早稲田大学 vs  法政大学

(関東大学ジュニア選手権)



リコー vs  サントリー

2000年11月25日(土)

秩父宮ラグビー場


■結果
早稲田大学31(10) - 20(10)法政大学

■試合
関東大学ジュニア選手権だって。どういう方式でやっているのか知らないけれど。去年までは、こんなの秩父宮でやんなかったよな。まあ、社会人の前座って感じか。入ったのは12時40分過ぎ。前半の28分ぐらい。7-7の同点だった。1〜3年生が主体なのかな? 1〜2年生なのか。そういうところ、分かりません。2本目と見ていいのかも分からない。
なんか、やっぱり、両チームとも軽いというか、攻守がめまぐるしく変わる試合で、重厚感はあんまりない。結果的に早稲田が勝ったけど、チーム力は五分だね。組織プレーでは法政、個人プレーでは早稲田かな。マイボールをつないで敵陣に切り込んでトライをとるのが法政で、法政のスペースをうまく見つけてするすると抜けていくのが、早稲田。後半の3分なんか、法政がドライビングモールをががっと押し込んでトライしたと思ったら、その2分後には早稲田が走って走ってトライを返す。なんか、めまぐるしい試合だった。
レフェリーの浅井さんは、位置取りがわるくて、ちゃんと見えていないような気がする。

■結果
リコー29(15) - 43(12)サントリー

■試合
前の試合がライト感覚だったので、なかなかに重厚感のある試合に思えた。いや、そんなことを言っては失礼だ。力と力のぶつかり合いが、とても見応えのある試合だった。結果的に14点差になったけれど、前半はリコーが優勢。前半の40分にサントリー斉藤が力ずくで走りこんだトライは、なかなかだったね。で、後半すぐにサントリーが2トライ取り返した。リコーはそれで突き放されることなく取られたら取り返すで、4点〜11点の差で終盤までもつれこんだ。
後半サントリーは頻繁に選手交代。今泉、永友、阮、星川といったなじみ深い名前がアナウンスされた。
リコーのSOフォレストはキック力に自信があるのか、ハーフウェイライン近くからもPGを選択。1/2の確率で入れていた。
サントリーは、後半になって地力が出たのかな。走力、スピード、左右への展開、継続などでリコーより長けていた。リコーも外国人選手を核弾頭にして切り込んでいったけれど、決定力不足。サントリーのDFの方が素速く反応していたね。だからって、リコーのDFがダメだったってことじゃない。鋭いタックルはお見舞いしていたし、よく走っていた。リコーって、こんなに強かったっけ? というのが、今日の印象。

■出来事
早稲田ジュニアのジャージは、臙脂と黒の間に白い線が入ったユニフォームなんだね。
2試合目のリコーvsサントリーの試合前、両チームの選手が例によってミニボールを場内に投げ込んだ。サントリーのFB小野澤は最後にバックスタンドにやってきた。それを迎えるように客席の前の方の男性が立ち上がった。サントリーの旗を持っている。小野澤はへらへら笑いながら、明らかに知人と思われる観客席の男に、手渡すようにしてボールを投げ込んだ。おーい。なんだよ。一般大衆に向けたサービスじゃないのか。仲間内でやりとりするんじゃねーよ。と、思ったぞ。
銀杏並木は黄色く色づき始めた。わざわざ、この下を歩くためにやってくる人もいるんだね。そういえば、“いちょう祭り”なんていうのをやっていた様子。
第2試合終了後、社会人の表彰式が行なわれ、サントリーにトロフィーが渡されていた。

■客の入り
第1試合は1,000人ぐらい? 第2試合は3,000人ぐらいか。

■天気
晴れっぽかったんだけど、1時過ぎから陽が射さなくなってしまった。頭上は青空なんだけど、太陽に雲がかかってた。第2試合も後半になると、ちと寒かったよ。

[2000.11.25]

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