NEC vs リコー
東芝府中vsセコム
2003年1月5日(日)

秩父宮ラグビー場


■結果

NEC
24
17

8
14
リコー
7

6

■試合
前半の20分ぐらいから。リコーがリードしていたけれど、NECが左右に揺さぶるプレーと軽快な走りで2トライ、逆転。NECはずいぶん逞しくなったっていうか、個人の力とチームの力が噛み合ってきたっていうような感じ。
後半、リコーが2PGで17-14と3点差。その後のNECの長い攻撃が凄かった。っていっても、NECが圧倒して凄いっていうんじゃなくって。NECが攻めきれず、結局反則でリコーボール。ところがリコーがウェイスト・オブ・タイムでNECボール。再度攻め立てるが攻略できず。リコーも22mラインぐらいまで戻したけれど、またまたNECに攻められ、コラプシングでペナルティトライという顛末。猛攻の割に決め手に欠いたNEC。劣勢を跳ね返せなかったリコー。凄い攻撃だったけれど、そんなにトライにこだわらずPGでもねらった方が効率的だったんじゃないの? っていうのが素直な感想。結果としてペナルティトライは取れたけれど、長いこと攻めつづけて収穫が1トライというのではムダが多いんじゃないの。もちっと展開してリコーのディフェンスをバラしてギャップをつくるとか、やりようがあったような気がする。

■結果

東芝府中
58
17

5
10
セコム
41

5

■試合
激しいスピードとコンタクトプレー。前の試合より迫力があったなあ。
セコムもね、なかなか激しく当たっていってたけど。正面からいったら東芝には、うーむ。東芝の選手って別にバックスじゃなくてもボールをもつと前へ進んでいく。で、ボールをもった腕を小刻みに動かして「ステップを切るぞ」とフェイントをかけて、ギャップがあればそこに向かって行くし、ディフェンスが固いようならラインにパスする。なんか、全員が機動的。んでもって速い。
セコムは、ディフェンスが向かってくるともうあっぷあっぷかな。最初のトライも、すぐ後ろに左WTBが併走していたのに、それに気づかず東芝ディフェンスにクラッシュ。まあ、そのあと飛び込んでトライになったからいいようなもんの、そうじゃなかったらトライをひとつ損していたかも知れない。
結果的にも大差になってしまったねえ。でも、潜在力はあるようにみえたぞ、セコム。

■出来事
正月5日の社会人。カードは、ま、とくに魅力的なものでもなかったので、らくに座れるだろうと思って出かけたのが大間違い。バックスタンド座席部分は埋まっていて、立ち見席にもはみ出している。くっそー。陽射しもあってぽかぽかと、のんびりラグビー見物のつもりできたのにぃ。うーむ。みんな同じ様な気持ちできたのかな。とりあえずすることないし、明日から会社だから正月最後はラグビーを、なんて。ううむ。しかも、家をでるときには大したことのなかった風が、ちょっと強くなっている。さらに、12時30分には陽射しすらあっというまに奪われてしまう。すると、もう、そこは冷蔵庫の中と同じ。これまでのなかで、一番冷たいラグビー見物になってしまった。こういうときに限ってカイロはもってこない、コートのフードは「いらないだろう」と外してもってこない。股引なんてはいているはずもない。がくがくと震えながら立ち見席に座って見ておった。
こんなことなら、くるんじゃなかった。つくづく思う。
陽射しがないならバックもメインもかわらないと、第2試合からはメインスタンドへ移る。でも、寒いのは変わらない。前半だけで帰ろうか、なんて消極的な気持ちが浮かんで・・・。で、ちょいと途中で外へ抜けて青山リブロで本を見ながら温まり、ampmでお茶などを買って3時15分過ぎにもどる。そして、バックスタンドで立ち見する。

■客の入り
メインもバックも、寂しかったね。満員なのは、バック自由席の座席の部分だけ。バック中央の指定席部分は、がらがら。これなら、自由席のブロックを広げて、座れるようにすればいいのに。

■天気
晴れていたのは12時30分ぐらいまで。あとは、たまに陽射しが差すだけで曇天。ふたたび晴れ間が戻ったのは、3時すぎで、もう陽が傾いてしまってから。そして、とんでもなく底冷えのする、寒い一日だった。股引なし、カイロなし、帽子なしの状態で、とても耐え難かった。

[2003.01.05]

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