リコー vs ワールド
東芝府中 vs 神戸製鋼
2002年12月23日(月)

秩父宮ラグビー場


■結果

リコー
36
24

6
25
ワールド
12

19

■試合
前半の15分ぐらいから見た。両チームとも、知った名前がないから、ぼーっとみるだけだなあ、なんて漫然と見ていた。
やたらとターンオーバーが多い。得点の取り合いという感じで、なんかしまりのない試合だ。
そういえばとハーフタイムに、入口でもらったメンバー表を見たら、リコーには、そうだ田沼がいたんだっけ。おお。月田がいたんだっけ。でも、本日はリザーブだな。ワールドは、由良というのは帝京だっけ? 同志社の大西将太郎はここに入っていたのか。ふーん。というわけで、後半はちょっと感心が湧いてきたけど、試合展開はずさんな感じでどーもピシッとしない。ワールドもいいときがあるけれど、リコーの方がいい感じになることが多いなあ、てな具合だった。
思い入れのないチームだからなあ、両チームとも。

■結果

東芝府中
13
0

5
12
神戸製鋼
13

7

■試合
いつの間にか、すぐ横のバックA指定はすき間なく埋まっていた。第1試合のときは、かなり空いていたのに。僕の両隣の2人のオヤジも、第1試合のときは後ろにあるバーにもたれていたのに、がぜん前傾姿勢になって力が入ってる様子。関係者か、天狗山のオヤジか知らないけれど、やっぱ、チーム名を聞いて浮かぶものが多いチームって、見るときも一所懸命になれるもんだ。
チームの力は、互角。でも、若い力のチームと、老いたチームという違いがある。神戸の方はトライをとるカタチがちゃんとあって、とるつもりで攻撃しているのに、カラダがついていかない、ってな感じが露骨にした。瞬発力、スピードのなさ。臨機応変な対応力・・・。たとえば、FWがボールを拾ってするすると抜けるシーンが2度ほどあった。「こりゃトライだな」と思ったにもかかわらず、東芝のDFに追いつかれてトライがとれないんだよ。昔ならFWが強引に走ってもっていくか、またはちゃんとフォローが間に合ったもんだ。ところが、いまはそれがない。カラダが言うことききません、と悲鳴を上げているみたい。チャンスがあるのに得点にならずロースコアの神戸。がむしゃらにやって攻撃でミスはあるけれどパワーもあるもんね、っていう東芝。それが互角の力だっていうのが面白い。
互角だからロースコアでしまった試合になったけれど、レベルの高い試合とはいえないな。なんか、神戸の死に際を看取っているような気分だ。神戸が先行して5-0。後半東芝が逆転。神戸がトライして12-10、東芝がPGを決めて12-13。ちょっと劇的。昔は、この1点差の劇的勝利は、神戸に転がってきたものだが・・・。
神戸、中道のラフプレーはひどいね。下井さん、露骨なスローフォワードをとらなかったり、ノックオンじゃないのにとったり、本日はかなりひどかった。
試合終了。喜ぶ東芝府中。ちゃんとバックまで挨拶にきた。うなだれる神戸はだらだらと通路に消えていく。そんな中、増保だけがのこって東芝の選手と握手していた。神戸は、バックにはメインにも挨拶せずに引っ込んでいった。イメージダウンだね。

■出来事
12時15分ぐらいに入った。バックスタンド。座席はほぼ満員。ったって、詰めれば座れるけどね。みな詰めない。なんとか北側22mライン近くの通路下の空いているところを詰めてもらってもぐり込む。両隣とも、嫌そう。なぜなら、通路にあるパイプを背もたれにしていたから。暗黙の占有権を主張して動こうとしないオヤジどもである。とくに右隣が微塵も動かなかった。やれやれ。
北側の時間経過の時計がでていた。あら。中央部に移動している。あらら。昨日も同じところにあったのかな。私の見逃しか。はてさて。

■客の入り
メインはちょっと空き気味。バックは立ち席が1/3ぐらい埋まる感じ。とくに、第2試合になると詰まってきた。

■天気
久しぶりに陽気がいい。風もなく、手もそんなに冷たくならなかった。

[2002.12.23]

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