日本大学 vs  明治大学

関東学院大学 vs  筑波大学

2000年12月16日(土)

大学選手権
秩父宮ラグビー場


■結果
日本大学23(13) - 38(14)明治大学

■試合
12時50分頃入りました。レフェリーは畠本さん。前半終了間際。6-7で、明治が1点リード。ええ!? と思っていたら、明治がトライ。と、すぐに日大もトライ。力は拮抗している様子。明治が破れたら、興味深い展開になるなあ、と思っていたのですが。
日大はウケにまわるとDFがばらばら。明治の左右の展開に追いつけず、しだいにDFが薄くなって、弱点を露呈させていきます。走る明治も、なかなかいいね。日大は、策がない。勢いというか、ワンパターン。たいがいが、明治のDFに止められてしまう。
後半35分、日大が自陣インゴールから蹴らずに走って走って走って、明治陣の22mラインあたりまでもっていったときは、ちょっと驚いた。けど、それも一瞬。結局、無策で日大は沈んだ。

■結果
関東学院大学39(5) - 12(5)筑波大学

■試合
レフェリーは谷口さん。
攻めあぐねる関東。どうもリズムが単調。筑波のDFがきびきびしていて、タックルもよく決まる。関東の力強さがまったく見られない。なこといってるうち、筑波が先制トライを奪ってしまう。あらら。しかし、そのうち関東が・・・と思っているのに、まったく得点に結びつかない。どころか、筑波のDFにはじき飛ばされている。どうなっているんだ。どうも、正攻法で攻め過ぎかなあ。展開してバックスで取ろうとしているような気配。関東が前半38分、筑波ゴールに迫る。しかし、筑波のDFがしのぐ。その様子に場内から“おーっ”という歓声と大きな拍手。これほど健闘をたたえる賞賛の拍手がおこるなんて、めずらしい。
後半になると、関東はFWを積極的に使うようになった。縦に突進させてフォローしてさらに縦に。こんな具合の攻めになって、多くのトライをFWが取るような展開になる。力強さはよみがえったが、スピード感のある攻撃とはいえないやな。しかも、関東のラック周辺ではFWの選手がうろうろしていてオブストラクションもどき。ダーティでずるがしこいプレーが目立つようになる。それと、関東にはたび重なるノット・リリース・ザ・ボールの反則を。筑波にはノット・ロール・アウェイの反則がそれぞれ課せられていた。両チームのプレースタイルの違いなのかどーか知らないが、こういうのも、なんでえ? という気分で見てましたね。
けっきょく、こうやってFWでトライを取っていき、なんとか勝てたけれど。どうもぴりっとしない。どうしちゃったんだ? というより、筑波って、こんなに強かったの? という気分。

■出来事
試合の前に校歌。第2試合では筑波の校歌の後、関東・・・と思ったら再度筑波の校歌が流れて。いったん止まったもののまた筑波の校歌が流れて・・・。結局、関東の校歌が流れない。おいおい。秩父宮は、歌のとり違いのめいもんかい?
なんか、大差のつかない1回戦だねえ。うーむ。銀杏並木の銀杏は、葉がほとんど落ちてしまっていた。

■客の入り
12,000人前後ってとこかな?

■天気
快晴。

[2000.12.16]

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