日本代表vsトンガ代表
エプソンカップ・パシフィックリム
2000年6月3日(土)

秩父宮ラグビー場


■結果
日本代表25(6) - 26(19)トンガ代表

■試合
国内の社会人や大学でも見られない、非常に低レベルな試合だった。これを恥ずかしい試合といわずに、なにを恥というのだろう。1点差の負けであるが、点差以上に、倍以上の開きでトンガに分があった。トンガも、なんかまとまっていないチームでミスが多かったので差はこれだけだったが、まともにやったらコテンパンってとこでしょう。人によっては、「ミスさえなければ日本は勝っていた」なんていうトンチンカンをいうかも知れませんが、それは贔屓の引き倒し。実力はかなり離れていた。
日本は果敢に攻めた。けれど、それはほとんど得点に結びつかないものだった。素早いパス。これはミスの主原因となるものだった。あんやなの、やめたほうがいい。右に左にボールを展開する。されど、トンガのディフェンスは少なくならない。トンガはつねに厚いディフェンスだった。左右に振るのが見え見えだったし、のろいし。それにもまして、ポイント(密集)にトンガの選手が集まらない。ポイントがまったく役に立っていない。日本選手は軽いから、そんなにあわてて密集に人材をつぎ込まなくてもいい、ってな感じだった。
そう。それほどトンガの1人ひとりの力は強く、日本選手1人でがタックルしても倒れないし、日本選手は簡単にボールを奪取された。力の差で、もうすでに負けていたといってよい。しかも、日本はパスが通らない、ノックオンをする、ラインアウトがとれない、誰もいないところにパスをする・・・。もう、最悪です。これで、「もし、○○だったら」なんて、言えるのかね。言えるわけはない。それが、実力なのだから。たまたまトンガも同様にミスをしてくれていたので助かっただけであって、相手が本調子、または、チームワークが整っていれば、日本はもっともっと大敗したに違いない。
後半、一瞬日本がリードしたけれど、それで喜んでいる人は甘いです。
栗原がシンビンとられてましたね。あとからトンガの選手もシンビン。でも、遠目ではあるけれど、どんなラフプレーをしたのか、全然わかんなかったよ。
トンガは、シンプルだけれどパワーのあるチームで、チームワークはよくなかったけど、底力を見せた試合だった。

■出来事
メインスタンドに、どなたか有名人がいらしていた様子で、みんな見ていましたが。あの、肌の色が褐色のひとなのかな。よくわからんです。
しかし、こんな試合を海外に見せるなんて、恥っ晒しいがいのなにものでもない。若い連中の馴れいいんだよ。もっと出場すべき選手がいるでしょう。ベストの選手を出場させるのが、礼儀ってものでしょうが。

■客の入り
10000人もはいったかな? テストマッチにしては寂しい試合でした。

■天気
曇り。風があったね。


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