日本代表 vs 中華台北代表
2002年7月6日(土)

国立競技場


■結果

日本代表
155
71

3
3点
中華台北
84

0

■試合
日本代表は記録的な得点と得点差で勝った。けど、なんか納得いかない。だって、日本のパス回しなんか、ほとんどボロボロで、お手玉ばかり。でも、相手ディフェンスが緩慢だから助かっていただけ。日本の独走トライが多かった。けど、最期ゴール際で追いつかれているシーンが目立っていた。これは、FWがトライしたから、というわけでもなく、FB小野沢らでもそういうシーンがあった。BKで足が遅いのか? 中華台北に俊足がいたってことか? 追いつかれそうな場所に相手がいたこともあるだろうけど、だったらちゃんとフォローが走れよな。といいたい。後半になると、追いつかれるようなこともなくなり、フォローも併走してボールを巧みに操るようになつたけど、弱い相手にそれではしょうがないだろう。しかも、後半、相手はバテバテだし、1人シンビンで欠いている上、故障者がでたりで15人vs13人てな場面もあった。それで、弱い相手をいたぶるのは、そんなに面白いか? という気がした。
どうせなら、外国人3人を外して日本人だけで戦って、どれほどの力があるのか見たかった。とくに、SOの岩渕を見てみたかった。岩渕は陰に隠れてしまって出番が少ないけど、そのいわれている柔軟さが、どれだけ発揮できるか見たかった。
155点。これに何の意味があるんだろう? 前々回のW杯のとき、日本がNZ相手に145失点したとき、見ていた観客は自分と同じように思っていたのかな。もっとやれ、なんて私は思わなかったぞ。手をヌケとは言わないが、代表選手ででていないプレーヤーにチャンスを与えるぐらいしたっていいじゃないか、ということだ。とくに、アジアでは韓国も中華台北も西洋人・オセアニア人は加入させていない。だったら、イコール・フィフティの条件下で戦わせて見たいと思っても不思議じゃないだろ?
といいながらも、いくつかいいトライがあったのも事実。前半31分の、ミラーがタップして左オープンにパス、栗原から小野沢に渡ったトライは美しかった。でも、明らかに力が違う相手に個人技で、たとえば大畑が何度もトライを重ねていたけど、あんなの意味がないと思う。とにかく、こんなんで喜んでもしょーがねーだろう、というような試合だった。

■出来事
第5回ワールドカップ・アジア地区予選最終予選、第2戦である。これでもう日本がアジア代表としてW杯にでるのは確実。けど、近くのオセアニアではフィジー、トンガ、サモアがオセアニア代表をめぐって戦っていることを思うと、日本は恵まれすぎ。というか、アジアとオセアニアをセットにして、フィジー、トンガ、サモア、韓国、日本、香港(は、なぜでられないんだ? 国じゃないからか?)あたりから3カ国でられるぐらいの枠にしたほうが実力的には伯仲するんじゃないのかな。
昼は入谷の朝顔市、そのあと合羽橋通りの下町七夕まつり。神谷バー2Fで軽く食事。で、たらたら再び合羽橋通りを入谷方面に戻り、そのまま歩いて秋葉原・昌平橋図書館で小一時間休憩。で、7時ちょうどぐらいに国立に入った。実をいうと、直前まで迷った。どうせ100点ゲームは分かっている。あとは、失点をどれだけ抑えられるか。それ以外に見どころはない。そんな試合に1500円もだすのは、なあ・・・と。けど、まあ、夏直前に見られる試合はこれだけだし。ま、つきあいで見に行くか、ってな具合。
チケット売場の列は短かった。場内も、寂しかった。だろうな。私すらくるのが面倒だな、と思ったぐらい何だから。

■客の入り
10000人は入ってないんだろうね。さぶ。

■天気
晴れ。風が強かった。暑いし湿気もある。

[2002.07.07]

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