上智大学 vs 学習院大学
2001年9月9日(日)

学習院目白グラウンド


■結果

上智大学25(12) - 0(0)学習院大学

■試合
学習院、押し気味。そんな印象をもったのだけど、その勢いもトライにまで至らない。むしろ、上智の逆襲であたふたする。ボールをキープしている時間は全体に学習院の方が多かった、感じなんだけどね。でも、攻守が頻繁に入れ替わり、互角の戦いという印象も。少ないチャンスを確実にものにした、というのかな。と思っていたのだけど、どーも学習院は攻撃がワンパターン。これといって策がない。一方の上智は、展開する、中央に当たっていく、キックする、モールで押し込む・・・。いろんなオプションがあって多彩。上智の方が柔軟だった。
トライは3つ。最初のトライは、前半で、走ってオープン攻撃。気持ちよく抜けた。前半2つ目は攻め込んでモールで押し込んだもの。パワーの違いを見せつける。3つ目は後半も最後の頃で、これも攻め込んでモールで押し込んだ。このあたり、相当自信をもっている、って感じ。
ラインアウトも上智はいろいろやっていて、見ていて面白かった。終わってみれば完封。そんなに力の差はないように見えて、実はかなり違うのかも。もっとも、後半は雨のためハンドリングが悪くなるは水しぶきが上がるは泥んこになるわ。試合になっていなかった。また、後半の学習院は選手がぞろぞろ怪我をしていた。ためにメディカル大忙し。このあたりも、上智が一枚上か。

■出来事
後半、タッチラインが水没して見えなくなると、部員がプラスチックの半円球をハーフウェイライン、10mライン、22mラインのところに置いていく。てっぺんに穴が開いていたから、ポールを立てるためのもの? でも、今日はラインが見えなくなったので、その目印だな。

■客の入り
雨にもかかわらず、ずいぶんいた。去年より多かったような気がする。上智の選手がボールをもって5メートルも走ると「キャーッ」という歓声が一角から湧く。上智の女子学生か選手の彼女たちか。10人ぐらいの女の子がきておった。なかなか微笑ましい。

■天気
台風がきているので雨模様。2時前にサッと降った。で、キックオフ。その後は雲の切れ目から強い陽射し。暑い。それだけではない。グラウンドの水気が蒸発して蒸す。グラウンド全体がサウナみたい。しかし、20分ぐらいつづいただけで、急に曇天。そして、雨。グラウンドの隅にちょっと水たまりができる程度。雨が上がりハーフタイムになって、そのハーフタイムが終わって後半の笛が吹かれると同時に雨。驟雨。スコール。地面からしぶきが上がる。あっという間にグラウンドは水浸し。タッチライン際はすべて水たまり。グラウンド内にも水たまり。驟雨は20分ぐらいつづいて、あとは降ったり止んだり。とんでもない天気だった。しかし、客もあまり帰らず見ていたね。

[2001.09.10]

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