■試合
スコアは一方的だけど、試合はなかなか動きがあって面白かった。もちろん慶應の方が強いのだけれど、東大がなかなかがんばっているのだ。もちろん、攻めも守りもいまひとつ。けど、少し修正すればなかなかいけるのではないかな? たとえば、SHの玉だしが遅いのと、放る玉が弓なりで時間がかかること。これなど、練習次第だ。SOも1人飛ばしてパスするとか、あるいは最初にパスを受けたセンターがすぐに外にパスするとかして、左右を広く使えば攻撃に幅がでるはず。いまのところは、かなり単調。当たりは、弱い。これは個人の体格も影響するから難しいけど、フォローをもっと速くすればいい。FWがすぐにへばっていたから、フィットネスも大切。そんなところを強化すれば、かなり慶應には近づけると見た。逆にいえば、強すぎるように見える慶應も、相手がディフェンスの強いチームだったり、攻撃のオプションが豊富なチームなら、そうでもなくなる可能性がある、ということだ。
といっても、フィットネスは難しいかなあ。後半30分を過ぎると、東大は10人ちょいで戦っている状態だったし・・・。
ラック周りでは、慶應は割とクリーンな試合運びを行なっておった。一方の東大は受けにまわることが多かったせいか、DFラインはことごとくオフサイド。もっとも、いちいちペナルティは取っていなかったけど。
■出来事
国立能楽堂で生まれて初めて狂言を(といっても、練習生かお稽古ごとの延長のようなものの発表会)見て、それからテクテクやってきて、入ったのは前半の29分。すでに30点以上の差をつけていた慶應だった。
■客の入り
1000人は、いたのかな?
■天気
快晴。昨日より暖かい、いい日和であった。
[2001.09.24]