙の折り返しにある「筒井康隆氏の絶賛浴びる」って、これ以上ないくらいにベタね。ああベタだ。説明したくなくなるくらいベタで許し難い。
2月27日
歯痛0225
歯がいてーよです!!いたくねーよです!!のた打ち回るほどに痛いと思えば全く痛まない時もあり、まるで切れかけの蛍光燈のような感じ。薬が効いてるんだか効いてないんだかもわかんないしもう疲れたわ。ああもっと早く歯医者に行ってれば…

■歯痛0225
くせーよです!!薬の飲み過ぎで尿がくせーよです!!薬が切れるとたちまちいてーよです!!ちょうど薬が切れてしまい、涙目になりつつレオンを見た。初めて見たけど不器用な中年男と芸達者な少女という取り合わせは良いナァ。それにしてもキレイにまとめすぎだけど。アレか、スゴいロリっぷりに観客が退かないようにああいうラストなのか?

■クーンツ他「ハードシェル ナイトヴィジョン」(ハヤカワNV)
クーンツ、エドワード・ブライアント、ロバート・R・マキャモンのホラーアンソロジー。クーンツはよく知ってる。マキャモンも聞いたことはある。しかしエドワード・ブライアントって誰よ?つーかクーンツ以外たいしておもしろくなかったわ。
▼クーンツ「フン族のアッチラ女王」
途中まですごくイヤな感じに進んでたのに、やたら爽やかな結末になっちゃって残念というか。クーンツだししょうがないけど。
▼クーンツ「ハードシェル」
連続殺人犯とタフな刑事が倉庫で繰り広げる死闘、だったはずなのに。漫画太郎の「エスカレーション」ぽいバカっぷりがたまらん。
▼クーンツ「黎明」
信仰告白っぽくてイヤん。

■歯痛0226
鎮痛剤を倍量飲んでも2時間で切れる、という状態で歯医者へGO。今回は麻酔が効いたようで、詰め物が取れるまでは耐えられたものの、やはり神経は麻痺してくれず。結局神経を取るのは後回しになった。で、今度は穴に神経を殺す薬を詰めて、神経を弱らせる作戦に出るらしい。
▼処置自体は痛みも殆ど無く、短い時間で済んだ。でも鎮痛剤がもらえなくてがっかり。「市販の鎮痛剤が効くんならソレを飲んでください」ってヒドいよ医者のくせに!まあ、幸運なことに今回の処置で痛みがピタリと治まったからイイんだけど。痛みが無くなったということは薬を飲む必要も無いわけで、僕の尿も薬臭くなくなるわけだし。

●「ツェ」は「tse」と入力すればよいようだ。
2月25日
歯痛
いてーよです!!歯がいてーよです!!「その親不知の生え方は死」とか言うなよです!!でも抗生物質と鎮痛剤を3倍量くらい服用したらちょぴーりマシになった気もしないではない。

●テレビで何度目かのターミネーター2を見た。今見てもSFXスゴいナァ。てゆうか液体金属萌え。でもシュワルツェネッガーの声を玄田哲章があてるのはいい加減食傷気味なので今度から大塚昭夫あたりを起用していただきたく。いやそもそもシュワルツェネッガー自体が食傷気味なのでありその上打ち込みにくい名前なのが良くないと思われ。シュワルツェネッガー。ローマ字入力で「ツェ」はどのように打ち込めばいいですか。僕は「tuxe」で打ち込んでます。

●そろそろ10万ヒットが近い感じですが、しばらく歯痛で突っ走ります。
2月24日そのに
歯痛
歯がいてーよです!!歯医者行ったけど歯がいてーよです!!薬飲みまくってもいてーよです!!耐え切れず歯医者に電話し、なんとかしてもらおうとGO。無理っぽいけど麻酔打って神経を抜いてみよう、ということで早速麻酔を打たれ、詰め物の表面を削られたところで既にいてーよです!!頬とか唇がビリビリ痺れてるけど同時にいてーよです!!神経が昂奮状態にあるため、いくら麻酔を打っても中和されてしまう状態らしい。治療中止。薬の量を増やして症状を軽くしてから改めて治療ってことになるらしい。最初から「痛いようなら薬を二倍でも三倍でも飲めやゴルァ!!」と指示してくれりゃよかったのに。
▼それにしても歯がいてーよです!!頬と唇が麻酔で痺れてるのに、その痺れすら突き抜けていてーよです!!ああこの時点で歯医者に行ってれば…
2月24日
歯痛
歯がいてーよです!!歯医者行ったけど歯がいてーよです!!歩いて5分くらいのトコにある歯医者は月曜から土曜まで開いており、ひょっとすると日曜日も診療してくれるトコなんですが飛び込みで診てもらったわりにはレントゲン撮ってくれたりしたものの、何年も前に詰め物が取れてしまいそのどデカい穴が虫歯になり神経まで届く穴を開けてしまっている状態では即日治療するというわけにもいかないらしく。とりあえず月曜日に予約を入れるということで穴に鎮痛剤を詰めて詰め物をする、という応急処置をしてもらった。
▼しこたまバファリンを飲んで行ったおかげかどうかわからないけど、治療はたいして痛みも無く終わった。月曜日はなんでも歯の神経を抜いて、抜いた穴を消毒するんだそうで。1時間くらいかかるらしいけど想像するだけで胃が締め付けられるような恐怖なんですが、応急処置してもらった歯が処置してもらう前よりも激しく痛いありさまなのでもうどうにでもしてください頼むからはやくなんとかしてえぇっ!ああせめて二週間前に歯医者に行ってればこんなに苦しむこともなかったろうに。
▼神経抜くのは時間がかかるけど、歯石を取るのは助手のひとがやればいいことなので、痛む個所とは全く関係なく歯石を取られた。助手のお姉さんは萌え萌えな美人じゃないのが残念だったけど腕はたしかで、殆ど出血させることもなく上手にやってくれたので良し。
▼ところでレントゲンを撮られてわかったことなんだけど、右側の親知らず上下が横向きで歯茎に埋もれているらしい。ヤな予感。その上、右の上だか下だか忘れたが、歯が一本足りないらしい。そんな、足りないと言われましても。なんだか歯列の中程で埋もれているらしく、どーにもならないから放置しておくしかないんだとか。ヤな感じ。
▼ちなみに問題の場所以外に虫歯はあんま無いらしい。良かった。でも神経抜いたあとの穴を何度か消毒して詰め物してその上からかぶせて、と何度も通わなければならないので金も時間もかかりそうな感じ。ああせめて二週間前に歯医者に行ってればこんなに悪化することもなかったろうに。
▼それにしても歯がいてーよです!!バファリンは一回二錠、一日二回の服用を限度にしてくださいと書いてあるけど、もう既に一日三回飲んじゃったヨ☆それに加えて歯医者からもらった鎮痛剤も2回分飲んでるし。だって、いてーよです!!効かねーよです!!飲みまくってやっと痛みが麻痺してきたよです!!つーかなんだか気持ち良くなったきたような気がする。イヒヒ

●痛いから本を読む集中力も無く、メシ作ったりテレビ見てたりしてました。それにしてもラピュタはイイなぁ。柔らかい色彩とか街の描写がたまらん。そしてキャラがふくやまけいこっぽくて萌え。いやふくやまけいこが宮崎駿に影響されてるんだろうけど。とりあえずパズーは萌え。つーか半ズボン履いてくれよ…ハァハァ(´д`;)
2月23日
歯がいてーよです!!やはり頭痛の原因は虫歯であったと思われ。虫歯は命に関わらないと思ってたけど、ひょっとして放置してたら死んでしまうんじゃなかろうかという気がしてきた。こう、膿んで頬が腫れたりしたらその膿が血管を通じて脳髄に浸透しエラいことになったりとかそんな感じで。何もしてなくてもズキズキ痛み出すようになったので、朝になったらマジで病院に行こう。とりあえずそれまでは鎮痛剤を倍量服用して我慢。それにしてもバファリンは粒が大きくて飲みにくい。

●飛行船に乗って冒険の旅に出発!という夢を見た。小学生じゃないんだから冒険に憧れるのやめれ>じぶん(つーか別に憧れてなんかないよ。たぶん。そうであってほしい。)

●アロエリーナが大変お安くなってたので買ってみた。単なる蒟蒻畑じゃねえか。
2月22日
デイヴィッド・ブリン「サンダイバー」(ハヤカワSF)
太陽には知的生物がいるかもしれない、というわけで調査する話。くまのババカブたんがいるだけで相当おなかいっぱいだけど、太陽のフレアとかの描写がちょう燃えでなおさら良し。つーかババカブたんクッションに寝転び過ぎ。つぶらな瞳で邪悪すぎ。

●今週のマガジンはスゴいよ!桜庭和志物語が大変。別に桜庭には興味無いけど、あの素晴らしすぎる作画は一見の価値アリ。川三番地よりヒデえ。

●はぁ、FMWから邪外中山田中ほさかが退団ねえ。とうとう沈みゆく船から鼠が逃げ出し始めたような感じかしら。腐肉を漁るハゲタカの役目はサスケ?今更どーだっていいけどちょっぴりせつないわ。ああ、でもディックが来れば持ち直したりするかしら。
2月21日
頭いてーよです!!風邪っぽいがひょっとすると医者に行くのをためらっていた虫歯の痛みが原因かもしれない。歯医者怖い。

●ブリン「サンダイバー」読みちゅう。人物紹介がついてなくて辛い。でもライブラリー分館の館長がちょうステキで萌え。テディベア型宇宙人でものすごく愛らしい外見なのに、実は恐ろしくプライドが高く狡猾なババカブたん。歯をむき出しにするとかなり怖いババカブたん。ビロードの上着の肌触りが好きなババカブたん。

●今週のキン肉マン二世はEZOたんが出てきたので良し。万太郎に父親を紹介するEZOたんステキ。つーか父親は鹿児島出身で九州型マスク、EZOたんは北海道出身で北海道マスクというのは…、父親は何か鹿児島に住んでられないようなエラいことをやらかして北海道に移住したって過去きぼーん(無茶)。果たしてEZOたんは無事決勝進出できるのかしら。決勝進出できたとして、いったい誰の噛ませ犬にされてしまうのか。
2月20日
書こう書こうと思いながら書きそびれてたんだけど、先日偶然見ていたN響アワーに藤波社長がゲスト出演。なんでN響アワーにドラゴン?なにかレスラーならではのステキ発言はないのかしら、とたいして期待もせずに見ていたわけですが期待とはうらはらに、というかむしろ期待通りにかおり夫人などをからめた生ぬるいドラゴントークに終始しており。やっぱドラゴンはイイなぁ。
(・∀・)ドラゴン イイ!!

●久しぶりに伊勢佐木町の古本ワゴン巡り。読むのあきらめようかと思ってた矢先にブリンの「サンダイバー」発見。やったね。知性化戦争シリーズの4作目、スタータイドライジング直接の続編がそろそろ出るらしいしイイタイミングだ。ホラーアンソロジー・ナイトヴィジョン「ハードシェル」も捕獲。クーンツとマキャモンが書いてるやつ。他にもイイ感じのをいろいろ買えて良かったわ。ちなみに僕が漁った2時間後ぐらいに秀さんも同じワゴンを見て廻ったらしい。残念ながら良いものは全て僕が頂いたョ☆

●僕は実のところミステリが好きじゃないらしい。つーか何でハードボイルドな探偵モノとか警察モノがミステリなんだよゴルァ!!推理してねええええじゃねえか!でもホームズは推理モノでもワトスン萌えなので許可。てゆうか全体的に助手萌え。だって名探偵は性格悪いんだもん。例外は太田忠司の狩野俊介シリーズ。俊介たんハァハァ…半ズボンハァハァ…ふくやまけいこのイラストが…ハァハァ(´д`;)

●死ぬほど ワラタ コピペ。dat落ちしないうちにどうぞ。
2月18日
ふくやまけいこ「東京物語」がやっと届いた。7冊セットなわりに包みがそんなに分厚くない。1冊あたり130ページくらいしかないから当然だけど。それにしてもB5サイズなのに定価360〜390円って安いわ。アニメージュコミックスワイド版マンセー!7冊全てにカラー口絵1Pがついてるし初期デザイン画とかおまけ漫画もついてるしちょうお得。あーそれにしても昭和初期萌え。洋装と和装が混在していてステキ。つーかふくやまけいこのハウス名作劇場系な絵柄がイイよたまんないよ。
平介たん…(;´д`)ハァハァ 母をたずねて三千里のマルコがそのまま大人になったような平介たんさいこう。

●先日書いたカレーパン屋「はらぺこぐ〜」ですが、試しにひとつ買ってみました。熱々とはいかないまでも、ほかほかくらいは期待してたんですがぬるい。表面はサクサクしてるけど。パン屋のカレーパンと変わりねえじゃねえかゴルアァァ!屋台の目の前にあるちょっとした広場には、買ったものをその場で食べられるベンチやテーブルなどもあり、そういった空間の分値段が上乗せされているのだと考えても150円じゃ売れないような気がします。

●そういえば先日アド街ック天国の音羽特集を見てたんですが、音羽のランキングに「エースをねらえ」が出てこなくてものすごくイライラしていたのは僕だけでしょうか。岡ひろみにレギュラーの座を奪われ、腹いせにいじめをする音羽さん。まあ番組の趣旨とはまったく違うんだけど。
2月15日
友達
前々から思ってたことだけど携帯電話の維持費がもったいなくてしょうがない。あれば便利というか無いと困るものではあるけどもメールもそれほど沢山送らないし発信もあまりせずパック料金の無料通話分も一度たりとも超過したことがないのでいっそのこと解約してプリペイド式の携帯電話にしようかと思ったんだけど通話料金を使い切らなくても3ヶ月くらいでその番号が使えなくなってしまうらしく断念したりとかそんな状況ですがそれならばせめて無料通話分くらい有効に使いきりたいとも思うものの。友達いないから…
▼ドラクエ7には移民を集めて街を作るイベントがあります。集まった住民の種類によって農業の街になったり宗教の街になったりカジノの街になったりするんですが、自力で移民を集めるのは非常に困難なシステムになっており、その解決策として友達のデータと移民を交換するという手段があります。僕はカジノの街を作りたいので、移民交換のために新しいデータでドラクエをやり直すことにしました。友達いないから…
2月14日
ネットの古本屋でふくやまけいこ「東京物語」を注文した。ナウシカと同じサイズで全七巻のやつ。大都社から復刻された全三巻のは新刊で持ってたけど、アレは設定資料集が無いしそもそも東京物語はゴワゴワした紙質の無闇にデカくて薄い本じゃなきゃイヤン。つーわけで送料手数料込みで2450円。アイタタタ…。

●サラ・パレツキー編「ウーマンズ・アイ 上下」読みちゅう。ベタなフェミニズムっぷりがイタすぎる、というかそもそもつまんない短編が多すぎ。下巻の半ばまで読んだけど、へこたれたから他に何か読むものはないかと思って未読本の地層を探ってみたものの碌なものがない。なんつーかこうカーッとSFが読みたい気分なのに。しょうがなく「魔術ミステリ傑作選」とかいう短編集を手に取ったら初っ端から密室で完全犯罪かつ本格な短編でゲンナリ。そーいうの読みたい気分じゃないのに。

●上大岡赤い風船ビルの前に今、三軒の屋台が並んでいる。焼鳥屋、たこ焼屋、そしてカレーパン屋。どうなんですかカレーパン屋って。なんとなく「良いところに目をつけたな」って気もしないではないけどそれにしたって冷静に考えると…。ハンバーガーが65円で買える時代にカレーパンを150円というのは如何なものか。子供の財布は固いんじゃなかろうか。ジャンプの10週打ち切りマンガを連載開始から生暖かく観察するのにも似た気分です。

    ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   ( ´Д⊂ヽ< えびすよしかず怖いモナ〜!
  ⊂    ノ  \_____
   人  Y
彡,し (_)

●別に叩かれてるわけではなくても、2chから直リンクされるとものすごいプレッシャーを感じるのは自意識過剰ってものかしら。つーか昔書いた文章にリンクするのやーめーてー恥ずかしいから。サイト開いて間も無い、ネスケゴールドで無理矢理作ってた頃のなのがまた、恥ずかしさに拍車をかけるわ。
2月13日
■キング、ダン・シモンズ他「スニーカー」(ハヤカワNV)
大当たり。収録されている7編外れ無し。特に気に入ったのが以下2編。
▼ダン・シモンズ「イヴァソンの穴」
1913年、退役軍人の集いに参加したボーイスカウトの少年が体験した奇妙な出来事。老人が語る戦争、蒸し暑い荒野の風景が生々しくて最高です。
▼ジョージ・R・R・マーティン「皮剥ぎ人」
中年で喘息持ちの借金取りが主人公なハードボイルド、だと思って読んでたらいつのまにやらアダルトウルフガイになってた。おもしろい。つーか続き!続きは無いのか!

■鯖
スーパーで食材を探していたところ、サバの切り身が安かったので買ってみた。家に帰って早速パックを開けて調理しようとしたところ、切り身とはいうものの、サバの頭を落として二枚におろしただけのもので途方に暮れた。正直言ってサバは骨が多くて食べるのが面倒だ、味は好きだが。
▼パックの中には小ぶりなサバの半身が2枚入っている形になるわけだが、一方は背骨無し、もう一方は背骨ありだ。問題なのが背骨のついた方。この背骨をどうすべきか悩んだ末、結局三枚おろしな状態にすることとした。つまり、背骨付き半身を更に二枚おろしにするわけだ。
▼一人暮らしはけっこう長いわけだが、今までに一度も魚をおろしたことはない。手とまな板が生臭くなる、というのも原因の一つではあるが、それより大きいのは僕の不器用さである。包丁で怪我をしたことは殆ど無いが、それはそもそも怪我をするような調理をしないようにしていたからなのだ。なるべく包丁は使わないように、使うとしても野菜を刻んだりスライス肉の形を揃える程度だ。林檎やジャガイモの皮などは当然剥けない。危ないから。
▼ともあれ、目の前におろさなければならないサバがあるのだから、不器用であることを理由にソレを放棄するわけにはいかない。そのまま塩をふってグリルに入れるという手もあるが、そもそも僕のガステーブルのグリルは何年も使っておらず内部は恐ろしいことになっていると思われ、フライパンで焼くにしても鍋で煮るにしても半身丸まるというのは大きすぎる。
▼半身が煮るなり焼くなりするのに適した大きさになればいいのだから、ということでそのまま骨ごとぶつ切りにするという手もあるが、僕は不器用なので食べる時に骨が残っているのは好ましくない。骨はおろす時点でできるだけ取り去っておくのが好ましいと思われる。
▼というわけで、背骨付きの半身をまな板に皮を上にしてのせ、尻尾の方からゴリゴリと背骨に沿って包丁を進めていく。切っている最中に思い出したことだが、サバは背骨を中心にして十字方向に小骨が走っている。食べる時のためには背骨や肋骨だけではなく、その他の小骨まで取り去っておかなければなるまい。
▼二枚サバが無事三枚に分かれたところで、背骨のない二枚を更に真ん中から切ることにした。この断面の小骨を丁寧に取り、その結果まな板の上に残ったのはなにやらグチャリとした肉片だった。何度でも書くが、僕は不器用なのだ。まな板の上のグチャリとした肉片は、長時間の悪戦苦闘により生ぬるいものとなっており、ただでさえ生臭く痛みやすい魚であるのにどうしたものだろうかと頭を抱えようにも手が生臭くてそれもできない。いくら手を洗っても生臭い。
▼とりあえず肉片を刺し身状の大きさに切り分け、塩を振り、おろしショウガをかけてみた。ここまでの工程で力尽きてしまったので、結局フライパンでそのまま焼くことにした。サバはおいしかったが、手間がかかるうえに手が生臭くなるのでこれまで通り肉を買い続けようと思った。尚、この話にオチは無い。

さかたさんから寄せられた情報によると、「スタータイドライジング」のシリーズは日本で出ている3冊の他に未訳分も3冊あるらしい。しかもものすごく分厚いものが。てゆうか既訳分じゃあ全然話が終わってないそうで…ほ、他に読むものはいっぱいあるしいいもん。サンダイバーは読みたかったけどいいもん。あきらめるから。
2月10日
読書
▼マイクル・Z・リューイン「夜勤刑事」(ハヤカワHM)
モジュラー式警察小説ってやつかねぇ、「クリスマスのフロスト」みたいな、事件が次々数珠つなぎで起こってくみたいな。それなりにおもしろかったけどラストの方で主人公リーロイ・パウダー警部補が「やせっぽち」と書かれており、その瞬間脳内で野宮マキが「♪トゥィッギーみたいなポーズでっ トゥィッギーみたいなポーズでっ トゥィッギーみたいなポーズでっ トゥィッギーみたいなポーズでっ」とエンドレスで歌い出して萌えるどころの話ではなく…。
▼栗本薫「疑惑の月食 グイン78」(ハヤカワJA)
マリウスまですっかり厨房ドキュソになってしまいもうどうしたらいいか…。グインもなんだかバカっぽくなってきたし。スカールはカコヨカタよ。次巻のタイトルは「奇跡のルノリア」っつー噂なので、きっとナリスはティオベの毒で仮死状態になってたに違いない。奇跡ってずいぶん安いもんだな。
▼キング他「スニーカー ナイトビジョン」読みちゅう。ナイトビジョンっていうホラーのアンソロジーシリーズの1冊らしい。キング3編とダン・シモンズ3編、あと知らない人の1編。キングとダン・シモンズってやたらとゴジャースな取り合わせね。ダン・シモンズ読んだことないけど。キングの3編、特に表題作「スニーカー」は非常に良かった。

●マクドナルドで本を読んでいると必ずといっていいほどなにかしらステキなものが見れるんだけど、今回はドキュソカップルに遭遇。金髪ヤン女が気合いの入ってないヤン男に説教しているらしい。席がちょっと遠くてよく聞き取れなかったものの「アンタそんなんだからなんちゃってヤンキーとか言われンのよもっとビッと気合入れなよビッと!」といってるのはわかった。そうか、ビッと気合入れるのか。ビッ。
2月9日
熱い。熱すぎる。アトゥイ。本当かどうか知らないけど町内ドキュソレポート。生々しいよ!稼働中のスレはこっち

●なんで生活板にJ太郎スレが…。

●「スタータイド・ライジング」はまぁまぁおもしろかったし、次は何を読もうかしら。と思いながら未読本の地層を漁っていたところ、かなり新しい層から「スタータイド・ライジング」が発掘された。ショック!こないだ秀さんと喋ってて「ダブリ?オレは滅多にダブリは掴まないね。把握しきれなくなるほど未読溜めてないし。」と豪語したばかりなのに。…逝ってきま〜す。テヘ☆
▼気を取り直してマイクル・Z・リューイン「夜勤刑事」読みちゅう。萌えずにはいられなさげですよ頑固な中年刑事と私立探偵だなんて。
2月8日
漫画
▼今週のキン肉マン二世はひさしぶりに残虐な描写が。首チョンパに頭から真っ二つ。ていうのは別にどーでもいいんだが、祝・EZOマン3回戦突破。1ヶ月後くらいにはEZOマンの出番になるのかしら。
EZOたん…ハァハァ(´д`;)
▼キン肉マンのついでに読んでる宮下あきら先生の「天より高く」、今週はいきなり見開きでもりりん首相が豆を頬張っててビクーリ。豆さいこう。

■デイヴィッド・ブリン「スタータイド・ライジング 上下」(ハヤカワSF)
疲れた。読んでてスゲえ疲れた。そもそも本を開いてすぐに設定解説みたいなのがあって疲れる。出てくる異星人の種族名を把握するのも疲れるけど、宇宙船の乗員を把握するのも疲れる。人間とイルカとチンパンジーが入り乱れてて面倒。上巻はその雰囲気を掴むので精一杯だったんだけど、下巻はかなり一気に読めた感じ。おもしろかったんだけど、同じ宇宙を舞台にした「知性化戦争」と「サンダイバー」も入手しなきゃいけないのか。面倒臭え。
▼疲れてあらすじとか紹介するのも面倒なので、こちらにリンク。→一歩の我楽苦多箱一億総ハヤカワ化計画スタータイドライジング

むさスポリニューアル。トップページに200Kのフラッシュというのはいかがなものか。

こんなページからリンクされてるのを発見。あら、ひょっとしてコレは…ココつながりですか?そうかウォッチスレとしてはかなり異色だと思ってたけど、やっぱ参加者は多少なりとも名のあるひとが多いのかしらどうなのかしらどうなんですか腰原さん?妄想なのかしら。
2月6日
読書
▼陳舜臣「方壷園」(中公文庫)
作者の初期短編集らしい。日本を含めたアジアの国、様々な時代を舞台にしたミステリ7編を収録。僕としては巻末のインド、ムガール帝国を舞台にした「獣心図」がツボだったかな。ラストの詩がすごく(・∀・)イイ!!
▼クーンツ「逃切」創元推理
風呂敷きの畳み具合がいまいちだったかも。登場人物が多すぎて焦点がぼやけてるような気もするし。でも陳舜臣と平行して読んでたのがいけなかったかも。読みやすそうでいて意外と疲れるわ陳舜臣。
▼エイミー・トムソン「バーチャル・ガール」(ハヤカワSF)
あらすじを読んだところ、デブオタのアーノルドが自分の伴侶として美少女型アンドロイドを作る話らしいってことがわかった。ま、マルチ?作品中でハァハァしだしたらどうしようかと思って読んでたんだけど、あんまりハァハァしてません。つーかスゲェよおもしろいよマジ必読。ところでアンドロイドのマギーはすげこま君のえむ子っぽい。そしてアーノルドはきっと鍵っ子だ。

●なんてこった!バーガーキングからJTが撤退、都心部25店舗がロッテリアに譲渡。JTがナニしていたのは主に元森永ラブな店舗らしいので、上大岡や関内のバーキンはロッテリアになってしまうのかしらヒドいよ!そりゃバーキンなんて二週間にいっぺんくらいしか行かないけどさ。無いと寂しい。→ソース

●夜中テレビをザッピングしてたら、偶然アニメが。なんだかボクシングやってるからてっきりはじめの一歩かと思ってたが、それにしては濃い絵柄だ。思わず見入ってたらどうやらグラップラー刃牙だった。うわぁ原作よりもツラが濃い。ちなみにユーリが花山に握撃食らって再起不能になるエピソード。意外にイイ感じのアニメ化だとは思うがそれにしても、朱沢家の秘書というか執事というか交渉人的役割のおっさん、サングラスのフレームがデカすぎやしないですか。

●新しい快感に目覚めてしまったような気分。2ch少年漫画板よりねえねえ、なんでそんな漫画ばっかり読んでんの?アンビエント系の煽りスレというか、ガーっとスクロールさせながら読んでるうちに気持ち良くなってきました。ポイントはルフィだな。万人にオススメできるわけじゃあないのでちゅう意。
2月5日
まち探訪〜東戸塚
街を歩いていたら東戸塚へ行ってみたくなったので行った。なんで東戸塚なのかというと、ブックオフがあるから。オーロラモールも無駄にデカいらしいし一目見ておこうかということで、横須賀線に乗ってれっつぎょ。
▼なんだか駅がものすごく高いところにあってスゴいよ東戸塚。駅前ロータリーの頭上に覆い被さるペデストリアンデッキを歩いてオーロラモールへ。エスカレーターがてっぺんから転がり落ちたらマジで死にそうな、まるで東京駅の中央線ホームへ向かうソレのように長いよ!ゴジャース!本館がSEIBUで別館がダイエーらしいんだけど、屋上の空中歩道で二つの建物が繋がっててゴジャース。バカデカい建物の半分くらいが駐車場でゴジャース。書店のLIBROは床面積がゴジャース。スゴいなあオーロラモール。でも僕には用のない場所だよオーロラモール。
▼ブックオフは駅から徒歩3分くらいって話なので、適当に歩いていたらあっさり発見。デケえ!ブックオフまでゴジャース!そして店員の挨拶も耳に突き刺さるほどの音量でゴジャース。うるせえから黙れっつーの。サラ・パレツキー編「ウーマンズ・アイ 上下」だけ買って出てきた。
▼オーロラモールとは駅を挟んで反対側、高台の方へ行ってみた。こっち側にはトイザラスとかCOOPとかオリンピック、有鱗堂なんかがあるのね。それにしてもゲーセンが無い街だな。駅のそばにTSUTAYAがあるしブックオフもあるし中古ゲーム屋もあるけどゲーセンが無い。良いゲーセンさえあればステキな街なのに。あと坂が多いのも減点だな。
▼東戸塚 65点 (そーいう企画だったんですか?)

●久しぶりにスパゲティ屋に行ったら、新しいメニューが追加されていたのでさっそく注文。「牡蛎ときのこのパンプキンクリームソース。LLで。」「LLは3人前ほどの量ですがよろしいですか?」余計なこと聞くんじゃねえええええよゴルァ!と思ったが、運ばれてきた巨大な皿にとぐろを巻いてるソレを目にした瞬間、後悔した。またパンプキンクリームソースだなんて腹持ちが良さそうかつクドそうなものをこんなに大量に…。でもあんまりおいしくなかったけど全部食べたよ。本読みながら食ってたらいつのまにか無くなってた。ちなみに読んでたのは「逃切」。ところで今、体重が未体験ゾーンに突入しようとしてるんですが、誰か僕に自制心を下さい。
2月3日
ホヒィ!今日は待ちに待った節分。豆スレではいよいよ豆時雨がクライマックスに。つーかモナーの節分予想図ちょうステキ!

●2chの漫画板にキン肉マン二世スレが無い。どうしたもんだろうかと思いつついろいろ探してみたら少年漫画板にあったのね。Go!FIGHT!キン肉マン5。僕以外にもEZOマンのことを気にかけてる人がいてヨカタよ。自作自演じゃないです信じてください。

■読書
クーンツの「逃切」(創元推理)読みちゅう。競馬ミステリらしい。競馬ミステリといったらハヤカワHM、ディック・フランシスのタイトル漢字二文字のシリーズだけど、やっぱこの本のタイトルはソレを意識してるのかしら。でも内容はミステリじゃなくてサスペンスじゃあないのか。再起に賭ける競馬場支配人に次々降りかかる大小の問題、競馬場の賞金を奪おうと計画を練るプロの強盗集団、癌に侵された余命幾許も無い男が全財産をレースに注ぎ込む、放火マニアがいよいよ計画を実行に移そうとする、とまあいろんなことが、競馬場のビッグレースの日に向けて収束していくらしいんですが。やっぱクーンツおもしれえわ。
2月2日
読書
▼陳舜臣「マルコ・ポーロ 中国冒険譚」(文春)
史上最高の旅行者マルコ・ポーロが17年間元のフビライの下で過ごした日々を想像力豊かに描写した連作短編集。全体的にミステリ風味。萌えていいんだか悪いんだかわからない淡々とした表現がなんつーか、イイしおもしろいんだけど、もうちょっと色恋を絡ませてもよろしいんじゃあないかしら。
どーでもいいことだが、MS-IME97は冒険譚の譚を変換してくれない。ちょうムカ。

■漫画
もう最初からあきらめてはいたが、週刊プレイボーイで連載中のキン肉マンII世があんまりだ。超人オリンピック予選、巨大だるま落としで失敗して潰されたセイウチンが…ヒドいよセイウチンちょうラブリーなのに!いや他の超人を引き立てる演出の常套手段ってことはわかってるがしかし、ベンキマン2001みたいな奴のウォシュレットの水流の方がセイウチンの蹴りよりも上だなんて。ヒドいよゆでたまご!セイウチンなんて、いかにも使い捨てキャラな名前だし仕方ないけど〜けど〜。
▼こうなったらEZOマンに期待するしか。名前からして(マスクも北海道型で極めてぞんざい)セイウチンよりも情けない最期(セイウチン死んでません)になりそうだけど。スプリングマンにバラバラにされたウルフマン程度にトラウマな最期をきぼーん。
▼ちなみにキン肉マンとEZOでand検索してみた。ゴーグル0件、フレッシュアイ0件、goo0件、infoseek7件ってところか。なんて不憫なんだEZOマン。と思ったらなんだか本気で萌えてきちゃった。てへ☆

●馬場康誌のサイト不動心ギャラリーページで、単行本未収録の漫画が公開ちゅう。ヤンマガ別冊に掲載された女子プロVT漫画「舞華転生」がっ!ちょう太っ腹だわ。50Pで合計5メガくらいだけど、気合入れてDLすべし。都会の流星っぽい社長が萌え。