関東学院大学 vs  日本大学
1998年12月05日(土)

秩父宮ラグビー場


■結果
関東学院大学30(22) - 8(3)日本大学

■試合
冷たい雨の中。2週間ぶりの生観戦。さぶい。秩父宮には2時15分頃入る。3-3の同点。メインスタンドの上段の端、といっても、屋根のあるところに座る。日大の、きびきびした動きに、どーなるかな、と期待。リーグ戦は混戦で、日大が負けると4勝3敗が数チームできるのだ。日大は、勝てば単独2位のはず。うーむ。
しかし、目立つのは関東。ボール廻しが素早い。シザースしたりしてオープンに展開して、突破して。なかなか倒れない。日大のディフェンスは甘い。するっと抜けて、関東トライ。さらに、2人跳ばしパスで、トライ。と思ったら、おんなじ2人跳ばしパスでまたトライ。日大は、簡単に抜かれてしまう。おいおい。そんなに差があるチーム同士か?
というわけで、28-2と前半でほぼ勝負がついてしまった。
しかし、何が起こるかわからない。関東は後半いきなり4番ロックがシンビン。雨の中、インゴールをうろうろ10分している間に、日大は怒涛の攻撃。が、結局1トライを押し込んだのみ。関東は、ここで受けに回ってしまったのが響いたのか、15人に戻っても当初の感覚がつかめない。ま、日大に追加点を許さずに勝ったことは勝ったけれど。
ホントに混戦のリーグ戦。どこがいちばん強いんだかさっぱり分からないよ。
一見すると、リーグ戦のチームはどこも軽い感じがするんだけどね。これで、明治とやって勝負になるんだろうか? という疑問がわいたりする。でも、まあ、そこそこやるんじゃないのかな。と、期待しよう。
明日の早明戦で、大学の試合はひとまず終了。あとは、大学選手権だ。

■出来事
とくにないけどね。そうそう。イチョウはほぼ黄色になって、落ち葉となって落ち始めていた。

■客の入り
雨ざらしのバックスタンドは50人前後。メインは、どのくらいか? 見ていないので分からないが。3000人ぐらいはいた? 北側は200人ぐらいいた。

■天気
雨。寒い。うーぶるぶる。曇天で、空が暗い。こういうとき、秩父宮に照明があるべきだって、思うね。
スクラムをすると、白い湯気がもわんと選手たちをつつむ。ボールが出て、選手が移動しても、たったいまスクラムしていた場所には、白い湯気が中空に残ってエクトプラズムみたいに浮かんでいる。それが、次第に薄くなっていく。選手たちは、もう、別のところで固まり、湯気を出している。なんか、印象的だった。


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