関東代表セレクションマッチ
2004年2月11日(水)

秩父宮ラグビー場


■試合
試合はAチーム(赤と黒が基調のジャージ)、Bチーム(濃紺が基調のジャージ)に別れて行なわれた。前半と後半で、大半のメンバーは交代した模様。メンバー表は置いてあったけど、見てもよく分からない。っていうか、東京ガスの中瀬ぐらいしかピンとくる名前がない。あとで気づいた選手では、矢口は、あの関東学院の髪を染めていた矢口らしい。それぐらいしか分からないほど、知らない選手しかいなかった。トップリーグからは三洋電機が多くの選手を送り込んでいた。あとは、リコーか。他は横川電機、セコム、NTT東日本、栗田工業、キャノン、日野自動車、明治生命、三菱相模原、東京ガス、ブルーシャークス、タマリバ、JALなんていうのが所属チームになっている。失礼ながら、とても第一線で活躍している一流プレーヤーとはいえない。ま、しょうがないんだろうなあ。まだマイクロソフトカップは行なわれている途中だし、これから日本選手権もあるし。そういうなかでの関東代表セレクション。ううむ。つーことは、関東代表はこういう選手たちだけで構成されるのかい?
前半は、Bチームが圧倒。Bの方が選手個人の力がまさっているように見えた。もっとも、連携はよくなくてパスミスも目立ったBだった。後半になってメンバーも替わり、AB拮抗するようになった。ところが、結局のところBチームが数多くのトライをとっていた。もうちょっとABの振り分けを考えた方がよかったかもね。前半のAのフルバックの選手は、ラックに乱暴に入ったり、ラックを超えて相手選手を邪魔するプレーがあったなあ。
前半の20分ぐらいまでは、下井さん(だと思う)が笛を吹いた。ちょっと席を外していてもどると、別のレフェリーに代わっていた。後半はまた、別の3人目のレフェリーが笛を吹いた。レフェリーもセレクションか?

■出来事
関東協会のHPの予定表が載っていて、無料とあったので、でかけてみた。秩父宮に1時。おそらくメインだけの開放だと思ったので、外苑前で降りて正門から入った。正門から入るのはとても久しぶりだ。中央の階段を上がる前に、南側のゲートを見てみたが、やはり閉まっている。場内は客席まばら。両サイドもロープで仕切られていて、本来は入れない。が、しかし、南側のサイドには人が入っている。だって、陽が当たってるんだから、つい行ってしまうのは人情だろうな。僕は寒いところで見はじめた。が、バックスタンドに4人、南のスタンドに1人、人がいる。たぶん、選考者なのだろう。なにか書き物をしているし。と、思っていたら、バックスタンドの客数がどんどん増えだした。「?」。あれよあれよで数10人。これは、協会関係者が開放したのか? 寒いのもなんなので、席をたって下におり、南側のゲートに行ってみた。閉まったまま。どうなってんだ? と思ったら、メインスタンド南側にある階段を降りて入っている様子。なるほど。そういう手があったか。とはいうものの、メインの両サイドにある階段には「関係者以外立ち入り禁止」の札があり、車止めで閉められている。けど、この車止めの隙間をあけて入り込んでいるらしい。やれやれ。
こちらも右にならえしようと思ったけど、メインスタンドの中央部分だけの開放というのは、無料ということもあるし場内清掃のことを考えてもいるのだろう。とりあえず協会の考えを尊重することにして、メインの席に戻った。いったんバックスタンドに人が入り出すと、もうとまらない。どんどん増えて、7〜80人になっていた。そうだよな。だって、あっちは暖かいもの。本音は私だって行きたい。
バックの客はふえたけど、だれも追い払おうとはしていない。後半になってトランシーバーをもった係員がメインスタンドに顔を出したけれど、メインの南側に陣取った客になにもいわない。まして、バックスタンドの客を追い払うような真似も、まったくしない。なんだよ。べつに追い払って欲しいんじゃない。ルールを破って入り込んだ客を追い払わないのだったら、はじめっからバックスタンドを開放しろよ、協会、ってな気分だった。やれやれだな。律儀に寒いところに座っていた私が、バカだったってことか。そうだよな。
ピッチは、ちょっとひどい状態だった。インゴールや、インゴールに近いところは芝生がキレイになっているけれど、中央部分はかなり禿げている。土が見えているところも多く、試合をするには満足できるような状態じゃないと思う。でもま、冬にどんどん芝生が生育するわけじゃなし。しょうがないのかな。

■客の入り
バックスタンドに7、80人。メインには100人以上? 200人ぐらいはいたのかな。みんな、選手の関係者とか、そんな人が多かったのではないだろうか。

■天気
晴れ。

[2004.02.12]

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