大東文化大学 vs  立命館大学

慶応大学 vs  大阪体育大学

2000年12月17日(日)

大学選手権
秩父宮ラグビー場


■結果
大東文化大学43(19) - 26(16)立命館大学

■試合
レフェリーは下井さん。
12時45分ぐらいに入ったぞ。前半の30分過ぎぐらい。12-11で大東がリード。なんだ。拮抗しているじゃないか。で、すぐに立命がトライを決めて12-16とリード。おお。これはこれは。前半終了間際に大東が1本返して19-16。なかなかいい試合だ、スコアはね。
いつもながらの大東の雑で大ざっぱなプレーが目につきます。オールアバウト、その場その場で適当にしのいでいるって感じ。目に付くのはロックのバツベイとNo.8マウの2人。この2人の力づくの突進と、トリッキーなパス(後ろ手に放ったり、長い手で軽くキャッチしたり)でチャンスを広げていく。まあ、いってしまえば、それだけのチームかな。パスミスとかも多くて、とても完成度が高いチームには思えない。
立命はDFが機敏。とってもスピーディ。ラックからでもさっと戻ってDFラインをきっちりと敷いていく。けど、攻撃の方はいまひとつ詰めが甘いというか、決定力がない。何かが足りない。たぶん、パワーのあるFWじゃないのかな。
大東は後半30分過ぎになるといつものようにバテバテ。息切れして走れなくなる。この間に立命は果敢に攻めたてるが、結局及ばす。立命は5つのトライでコンバージョンがまったく決まっていない。これ、決まっていたらプラス15点だからね。スコアはどっこいどっこいになっていたはず。そうなっていれば、大東にもっとプレッシャーが与えられたのにね。もったいない。

■結果
慶応大学58(29) - 12(5)大阪体育大学

■試合
レフェリーは相田さん。
なんか、とんでもなく静かなスタートであった。地味。慶応が攻める。大体ゴールライン前。慶応は右に左にボールを展開する。けれど、大体のDFはまったく余らない。そういう、じりじりする状態がずーーーーっとつづいた。この、突破できないところに、慶応のパワーに衰えがあるんじゃないか、と勘ぐってしまった。まあ、なんとか間隙をついてトライを奪ったけど。それにしても、長い攻撃でミスをしないのは、なかなか。前半22分のトライをきっかけにゲームがダイナミックに動き始める。この独走してのトライは、相手のDFをうち破ってというよりも大体が疲れてきてほころび始めたから、っていう印象。縦横に走りを見せて、攻撃のオプションを巧みに繰り出していた。もっとも、ミスが目立ち始めたけどだから、見ていて楽しいラグビーだったね。
大体大の選手が危険なタックルでシンビンを食らっていた。けどさ。慶応も始めの頃に首にタックルというのがあったんだよね。こっちはシンビンになっていない。これはどうしてなんだ?
後半、ゲームは動くかと思ったら、またまた静かな攻撃に逆戻り。まあ、じわじわと慶応が大体を突き放すトライを重ねていったけどね。ま、これは実力差というところでしょうかね。慶応は、栗原が大活躍。栗原だけを見ていても、楽しい。

■出来事
銀杏はすっかり枯れてしまっている。昨日は快晴だったけど、本日は曇天。ともに、メインスタンドに座った。だって、バックスタンドの一般自由席は左右に2ブロックずつしかなくて、座れないんだもんな。その点、メインは寒いけれど座れる。

■客の入り
8,000人ぐらいかなあ。昨日よりは少なかった。関西の学校との対戦が2ゲームもつづいたからだろう。1試合を昨日の試合を取り替えればよかったのに。

■天気
曇り。

[2000.12.18]

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