早稲田大学 vs  立教大学(対抗戦定期戦)
2000年9月2日(土)

江東区夢の島競技場


■結果
早稲田大学114(41) - 0(0)立教大学

■試合
レフェリーは谷口さん。スコアを見ても分かるように、試合にならなかった。見ていても大して面白くない。昔からやってる対抗戦だからといって、やる必要があるのだろうか? 疑問を感じてしまった。優秀な選手を集めている大学と、そうでない大学との差はこんなにあるということの、証明でしょうか。
立教は、マイボールをキープする力がない。マイボールになっても素早くプレッシャーを受けて蹴るだけ。それも、ノータッチになって逆襲される。だったら、蹴らないでなんかやってみてもいいんじゃないのかなあ。どうせ得点されるのだから。コンタクトプレーで胸を借りた方がいいような気がした。まあ、FBをはじめ、みなさんボールのキャッチングができないようなので、基礎から練習するしかないですね。
早稲田は、前半3つのGを失敗するなど、キックにいささか不安。あとはよく分からない。もう少し力の拮抗している相手とのゲームでないと、選手の力もよくわかんないのじゃないのかな。といいつつ、10年以上も見ていてまだ選手の動きやプレー、反則などがぜーんぜん見えない私なのですが。そうそう。早稲田の左WTBの山下大悟という選手が力強く走っていましたね。あと、7番FLの選手も動いていた。まあ、フロントローの選手がトライするぐらいだから。よく分かりませんが。

■出来事
新木場に降りるのは、何年かぶりです。しばらく時間があったので夢の島公園に入りました。草いきれがムッとするほどです。こちらのグラウンドには人影もまばら。なになに、運動会ぐらいにしか使われていないの? もったいないね。こんなに広いのに。第五福竜丸の展示館(閉まっていたけれど)の近くに行き、ガラス張りの壁から中を覗く。船体が不気味にそそり立っていた。ヨットハーバーもあるんだね。なんてたらたら歩き、車道の上にかかる橋を渡って競技場へ入りました。夜景には、電車、飛行機、ヘリコプター、車のライトなど。そして、豊洲あたりの高層ビルも見えます。雨が上がった空には、三日月も。
立教のNo.8は、石原慎太郎という名前だった。

■客の入り
関東協会のHPには江東区陸上とあったので、電話で協会に聞いたら新木場だというので、江東区夢の島競技場だろうと思って出かけました。この競技場は江戸川のようにトラックがあるので、フィールドが遠い。見にくい。スタンドはメインだけで、バックには狭い芝生があるだけ。客席数は・・・1200-1500ぐらいかな。お客は、300人を超える程度ではないかと思います。周囲に座っていたのは、家族、友だち、OBなんかが主で、つまりは関係者が多かった。

■天気
本日は残暑も厳しく37度だったとか。新木場に着いたのは5時前で。コンビニでパンを買い、それをデイパックにつめて夢の島公園などを歩き、競技場に入ったのは5時30分。なんとなく空が少し暗いかな、と思っていたら、4時50分に雨がバラバラと降ってきた。大粒だけど、この競技場には屋根がある。そのうち、北の空で落雷。6時前に「落雷のためキックオが10分遅れて、6時10分になる」とのアナウンス。と思っていたら、風も交えて雨が屋根の中に横殴りに吹き付けてきた。しばらく我慢していたが、どしゃぶりになって、これはたまらん。大半は席をたって、後方の通路に待避した。豪雨である。叩きつける雨は霧のようになって、グラウンドの上に飛沫を上げている。そして雷鳴。「キックオフは6時15分に変更します」とのアナウンス。しかし、この雨でやれるのかいな? とも思えるほど。屋根の継ぎ目からは雨がじょろじょろと滴り落ちてくる。たまったものではない。が、暗雲は南に移動し、6時15分前には、なにもなかったかのように上がってしまった。照明灯が、水を吸った緑のグラウンドを青々と照らし出している。さあ、キックオフ。客も席に戻り、といっても、びしょびしょの椅子を拭かなくては座れませんでしたが、試合に視線を移動させたのでした。


back next
 
 

|ホームページへ戻る|