■試合
関東学院は、力強さとしたたかさが目立っていた。何をやってもそつがない。モールをがんがん押したりパワーで圧倒。かと思うと、左右にボールを展開してのランニングラグビー。SHのサイドアタック。そして、後半は奔放さがはじけたのか、縦にボールをつないでつないでの突進。そして、スクラムトライ。最後は27分に登場した四宮が豪快に独走トライを披露してノーサイド。関東の見せ場だけが目立った試合だった。
中央は、前半20分まで失点を3点に押さえるなど、DFでも光っていた。しかも、最後まで切れていなかった。あくまで走り、動き、ぶつかっていた。得点は結果的に開いてしまったけれど、チームとしてのまとまりはあったし、いいタックルも見せていた。惜しむらくはノックオンが多かったこと。いい場面でこぼしていたので、もったいなかった。また、ラインアウトがあまり取れていないのも惜しい。
結局のところ、地力が違うといってもいいのかも知れない。これで関東は来週法政とぶつかる。どっちが強いのかとつても興味があるところである。6:4で関東かな、というのが私の予想。
■出来事
実をいうと前半30分ぐらいまで両チームを逆だと思っていた。青・白・黒の横縞が関東だと思いこみ、白のジャージが中央だと思いこんでいた。はっ、と気がついたのは、あまりにも中央が強すぎるからか。あ、白のジャージが関東だ。セカンドジャージだ、とハタと気がついた。それまでは、場内アナウンスが間違っていると思いこんでいた。やれやれ。私はアホです。いくら似ているといっても縞の幅が関東は同じで、色も中央みたいに彩度が高くないのにね。
それにしても、場内の広告は少ないねえ、相変わらず。広告費の削減か、コンクリのフェンスがそのままのところが目立つ。
そうそう。青山一丁目駅をでたら、ちょうど青山祭りをやっとりました。パレードでもあったのかな。銀杏並木ではちょっとしたバザールも。なんかの撮影もやってたなあ。
となりの神宮球場では六大学野球。明治対法政。けど、法政の得点の時に立教の応援歌が演奏されていたのはなぜだろう。
終わって明治公園の方に抜けたら、白ヘルの一行を機動隊が取り囲んでデモ行進中。こういう人々もまだいるのだね。
■客の入り
2000人ぐらいかな。
■天気
くもり。
[2000.10.22]