VIDES YOUNGフェスティバル
第1回 VIDES YOUNG フェスティバル
7月18日日曜日、天候が心配されるなか、第1回 VIDES YOUNG フェスティバ
ルが、星美学園幼稚園にて行われました。
思い起こせば昨年の5月頃、何の話からかSr.稲川と、VIDESで若者の楽器演奏のグ
ループを作りたいというような話になり、それが YOUNG フェスティバルの始まり
だったように思います。それから数カ月、Sr.稲川から「7月18日に幼稚園を借り
れるようになったから、第1回 VIDES YOUNG フェスティバルをやるわよ!!!
」という連絡。あまりに突然な話に、びっくりしましたが、Sr.稲川はYOUNG フェス
ティバルを実現させるために、私の知らない色々なところで動いて下さっていたので
した。そして、「若者が、自分にできる方法で、自分を自由に表現しよう」というV
IDESアカデミーが発足し、本格的にYOUNG フェスティバルに向けて動き出したわけ
です。
何しろ第1回目ということで、何をどうしたら良いのか何もわかりません。でも、
そこはさすがVIDES 。次々と出てくる問題は、次々に解決されていきました。ポスタ
ーを作って下さった方、ポストを作って下さった方、食べ物券を作って下さった方、
書き出したらきりがない程のたくさんの方が、ボランティアでYOUNG フェスティバ
ルを支えて下さったのです。舞台発表や展示作品も参加して下さる方が集ると同時に
、それらを指導して下さる方々とも出会うことが出来ました。色々な場面で、色々な
形をした神様の恵みを感じるたびに、(やはり神様は私達の活動を喜んで下さってい
るのだなあ)と確信し、勇気づけられたのでした。
たくさんの方の協力によって迎えたYOUNG フェスティバル当日。(お客さんは、
ほんの少ししか来てくれないのではないか...)という心配をよそに、大勢の人、
人、人!驚きと嬉しさでいっぱいでした。正直なところ、あんなにもたくさんの方が
いらして下さるとは思っていませんでしたので。園庭に出された焼そばやタコス、ク
レープ、フィリピンバーベキュー、ホットドック、じゃがいもなどの屋台も大繁盛。
じゃがいもはVIDES福島プロジェクトで収穫したものが使われました。駄菓子屋さん
やゲームでは、星美ホームの子供達が楽しんでくれました。それぞれのお店で、かわ
いい売り子さんが一生懸命お手伝いをしてくれました。舞台発表も大好評。出演者も
皆、それまで積み上げてきた努力や苦労が、喜びに変わった事を感じる事が出来たの
ではないかと思います。「来年も頑張って、第2回YOUNG フェスティバルをやって
ね。」という嬉しい声。やって良かったと、心から思った瞬間でした。
YOUNG フェスティバルを終えて一番思うことは、「本当に実現されたのだなあ」
ということです。小さなきっかけと希望から、たくさんの方との出会いや協力を得て
、あんなにもすばらしいYOUNG フェスティバルが出来上がったことは、本当にすご
い事だと思います。普通では出来ないことをやってのけてしまうVIDES、そしてVIDE
S会員の方々のボランティアの動き。与えるだけではなく、自分も楽しむことが、本
当のボランティアなのだということを実感しました。それが意識的ではなく、呼吸と
同じように無意識に行われていたYOUNG フェスティバルの一日は、本当に素敵な一
日でした。御協力して下さった皆様、本当にありがとうございました。
(記・VIDESアカデミー 高木梨衣)
はじめに私達が今回のVIDES YOUNGフェスティバルで痛感したのが「音は生きてい
る」ということです。楽器の音は私達の状態を正直に表現するのです。疲れていれば
疲れた音に、楽しければ楽しい音に、悲しければ悲しい音に。演奏者である私達自身
がよい状態でいなければ人に聞かせられる演奏はできない、ということを改めて実感
したのです。それから、大変多くの方々が協力してくださったということで多くの方
と接し、また多くのお客様がいらしてくださったことに大変感謝しています。
私達の本来の目的を達成できていたかどうかはわかりませんが、大変有意義であり
VIDESにとっても私達若者にとっても意味のある貴重な1日であったことは間違いな
いと思います。
最後になりましたが稲川シスターをはじめ若者にチャンスをくださった多くの方々
、当日のお店をやって下さった方、ご指導下さった方、見に来て下さった方、など多
くの方に改めて感謝いたします。ありがとうございました。
VIDESアカデミー 演奏グループ 斉藤杏子 染谷優 高木梨衣
*VIDESアカデミー
劇団がんばるマン
創り、造り、作りだすという事。
これは人間誰もがやってることだと思います。
特に思春期まっただ中の私達は、”何か”を伝えたくて、そしてその”何か”を知り
たくて必死に自分を表現しようとするのです。
始めたのは5月。1月頃から話は出ていたのですが、実際メンバーを集め、制作に取
りかかったのは5月でした。時間もなかったので、とにかく身近な人からメンバーを
集めようと思い、私が学校で所属している演劇部の同学年を誘いました。すると全員、
答えは”Yes”。そして他にもクラスの人に声をかけ、なんとか12人集まり、スター
トを切りました。
今回、脚本・演出は私がやらせていただいたのですが、実はあも脚本、3日間で書
き上げたんです。日頃、感じたことや思ったことなどはメモをしていたので、それを
かき集め、ほぼ勢いで仕上げました。
でも自分でいうのも何ですが、結構気にいってます。(笑)
テーマは「愛」という事で、このテーマはとても大きな、大切なものだと思うので、
これから先も、ずっと追い続けていこうと思っています。
何かを作り上げてはいけない理由なんてない。
劇をやってはいけない理由なんてない。
どこにぶつけていいのかわからず、心にためているパワーもある。
最後にかかわったすべての方々へ・・・本当にありがとうございました。
文・青木希美
メンバー
・亀田枝未子・秋間恵璃・角田真奈・尾上彩・角田遙・藤島郁里・宮下沙織
・内野佑見・宇都宮まどか・後藤友美・佐野花子・青木希美
サレジオ神学院 神学生からの手紙
この手紙を僕が書くのは、久しぶりに心を揺り動かされたからです。あのアカデミア
を見て感じざるを得なかった事は、「女性の発想力とかパワーというものは本当に凄いな。」っと言
うことと、あのように集まって自分を自由に表現している彼女達を見て、「人間は凄
いな。」ということです。非常に単純な言葉ですが、あの場にいて率直にそう感じま
した。VIDESの会員の方々に感謝すると共にその「輪」がもっと広がっていくことを
心から願っています。今度はサレジオ会と合同で何かできたら、世界が広がるのでは
ないかと期待しています。ドンボスコは絶対に喜んでいますよ。それではまた。
*出演者 佐藤
私は学校のクラブ以外で楽器を演奏したのは初めてで、かなり緊張しましたが、間
違えずに吹くことができたのでとても嬉しかったです。本番までの3人での練習も、
うまくできずに何回もやり直したときもありましたが、それも含めて楽しかったので
本当に良かったと思っています。
またこのような機会があれば、ぜひ参加したいです。
*出演者 中林 聡子
私はフルートの佐藤さんとヴァイオリンの山田さんの伴奏を担当しました。
ずっとピアノを習っているのですが、他の楽器と合わせて弾くのは初めての経験でし
かもリハーサルでは、3人の息が合わずボロボロで本番は結構緊張しました。
でも沢山の方に私達の演奏を喜んでもらったのでこの「YOUNGフェスティバル」に参
加してよかったなと思いました。
またこの3人で参加したいです。
*出演者 山田 友香子
佐藤さんは積極的に練習に参加していましたが中林さんはあまり練習してくれず、仕
方ないのでアイスでつった。本トにつられてビックリだ。それでも上手なんだから曲
者だ。私もそれほど練習しなかったので人のことは言えないが、馬あれて初めて編曲
をした。難しかったが楽しくて、音楽が一層好きになった。その曲を友達と演奏でき
るのだ。これほど嬉しいことはない。私は、私にそんなチャンスをくださったVIDES
の方と、あんな未熟な曲を一生懸命弾いてくれた佐藤さんと中林さんに心からお礼を
言いたい。