筑波大学 vs 早稲田大学
2002年10月20日(日)

秩父宮ラグビー場


■結果

筑波大学
13
8

19
43
早稲田大学
5

24

■試合
なかなか興味深い試合だったな。早稲田は筑波を一蹴するかと思いきや、やっつけるのに手間取ったってな感じ。いくら体格やスピードに勝っても、ディフェンスの強いチームには早稲田の攻撃も通じないかも知れないなという、そんな印象をもった。
見かけ、早稲田のFWがでかい。ってか、筑波が小さいのかも知れないけど。これじゃかなーねーだろな、って思った。ところが、なかなかタックルいいんだよ、これが、筑波。ばしばし当たってく。で、早稲田はなかなかきっかけが奪えないまま、前半。しかも、30分過ぎに大田原ってのがラフプレーでシンビン退場をくらう。これ、よく見えなかったのだけど、なんか、早稲田のいらつきを感じさせるプレーだな。この時点で8-7と筑波がリードしているから、こりゃうまくするとシンビンの間に1トライ奪って突き放しにかかる、って誰しもが思うんだけど、あにはからんや。トライを取ったのは早稲田の方だった。きっと、こりゃチャンスと攻撃に神経が行ってしまい、DFのタガが緩んだにちがいない。あれほど固かったDFがあっさりと抜かれ、追走する筑波の選手が快足早稲田の選手を突き飛ばした? かなんかして、ペナルティトライ。おいおい、ってな気分だよ。さらに、シンビン選手が戻ってからも1トライ取られて、なんかなあ、しまりがなくなっちまった。
後半も筑波、よくDFしたけど、それが精一杯。早稲田のオフサイド臭い速い出足に翻弄されて、加点に結びつかない。だいたい、筑波には策がなかった。突破できないものだから、なにかというと相手の裏に蹴り込む一本槍。これじゃさあ、相手ボールを献上しているようなもんじゃない。いまどきのラグビーは、相手にボールを渡しちゃだめなんだよ。いくら相手陣内深く蹴り込んでも、相手ボールラインアウトじゃダメなんだよ。それが徹底していない。筑波には、策を練ることを希望したい。

■出来事
朝から雨という天気予報だったけど、降り出したのは1時すぎ。それも、小雨だった。けど、小雨にしては空には厚い雲。そのせいで、暗いんだよ。ほんと、照明がないとよく見えない。スコアボードもよく見えない。このスコアボードに、うっすら照明があるだけで、場内は薄暗い状態。なんとかしてもらいたいものだ。

■客の入り
屋根の下は割と入っていたな。5000人ぐらいは見ていたのかな。

■天気
小雨。そして、寒かった。

[2002.10.20]

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