帝京大学 vs 青山学院大学
2002年10月14日(月)

秩父宮ラグビー場


■結果

帝京大学
69
48

0
14
青山学院大学
21

14

■試合
なんかなあ、今年は秩父宮で魅力的なカードが故意に組まれていないので、「行こう」という意欲がなかなか湧かない。ちょっと前まで、こんなじゃなかったぞ。それに、早稲田vs日体なんてカードはゴールデンカードで、席割も特別でバックに指定があったり、チケットのサイズだってでかかった。それが、日体の凋落で「どーせ100点ゲーム」という体たらく。がんばれ日体! といいたいが、同じ様な状態なのが、青山学院だ。ちょっと前は早稲田、明治を脅かす力を発揮したのに、このところ低調。どうした青学! だよ。対する帝京は、強いんだか弱いんだか分からない学校で、評価が一定しないのが難点。「偏差値低いけどラグビーは強いぞ」的な居直りがあってもいいのに、やっぱり伝統校とやると萎縮してしまったりする。うーむ。
で、本日の試合。レベルの低い駄ゲームだった。
前半は、両チームともにミスばっか。帝京も攻めているのにお手玉とか。おいおい、これじゃ草ラグビーだよ。というわけで、あくびがでる。スコアでは48-0と圧勝している帝京。まあね、青学のディフェンスが全然なっとらんだったからね。7トライぐらいしても不思議ではない。というか、もっとラクにトライはとれたはずだし、もっとスコアが離れてもいい状態。でも、できないというのが、今の帝京? これでは、上位チームに歯が立つまい。
そうなんだよなあ。対抗戦グループのAの中でも、上位と下位がはっきり別れているんだよ。上位に早稲田、慶應、明治。中位に筑波、帝京。下位に日体、青学、東大。それぞれは上のチームに勝てない。だから、上位と下位のチームがやっても面白くもなんともない。試合も、勝てる"かも知れない"という拮抗した状態で見るから楽しいんで、はじめっから大差が分かっていては面白さも半減以下。なんとかして欲しいものである。それにしても、強さを維持している早稲田、明治はたいしたものだ。
さて、後半。帝京がメンバーを何枚か変えたら、トライがとれなくなってしまった。青学の甘いディフェンスに捕まってしまう。青学のデイフェンスの穴が目立たなくなってしまう。なんかなあ。これじゃ、帝京の底の浅いところが露呈したも同然じゃないか。情けない。かえって青学は奮起。2トライ奪って、まだまだ攻める勢いだったね。あと1トライ取れるチャンスが何度もありながら、とれなかったのは残念な青学だった。青学も、まるっきりやる気がなくなった、ってなワケでもなさそう。来年に向かってがんばってもらうしかないね。
レフェリーは、小野塚さんという、あまり知らない人。この人、スローフォワードをまったくとらないのだね。線審もレベルが低い。2メートルぐらい違っていたりして、おいおい、とバックスタンドの上からみておった。

■出来事
別にないなあ。隣で六大学野球、明治vs立教やってたけど、どっちが勝ったのかな?

■客の入り
さびしい限り。2000人入ってた? 暖かかったせいか、バックに人が多く入っていた。

■天気
快晴。あったか〜い1日。

[2002.10.14]

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