■試合
前半は、互角。ごりごりの三洋が、見違えるほどひゅんひゅんと走り、バックスにパスしてランニングラグビーをやっている。こないだまで重量フォワードだったサントリーも、軽快に走るラグビーをやっている。見ていて楽しいラグビーだなあ、なんて思えたのは前半まで。後半は。サントリー心を入れ替えたのか、No.8斉藤の突破など、フォワードで前に突進するシーンが多くなって。あっという間にトライを積み重ねて三洋を引き離す。
三洋は、ディフェンスがぼろぼろ。サントリーの素早い攻撃にずるずると後退する。SOの新井がサントリー陣内でハイパント攻撃するも、あまり効果ない。どんどん引き離される。サントリーは、後半大幅に選手入れ替え。三洋も後半の20分前にラトゥを投入。斉藤へのアタックで撃沈するなど、往事を思わせるパワーは、なかなか。しかし、三洋はいくつかの決定的チャンスをものにできず、いいようにトライをとられてしまう。うーむ。三洋の時代は終わった、と思わせる内容だった。なんとなく、軽い試合だったしね。レフェリーは畠本さん。
■出来事
とくに、これといったことはなかったね。
■客の入り
5000人いたかな。どうだろう。
■天気
降水率は30%の東京だけれど、2時過ぎに秩父宮にはいると空は黒雲に覆われている。しかも、バックスタンドから見て明治神宮方面に稲光。そして、雷鳴。程なくして雨。一瞬の豪雨。メインと南側の客は屋根の下へ。バックの客はスタンド下に避難。私は、折り畳み傘をひらいて見学。それでも、吹き付ける雨に濡れてしまう。傘もささずずぶ濡れのままを楽しんでいる若い人もいたりして。この雨、前半終了時点であがり、あとは蒸し暑くなる。傘も乾いてしまうほど。
[2000.09.15]