早稲田大学 vs 流通経済大学
関東学院大学 vs筑波大学
2002年12月15日(日)

秩父宮ラグビー場


■結果

早稲田大学
79
36

3
3
流通経済大学
43

0

■試合
大学選手権1回戦。
45-15ぐらいの結果を予測していた。大外れ。でも、前半の15分ぐらいまでの流通経済は、なかなかしまった試合をしていた。といっても、ディフェンスだけだったけど。でも、そのしつこいディフェンスに早稲田がいらついているのが見えた。ラフなプレーがあったし、好機に(あわてたのか)ミスしたり、ちょっとフツーじゃなかった。その早稲田がカチリと機能しはじめたのは、2トライ目を挙げたぐらいぐらいからか。スピードのある攻撃が出始めて、流通経済のディフェンスを蹴散らしはじめた。これでもう、早稲田ペース。後半も、このペース変わらず。
流通経済は、失点を少なくすることに集中したような態勢。トライがとれる、とれそう、とりにいく、というカタチがほとんど見られなかった。それと、前半と後半で態勢を修正したように見えなかったのも、ちと残念。少しは学習しろよといいたくなる。
とはいうものの、レフェリーの、なんとなく早稲田有利の笛で早稲田がトライを重ねていったような印象も残るんだよな。イーブンボールになったときの早稲田の出足は素早いけれど、オフサイドだろうというような状況がよくみられた。それと、ラックに対しての集まりで、早稲田の選手は横入りがある。さらに、ボールやラックに対して突進するのではなく、ラックの背後にいて、ラックに迫ろうとする流通経済の選手に直接いっているケースがほとんど。スイープなのかも知れないが、明らかに最初からラックの向こう側の相手選手に突進していくのは危険だし、本来のルールではないのではないか。こうした点をレフェリーから指摘されたら、早稲田のラグビーはかなり効果が低減するように思う。畳みかけるスピードの、オフサイド臭い早稲田のラグビー。これを崩すのは、関東学院なのだろうか。
流通経済も、ラインのオフサイドが目だった。それに、ずっと同じパターンでの防御・攻撃じゃ進歩がないよな。期待していただけに、残念。
明治は近畿に負け、同志社は帝京に負け。立命館は東海に負け。京都産業は中央に負け。ちょっとした波乱の幕開けだ。

■結果

関東学院大学
79
43

0
7
筑波大学
36

7

■試合
関東学院、堂々の横綱勝負。最初から手こずることなく、着々と得点。後半は、なんとなく練習でもしているかのような、ゆとりの試合だった。だんだん強くなっているような気がするなあ。関東SOにいくつかミスが目立った。
筑波は、打つ手なし。力の差がはっきりと表れた試合という気がした。

■出来事
11時55分ぐらいに秩父宮に着いた。チケットは、大学選手権セット券(4試合分4000円)を昨日購入して、それで入った。これで、国立も自由席が決まり。ま、いいか。で、バックスタンドへ。もしかしたら立ち見・・・を覚悟していったんだけど、意外とまだ立ち見席はすかすか。座席のほうも、なんとなくいっぱいだけれど、詰めれば座れるところがたくさん。で、空いているところをみつけてもぐり込む。ちょっと前の列に、流通経済の応援団がいた。前の方は、子供もいる。きっと、流通経済の学生がラグビーを教えている子供たちだろう。他に、学生たちがいたが、どーもOBもいるみたい。ニールソンみたいなのもいたような・・・。他に、卒業して1、2年で、社会人に所属しているような連中も。彼らの話し声がでかくて、しかも、先週の試合はどーのこーの、だれそれはどうしたこうした、なんたらかんたらと、内輪話が多くて、思わず耳を傾けてしまった。そんな話を大声でしていていいのかい? だな。早稲田のプレーに関しても「ああ、あんなことして。俺らが同じことしたら笛拭かれるような、完全」みたいなことをいっていた。レフェリーに対して、プレーヤーも不信感をもっているのだね。


■客の入り
さあ、どのぐらい入っていたのだろう。1万は入っていないと思うが。

■天気
晴れまもあったが、陽がさえぎられる時間も長かった。風が吹いてなかったのが救いだ。

[2002.12.15]

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