青山学院大学 vs 立教大学
帝京大学 vs 日本体育大学
2003年12月6日(土)

江戸川競技場


■結果

青山学院大学
46
24

0
5
立教大学
22

5

■試合
前半終了のちょっと前に競技場にはいる。青学がトライした直後で、ゴールキックをしているところだった。
その差が、前半だけで24点。立教はゼロ。先週の筑波戦を考えたら、もっと拮抗していると考えていたけれど、大ハズレだ。やっぱり筑波は2軍を送っていたのか? それにしても、立教はパワー不足だなあ。
立教ボールでまともにぶつかっていっても、青学ディフェンスにスキが見えない。止められて止められて、結局ゲインできずにどんどん下がっていくだけ。マイボールでも攻撃はまったくムリ。あきらかに力不足だ。でも、筑波戦のようにキック攻撃は多用しない。まともにいって通用すると考えたのかな。青学のギャップをみつけられない、っていうか、ギャップをつくることができない。完全なる力負け。自力の差がでたとしかいいようがない。
青学は、弱いと思われているけれど、立教との間にはこんなに差があるのだな。青学は残留するだろうけれど、立教はBグループに陥落する可能性が大だなあ。

■結果

帝京大学
54
33

7
14
日本体育大学
21

7

■試合
試合がはじまってしばらくは、拮抗。なんだ、日体はなかなかやるじゃないか、っていう気持ちで見ていた。まあね。青学vs立教の試合を見た後だったから、こっちの試合がとてもスピーディに見えたってだけなのかも知れないけど。帝京も攻めあぐねていたって感じ。でも、キックを多用することで打開した。日体の裏にポンとけり込んでチェイス。これで日体のディフェンスラインがばらばらに。ここで活躍したのが、帝京のバックス。とくに14番の選手の俊足は見物だった。日体の選手が追いかけても、とても追いつかない。韋駄天のようだった。
前半の30分過ぎには、日体は試合を捨てたように見受けられた。ぼろぼろまでは行かないけど、集中が切れていた。あとはもう帝京のするがまま。帝京は、一瞬のキレが素晴らしかった。ひらめきっていうのか、意外な攻撃を見せたり、フレアー名攻撃ができていた。もっとも、対抗戦2位という堂々としたところがあったかっていうと、そういうのはいまひとつかな。なんとなく小粒なイメージだったのは否めない。点差も、もっとつくかと思ったのに。後半も畳みかけるようなすごさはみられず。
日体は、持ち前のランニングラグビーの片鱗を見せるのだけれど、最後の最後でパスミスが出たり、いまひとつ。

■出来事
チケット売り場でお金をだそうとしたら「自由席ですか指定席ですか」ときかれた。うるせーな。いまからだす金を見れば分かるだろ、と思いつつ1500円だした。「自由席ですか?」ってきく。そーに決まってるだろ。黙っていたら「自由席はバックスタンドになりますが、よろしいですか」って、くどい。うるさい。そんなに高い席を売りたいのか!
江戸川は、メインよりバックの方がピッチに近いのだ。わざわざ高い金をだしてピッチから遠い席を選ぶ、っていうのが分からない。っていうか、メインスタンド全部を指定の2000円席に設定し、バックスタンド全部を1500円の自由席に設定しているという理屈が理解できない。
がらがらのスタンドを見るにつけ、よけいにそう思ってしまうのだった。

■客の入り
500人ぐらいじゃないのかな。とても寂しい状態。青学vs立教が終わるとバックスタンドの青年男女が帰り、第2試合は観客が少なくなってしまった。対抗戦2位のチームがでているにもかかわらず、これだ。哀しいねえ。

■天気
曇り。いまにも雨が降りそうな空だったけれど、ときどき陽射しも差したりして、妙な案配。ちょっと寒かった。

[2003.12.07]

back next
 
 

|ホームページへ戻る|