東芝府中 |
36 |
19 |
− |
17 |
34 |
三洋電機 |
17 |
− |
17 |
■試合
入場したら、ちょうど三洋が最初のトライを決めたところ。はじまってまだ4分ぐらいじゃなかったかな。以後、とったりとられたりのシーソーゲーム。このシーソーゲームは後半もつづいたのだけど、三洋が34-26と突き放して、勝負ありかと思わせた。ところが後半も35分頃に東芝がWTB松田をはじめ数人を入れ替えると、俄然流れが変わった。で、1トライ1ゴールを返した東芝が1点差に迫る。「ロスタイムは4分」とアナウンスが告げると、「おーっ」という声が挙がる。一気に攻める東芝。押されまくる三洋。東芝の選手がインゴールへちょん蹴り。しかし、そのボールを三洋の選手が押さえた。ところが、その前に三洋の反則があり、ゴール正面でのPK。これが決まって34-36と、東芝が土壇場で大逆転というゲーム。攻守がめまぐるしく入れ替わって、見ていて面白い試合だった。けれど、逆にいえばちゃらちゃらしたゲームでもあったってことだ。じっくり戦略的に攻めるというゲーム展開ではなく、ボールを大事にするという感じでもなく、ディフェンスに重点を置いた試合でもなかった。点の取り合い。とられても、取り返せばいいや、的な大雑把さがあったと思う。こういう派手な試合もまあいいけれど、どちらかというと、もっと緻密に組み上げられた、ディフェンスのしっかりした、また、攻撃も場当たり的でなく計画性が感じられるような試合が見たいと思っている私だった。
■出来事
青山通りから銀杏並木に入ったところで何かの撮影? スタッフの女性が「端を歩いてくれ」といってきた。やなこった、断っていつも通りの歩きをしてやった。
客席に、なんとなく外国人の姿が多く見られたような気がする。
ハーフタイムに花園の結果が伝えられる。NEC 15-3 神戸製鋼。場内から「おーっ」という声があがる。結局、NEC vs 神戸は34-10でNECの勝ち。またまた「おーっ」と声があがった。その他、帝京はコカコーラに乾杯もとい完敗し、法政は九電に健闘むなしく破れたことが告げられる。学生は、社会人の中位レベルにも勝てないのか・・・。
■客の入り
メインスタンドは、がらがら。とくに中央部分はほとんど客がいない。両サイドも、寒いから行かないよなあ。バックはそこそこ。でも、1万人はとても届いていないと思う。
■天気
晴れ。だけど、冷たい風が耳に痛い。昨日は春一番も吹いたしね。
[2004.02.15]