東芝府中 vs 神戸製鋼
サントリー vs 三洋電機
2004年1月11日(日)

秩父宮ラグビー場


■結果

東芝府中
35
7

5
24
神戸製鋼
28

19

■試合
前半の10分ぐらいから見た。席が、バックスタンドの北側、オーロラビジョンの画面が極めて薄く見える程度の端っこ。だから、ゲームを斜め横からみるような感じになる。だからか、どーもゲームに動きが感じられず、つまらない。もこもことぶつかり合ってるだけに見える。
全体の力では神戸の方が強いような感じに見えた。ずず、ずずって東芝を押して、相手陣内に入り込む。ところが、攻めきれない。っていうか、ここでターンオーバーされてしまうケースがよく見られた。ミスが多かったんだろうなあ、神戸。よく見えなかったんだけどね。
ターンオーバした東芝は、意外とすばしこくするすると走ることもあった。けど、それが必ずしも得点に結びつかない。てなわけで、前半はずーっと両チームとも得点なし。先に得点したのは神戸で、これは30分過ぎだったかな。でもPG外す。そのあと東芝がトライ。これで前半終了。
試合展開というか内容は、後半も前半と同じような感じ。ずっと東芝がリードして得点してきたけれど、後半半ばで神戸が逆転する。おお。やっと自力の差が出てきたか、と思ったけど、あっさり東芝に再逆転され、最後にとどめのトライを挙げられてオシマイ。この、最後のとどめのトライは、なかなかキレがあってよかったなあ。
でも、やっぱり見ていてたいして面白くないゲームだった。トップリーグの強さ、スピードが見られなかった。

■結果

サントリー
26
21

0
7
三洋電機
5

7

■試合
第一試合が終わって観客がだいぶ減った。そこで、1ブロックほど中央寄りに移る。といっても、まだインゴールの上ぐらいだけど。
こちらは、第一試合よりは動きがあって、見られた。問題は、三洋の度重なるミスだな。パスはとれない、ノックオンはすると、初歩的なレベルのポカがあまりにも多すぎる。せっかくのチャンスを、すべてつぶしている。なんてこった。こんなヘボ試合を見せられるくらいなら、くるんじゃなかった。
サントリーは、そつがない。けれど、三洋があんなにミスしてくれている割に得点できない。攻撃力に難点アリってところかしらねえ。ディフェンスはそこそこ機能していたけれど、力強さが感じられないぞ。
第一試合もそうだったけれど、スタープレーヤーの活躍っていうのが、見えない。神戸の大畑や斉藤も派手に見えなかったし、第二試合での小野沢も目立たず。ううむ。つまんない。

■出来事
今日も手荷物検査はあるのかな。カバンの中をいじられるのはやだから、カバンなしで手ぶらで行こうか。いや、協会に聞いてみよう。電話して尋ねると「今日はしません」というお嬢さんの返事。対応がザルだな。それにしても、国立では観客の安全第一を考えて検査しているのに、秩父宮の観客はどうなってもいいっていうことなのだろうか? わけ分からん。
結構入っていたので、席が端になってしまった。多くの観客が、応援グッズを持っている。サントリーのは、細長い風船。これで叩くと音がするってやつだ。神戸のは、小旗。昔流ですな。しかし、両方もっている人もいるが。こちらは青山門から入っているから分からないのだけれど、正門から入ると誰彼なしに配っているのかね。
プレゼントもあったみたい。神戸は、赤いものを身につけていた人にモノをあげていた様子。ま、そういったあれこれも、正門から入らないと恩恵に預かれない? ハーフタイムにサントリーの着ぐるみがスタンドになにやら投げ入れていたが、これも前列にいないとね。ははは。こういうプレゼントには縁が薄い。

■客の入り
50%以上の入りだった。南北スタンドはがらがらだけれどね。もっとも、第一試合が終わるとがばっと人がいなくなり、40%以下の入りになってしまった。

■天気
晴れていたけれど、北風が厳しかった。ときおりコンビニ袋が宙を舞っていた。

[2004.01.12]

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