東京大学 vs 成城大学
青山学院大学 vs 成蹊大学
2001年12月9日(日)

関東大学対抗戦入替戦/秩父宮ラグビー場


■結果

東京大学
45
21

7
28
成城大学
24

21

■試合
12時10分過ぎに入ってトイレに行っていたら歓声。スタンドに入ると、ちょうど成城のコンバージョンが決まったところ。スコアを見たら7-0。おお。成城が先行か。これは面白いことになるかな・・・。という期待も、あっというまに消えた。東大の怒濤の攻撃で成城は自陣ゴール前でペナルティ連発。あっけなくペナルティトライ、で同点。
東大の方が出足がよく、成城がマイボールでラックからボールを出しても、蹴るのが精一杯。攻撃しながら後退していく。やたら蹴るばかりで、みすみす相手ボールにしているわけだけれど、かといってボールをまわして走るのも危うい感じ。まあ、蹴るのも致し方ないか、という感じだね。東大の方が理にかなった攻撃というのかな、ラックへの集まりは早いし、出すのも早く、即左右に展開してボールを散らす。畳みかけるような攻撃で、ほとんどのシーンが東大の攻勢のシーン。たまにするすると成城が抜けるシーンもあって場内は湧くのだけれど、フォローがないしね。それでも、成城は後半3トライ挙げて(といっても試合が決定してからだけれど)、存在感を示した。
力の差は、あったね。たまにはBからAへ上って、という入れ替わりがあってもいいと思うのだけれど。なかなか東大の壁は厚いってことだ。

■結果

青山学院大学
46
20

8
16
成蹊大学
26

8

■試合
第2試合。青学が先行したけれど、成蹊はPGを狙うなど、点差を広げさせず追いついていこうという作戦。実際、大量リードを許さずにくっついていった方かも知れない。しかし、あらゆる面で青学の方が上手かった。成蹊マイボールでも攻撃のオプションがない。とりあえず突っ込むけれど、なかなか2次、3次攻撃につながらない。ここらへんは、力の差がありあり。まあ、スペースをつくる、みつけるにしても、それだけの余裕が成蹊にはないんだろうな。青学のディフェンスにギャップはなく、タイトにつめられた壁にぶち当たって行くだけでは、得点にはむすびつかないよね。それでも、前半と後半に1トライずつ。この攻撃はみていてわくわく。ボールのつなぎもみごとだし、スピード感もあった。ああいう攻撃が試合時間を通してみられると面白いんだけれど。それにしても、ラグビー高校出身がずらりと並ぶ青学に対して、ほとんどが普通校(成蹊が半分ぐらい)のチームが当たっていくこと自体がわくわくする。これで、試合がひっくり返ればもっと面白いんだけれど。ま、そういうわけにはなかなかいかないね。

■出来事
すっかり銀杏並木は黄色くなって、というより、大部散って、裸の銀杏の方が多い。いつのまにか、季節はめぐるだな。
そういやあ、去年は入替戦を見に熊谷まで行ったんだっけ。それと比べればアクセスはいい。そのせいか、客も多かった。

■客の入り
第1試合(12時キックオフ)は、かなり入っていた。といっても、2〜3000人? って、とてもいい加減だけど。社会人の試合やリーグ戦の試合よりは入っていたぞ。とくに成城応援団が元気で、声を挙げて応援していた。第2試合になるとずいぶん減ったけれど(寒いせいもあるはず)、それでも前半は成蹊ファンも声を出して応援していたね。でも、負けがわかると、あまりの寒さに(?)、どんどん客の数は減っていったぞ。

■天気
天気晴朗なれど北風強し。で、とても冷たかった。北から南に吹いてくるので、バックスタンドのどこにいても右の耳が冷たく痛い。バックの北の隅の方や北側スタンドにも行ってみたけれど、どこも風が舞っている。風が来ない個所はないというぐらいで、だいぶん弱った。だって耐え難く右半身が冷えるんだもん。

[2001.12.10]

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