VIDES News vol.13
Contents

  • はじめに
  • わくわくフィリピン人とどきどき日本人の12日間の巻
  • VIDES静岡より
  • VIDES YOUNGフェスティバル
  • 海外ボランティア
  • フレンドシップ
  • 国内ボランティア
  • はじめに

     今年の残暑はたいへん厳しいものでしたが、皆様 いかがお過ごしでしたでしょうか。 1999年度海外ボランティア派遣も無事に終了し、参加メンバー全員よい体験をし て帰国いたしました。毎年のことではありますが、今年もフィリピン管区のシスター 方々の寛大な心に触れ、叉、ストリートチルドレンたちの明るい笑顔に出会い、日本 では感じることが薄くなって来た家族愛の深さを知ることが出来、帰国後もこの滞在 期間中の恵みの日々に感謝しています。この海外ボランティアも今年で5回目で、こ の恵みに属した若者は25人以上になります。多くの人々に支えられて実現するこの 活動は、若者の価値観の変換と地球規模の連帯観を生み出しておりまます。すべてに おいて豊かな日本の若者たちが他民族との出会い、異文化交流を通して、地球上に住 むすべての人々とどのように共生していくことが、人間の幸せに繋がることかを見出 していくことができるよい活動となっております。 他のVIDES活動も各グループがそれぞれのスタイルで、出来ることを、出来るときに 小さな愛の手を差し伸べております。そして、自主的に、喜んで神様から頂いたタレ ントを生かしながら、隣人の必要なことに目を向け、ドン・ボスコの精神で活動して います。 私たちは今、日本におりますが、世界の出来事もいろいろな情報を通して知ることが できます。 現在、トルコ・台湾大地震、東ティモール内戦等、世界中、多くの人々が苦しみの中 で生活を強いられています。私たちは苦しんでいる人々の側に行くことはできません が、日々の生活の中で生じる小さな苦しみを世界中の人々のためにお捧げし、お祈り をいたしましょう。 VIDESは教育と開発を目指す国際ボランティアのグループです。一日も早く、大地震 における復興がされ、それぞれの国に平和が訪れ、人間らしい生活を送ることができ るために、会員の私に 今 何ができるのでしょうか?このことを考え、行動する良 い機会となることができますよう祈りつつ・・・          Sr.稲川 孝子

    わくわくフィリピン人とどきどき日本人の12日間の巻

     それは通算6年、フィリピンにお世話になった私にとっても、いつか実現できれば、 と願っていた夢だったのですぐに計画うつりました。皆様ご存じの”思い立ったら 吉日”のSr.稲川との話合いは (稲さん)「それでは4月にご招待しましょうよ。」 (私)「あ、いいですね。4月はフィリピンの夏休みだし」 (稲さん)「時間もないことだし、すぐに計画表を作ってね!」 (私)「えっ、でもまだ時間は1年あるんじゃ・・・」 しーーーーん(やな予感が。。。) (私)「にゃにー!まさか今年なの???」 (稲さん)満面の笑み「ふふふふ」(一部脚色アリ 稲さんゆるせ) という具合になり、あれよあれよという間に、短大生の時も遭遇した稲川マジックに はまってしまいました。

     海外ボランティアに参加した人達は、フィリピンに対する思いや感謝の気持ちはいっぱいあるのですが、学生や就職活動中の人、新社会人の為、なかなか集まることが出来ず、ポツリと「やっぱりこの計画は無謀だったんじゃ・・・」と弱音をはく私に、「もう決めたことなんだからやるしかないでしょ!出来るだけみんなで手伝うからさっ」とVIDESの有志の方々が集まって下さいました。そして有志の方の「娘が大好きになったフィリピンに何かお礼が出来たらと思っているのよ」という言葉や「とにかく私達の『仲間』がお世話になっているんだから手伝わせて!」という暖かい言葉に支えられて計画が進み出しました。

     日程は4/20〜5/1の12日間。フィリピンVIDESの人選により、会員1名はMs.ネシー ガルシアに決定しました。今回のご招待の目的は『VIDES JAPAN海外ボランティア派遣員の受け入れに対しての感謝と日本文化・生活体験の交流』ということで、滞在中の日程内容はVIDES JAPAN会員との交流、活動を見学し、日本文化や生活の体験、そして調布・静岡・大阪のVIDESの支部訪問などを中心に考えることになりました。  桜がまだ少し見られる4月20日、Sr.ビックとMs.ネシーは来日し、まず2人が驚いたのは、高速道路の美しさとドライバーのマナーの良さでした。それからは一緒にお迎えに行った渡辺美浦ちゃんと私は質問攻めにあい、「あの木の名前は?あの川は何? あの電車はどこへ行くの?あの工場は何を作っているの?」などなど、見る物すべてが新鮮に映る2人は、改めて、ただ流れている風景にもすべて名前や意味があることを思い出させてくれました。

     私は調布支部訪問の時に、ご一緒することが出来たのですが、私達の突然の訪問にもかかわらず、暖かく迎えて下さり、リーダーの吉永さんのご自宅にお邪魔致しました。活動の1つであるチャリティバザーの時に販売する、手作りのカゴや紙ねんどのマグネット、クッキーなどの作り方を教わり、特にカゴ作りにはとても興味を持ち、「是非フィリピンの子供達にも教えてあげたい」とのこと。そして日本文化に触れるということで、深大寺を案内して下さり、深大寺そばにもトライしました。Sr.ビックは「フィリピンにはまだ主婦の会員が少ないので、是非見習いたいし、会員の方々のパワーを頂きました。」と意気込みを新たにしていらっしゃいました。

     その他、LUNCH SHOP,VIDES HELPの活動や視察、山中湖へのセミナーの参加の為のドライブ(よし君ありがとう!)、東京見学のはとバスツアー、飛田さん家への家庭訪問、”WELCOME PARTY”、静岡会員との出会い、フィリピンからの宣教女Sr.マリア・ルイーザ(大阪)Sr.アニータ、Sr.マリー・ルー(赤羽)の使徒職視察、東京ディズニーランドなどがありました。”WELCOME PARTY”では、会員や里親の方達との交流や海外ボランティアとの感動の再会があり、沢山の方々が集まって下さいました。プログラムの中に日本文化紹介コーナーがあり、着付けでは阿部美智子・貴子さん母娘にお手伝い頂き、着物と羽織り・袴をMs.ネシーとMs.ロッセーラ(イタリアVIDES)に着せて頂きました。貴子さんにはその後に茶道も披露して頂き、その際の用意やお運びには灘波睦子先生のお力をお借りし、日本舞踊を卒業生の伊東智子さんに踊って頂きました。フィリピンのシスター方やMs.ネシーは、日本の伝統の優雅さに感動し、伝統を守る重要性を受け止め、そしてその準備の大変さを思い、心から感謝していらっしゃいました。昼食には縁の下の力持ちになって下さっている有志の方々で作って下さった日本食、洋食、そしてなんとフィリピン料理のアドボ(byシェフ澤さん)。本当に美味しく、今思い出してもオヨダが・・・本当に皆様のお陰で楽しく素敵なPARTYを開くことが出来ました。Sr.ビックとMs.ネシーは「とってもアットホームでみんなの心を1つにしてくれたこの会の雰囲気をそのままフィリピンに持って帰れたら、どんなにVIDES会員が喜ぶことでしょうね!」と感激を表現してくれました。

     私は今回、このプロジェクトを通して外国人を受け入れる喜びと不安、日本文化を伝えることの楽しさを難しさ、そしてどれだけの人と時間が必要かということを体験し、そのことによって改めて、フィリピンサイドの受け入れの良さに気付かされました。あのシスター方やVIDES会員、そして子供達の笑顔に隠された大きな苦労と深い愛情。。。感謝せずにはいられません。

     Sr.ビックとMs.ネシーが空港で「私達の目と心で感じ、知った日本を沢山のフィリピン人に伝えることが帰国第1の仕事です。どうぞお祈りして下さい。」とおっしゃっていました。皆様、どうかお祈り下さいますようにお願い致します。  最後になりましたが、陰でサポートして下さった赤羽のシスター方、そして笑顔いっぱいでプレッシャーを与えてくれたSr.稲川、日本の生活を体験するということで、ご自宅に招待して下さった飛田さんファミリー、そしてお手伝いして下さったすべての会員と有志の皆様、本当に本当にご協力ありがとうございました。

    中嶋 千晶

    VIDES静岡より

     VIDESフィリピンの方々との出会いとVIDES静岡の活動報告

                             Sr.河村 幸子

     去る4月26日(月)午後、フィリピンの管区長Sr.セリアと財務のSr.ノーラVIDES担 当のSr.マリーヴィックと会員のネイシーが静岡支部を訪問された。  Sr.マリーヴィックとネイシーは修道院2階の部屋で毎月ボランティア活動に参加し ているメンバー達と交流会をした。英語とイタリア語で辞書を片手にお互いに話し合 いができ有意義な5時間を過ごすことができた。参加した会員達もこの出会いによっ てVIDESのことも少し分かった様子で大変良い機会となった。  また、私達が日頃作業しているところなども案内して、山積みの布地なども見学し て帰られた。VIDESを通して神のみ国の発展のために協力していきたいと思う。

     VIDES静岡ではセブの少女たちに布地を送る作業をしている。河村恵子さんが15年 前からセブの洋裁学校へ布地を送っていることから2年前より修院2階へ移した。今で は県内から布地や衣類など多量に届くようになり、修院3階へ運び込み物置になって いる。  会合は月2回、第2と第4水曜日午後1時から4時頃まで行っている。  ボランティアのメンバーは日増しに増え、今では30名位になった。  年齢層は20代から80代の方々が集まってくる。会合の日は山積みになっている布地 を段ボールの大きさにたたみ箱詰め作業をしたり、お互いに精神向上を目指すために 分かち合いや生活苦を抱えている人にはできる範囲の助けの手を貸すなどして会員の 絆を深めている。

     段ボールの郵送料は衣類や手芸品などをフリーマーケットに出品してその収益から 捻出している。わずかな収入でも預金して送料代がたまると郵便局から発送している。  布地を送って下さってくださる方の中には「送料の足しにでも」と言って代金を入 れて下さる方もいる。また、時間の関係で直接ボランティアに参加できないが資金ボ ランティアとして協力して下さる方もいる。いろいろな形で摂理的に人と出会えるこ とを神に感謝したいと思う。  最近はカンボジアへも布地を送るルートができた。  これからも身近な人から世界へ目を向けてVIDES本部との連携をもってできること を続けていきたいと思う。

    VIDES YOUNGフェスティバル

    第1回 VIDES YOUNG フェスティバル

    7月18日日曜日、天候が心配されるなか、第1回 VIDES YOUNG フェスティバ ルが、星美学園幼稚園にて行われました。

     思い起こせば昨年の5月頃、何の話からかSr.稲川と、VIDESで若者の楽器演奏のグ ループを作りたいというような話になり、それが YOUNG フェスティバルの始まり だったように思います。それから数カ月、Sr.稲川から「7月18日に幼稚園を借り れるようになったから、第1回 VIDES YOUNG フェスティバルをやるわよ!!! 」という連絡。あまりに突然な話に、びっくりしましたが、Sr.稲川はYOUNG フェス ティバルを実現させるために、私の知らない色々なところで動いて下さっていたので した。そして、「若者が、自分にできる方法で、自分を自由に表現しよう」というV IDESアカデミーが発足し、本格的にYOUNG フェスティバルに向けて動き出したわけ です。

     何しろ第1回目ということで、何をどうしたら良いのか何もわかりません。でも、 そこはさすがVIDES 。次々と出てくる問題は、次々に解決されていきました。ポスタ ーを作って下さった方、ポストを作って下さった方、食べ物券を作って下さった方、 書き出したらきりがない程のたくさんの方が、ボランティアでYOUNG フェスティバ ルを支えて下さったのです。舞台発表や展示作品も参加して下さる方が集ると同時に 、それらを指導して下さる方々とも出会うことが出来ました。色々な場面で、色々な 形をした神様の恵みを感じるたびに、(やはり神様は私達の活動を喜んで下さってい るのだなあ)と確信し、勇気づけられたのでした。

     たくさんの方の協力によって迎えたYOUNG フェスティバル当日。(お客さんは、 ほんの少ししか来てくれないのではないか...)という心配をよそに、大勢の人、 人、人!驚きと嬉しさでいっぱいでした。正直なところ、あんなにもたくさんの方が いらして下さるとは思っていませんでしたので。園庭に出された焼そばやタコス、ク レープ、フィリピンバーベキュー、ホットドック、じゃがいもなどの屋台も大繁盛。 じゃがいもはVIDES福島プロジェクトで収穫したものが使われました。駄菓子屋さん やゲームでは、星美ホームの子供達が楽しんでくれました。それぞれのお店で、かわ いい売り子さんが一生懸命お手伝いをしてくれました。舞台発表も大好評。出演者も 皆、それまで積み上げてきた努力や苦労が、喜びに変わった事を感じる事が出来たの ではないかと思います。「来年も頑張って、第2回YOUNG フェスティバルをやって ね。」という嬉しい声。やって良かったと、心から思った瞬間でした。

     YOUNG フェスティバルを終えて一番思うことは、「本当に実現されたのだなあ」 ということです。小さなきっかけと希望から、たくさんの方との出会いや協力を得て 、あんなにもすばらしいYOUNG フェスティバルが出来上がったことは、本当にすご い事だと思います。普通では出来ないことをやってのけてしまうVIDES、そしてVIDE S会員の方々のボランティアの動き。与えるだけではなく、自分も楽しむことが、本 当のボランティアなのだということを実感しました。それが意識的ではなく、呼吸と 同じように無意識に行われていたYOUNG フェスティバルの一日は、本当に素敵な一 日でした。御協力して下さった皆様、本当にありがとうございました。

    (記・VIDESアカデミー  高木梨衣)

     はじめに私達が今回のVIDES YOUNGフェスティバルで痛感したのが「音は生きてい る」ということです。楽器の音は私達の状態を正直に表現するのです。疲れていれば 疲れた音に、楽しければ楽しい音に、悲しければ悲しい音に。演奏者である私達自身 がよい状態でいなければ人に聞かせられる演奏はできない、ということを改めて実感 したのです。それから、大変多くの方々が協力してくださったということで多くの方 と接し、また多くのお客様がいらしてくださったことに大変感謝しています。  私達の本来の目的を達成できていたかどうかはわかりませんが、大変有意義であり VIDESにとっても私達若者にとっても意味のある貴重な1日であったことは間違いな いと思います。

     最後になりましたが稲川シスターをはじめ若者にチャンスをくださった多くの方々 、当日のお店をやって下さった方、ご指導下さった方、見に来て下さった方、など多 くの方に改めて感謝いたします。ありがとうございました。

                    VIDESアカデミー 演奏グループ 斉藤杏子 染谷優 高木梨衣

    *VIDESアカデミー

        劇団がんばるマン

     創り、造り、作りだすという事。

    これは人間誰もがやってることだと思います。 特に思春期まっただ中の私達は、”何か”を伝えたくて、そしてその”何か”を知り たくて必死に自分を表現しようとするのです。  始めたのは5月。1月頃から話は出ていたのですが、実際メンバーを集め、制作に取 りかかったのは5月でした。時間もなかったので、とにかく身近な人からメンバーを 集めようと思い、私が学校で所属している演劇部の同学年を誘いました。すると全員、 答えは”Yes”。そして他にもクラスの人に声をかけ、なんとか12人集まり、スター トを切りました。

     今回、脚本・演出は私がやらせていただいたのですが、実はあも脚本、3日間で書 き上げたんです。日頃、感じたことや思ったことなどはメモをしていたので、それを かき集め、ほぼ勢いで仕上げました。 でも自分でいうのも何ですが、結構気にいってます。(笑)

     テーマは「愛」という事で、このテーマはとても大きな、大切なものだと思うので、 これから先も、ずっと追い続けていこうと思っています。 何かを作り上げてはいけない理由なんてない。 劇をやってはいけない理由なんてない。 どこにぶつけていいのかわからず、心にためているパワーもある。 最後にかかわったすべての方々へ・・・本当にありがとうございました。

    文・青木希美

    メンバー ・亀田枝未子・秋間恵璃・角田真奈・尾上彩・角田遙・藤島郁里・宮下沙織 ・内野佑見・宇都宮まどか・後藤友美・佐野花子・青木希美

     サレジオ神学院 神学生からの手紙

    この手紙を僕が書くのは、久しぶりに心を揺り動かされたからです。あのアカデミア を見て感じざるを得なかった事は、「女性の発想力とかパワーというものは本当に凄いな。」っと言 うことと、あのように集まって自分を自由に表現している彼女達を見て、「人間は凄 いな。」ということです。非常に単純な言葉ですが、あの場にいて率直にそう感じま した。VIDESの会員の方々に感謝すると共にその「輪」がもっと広がっていくことを 心から願っています。今度はサレジオ会と合同で何かできたら、世界が広がるのでは ないかと期待しています。ドンボスコは絶対に喜んでいますよ。それではまた。

     *出演者 佐藤

     私は学校のクラブ以外で楽器を演奏したのは初めてで、かなり緊張しましたが、間 違えずに吹くことができたのでとても嬉しかったです。本番までの3人での練習も、 うまくできずに何回もやり直したときもありましたが、それも含めて楽しかったので 本当に良かったと思っています。 またこのような機会があれば、ぜひ参加したいです。 

     *出演者 中林 聡子

     私はフルートの佐藤さんとヴァイオリンの山田さんの伴奏を担当しました。 ずっとピアノを習っているのですが、他の楽器と合わせて弾くのは初めての経験でし かもリハーサルでは、3人の息が合わずボロボロで本番は結構緊張しました。 でも沢山の方に私達の演奏を喜んでもらったのでこの「YOUNGフェスティバル」に参 加してよかったなと思いました。 またこの3人で参加したいです。

     *出演者 山田 友香子

    佐藤さんは積極的に練習に参加していましたが中林さんはあまり練習してくれず、仕 方ないのでアイスでつった。本トにつられてビックリだ。それでも上手なんだから曲 者だ。私もそれほど練習しなかったので人のことは言えないが、馬あれて初めて編曲 をした。難しかったが楽しくて、音楽が一層好きになった。その曲を友達と演奏でき るのだ。これほど嬉しいことはない。私は、私にそんなチャンスをくださったVIDES の方と、あんな未熟な曲を一生懸命弾いてくれた佐藤さんと中林さんに心からお礼を 言いたい。

    フレンドシップ

    高木 麻友子

     私達フレンドシップの活動は、星美ホームの子ども達と、遊びを通したかかわりを 持つことです。そのかかわりの中で、今まで気が付かなかったことに目を向けたり、 忘れかけてしまっていた大切なことを思い出したりと、驚き、発見、喜び、そして感 動をくり返しています。現在は、日々の活動として2歳から6歳の子ども達に一対一 で接することが中心になっていますが、今後は月に一度の定期的な活動として、遠足 に行ったり、全員で一緒に遊んだりすることなどにも力を入れていきたいと思ってい ます。

    その第一回目として、9月11日土曜日に遠足が行われました。当日の朝は曇り空で 雨も少し降り、お天気を心配しながらの出発になりまし たが、目的地の公園に到着する頃には、真夏日とも言えるすばらしい晴天になりまし た。おかげで子ども達は元気に走りまわり、公園内を流れている川での水遊びも大盛 り上がりでした。昼食は、フレンドシップの会員が子ども達一人一人のために準備し たお弁当を、みんなでわいわいおしゃべりをしながら食べました。その後も水遊びは 続き、子ども達も、フレンドシップの会員達もみんなニコニコ顔で本当に楽しそうで した。

    ですが楽しい時間はあっという間にすぎてしまい、帰りの準備が始まるとさす がに子ども達にも疲れが見え始め、星美ホームに帰りつくまでの道のりは、子ども達 にとってもフレンドシップの会員達にとってもちょっと遠かったようです。でも、遊 びすぎて疲れるなんて幸せなことだと思いませんか...?ちなみに今回の遠足の参加者 は、子ども32名、フレンドシップ会員23名、VIDESからの引率者3名 の合計58名でした。今後ますます参加者が増えることを期待しています。  フレンドシップの会員一同、子ども達のステキな笑顔に支えられながら、これから もがんばっていこうと思っていますので、よろしくお願い致します。

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