日本代表 |
19 |
6 |
− |
15 |
32 |
イタリア代表 |
13 |
− |
17 |
■試合
得点はイタリアに迫っているように見えるけれど、トライはイタリア4、日本1。完敗である。特別に強いという印象のなかったイタリアだったけれど、日本は最期までそのディフェンスを崩すことができなかった。素早くきれいに並んで、まったくギャップの見えないイタリアのディフェンスは、素晴らしかった。日本は何度もタテへの攻撃を仕掛けたけれど、びくともしない。もうちょっと左右に振るとか、なんか策があったのではないのかなあ。
イタリアは、フォワードも強かった。何しろ最初のトライはモールで押し込んでだから。スクラムでも負けていたけれど、見た目はそんなに違わなかったんだけどねえ。
それでも、何度かチャンスはあった。ディフェンス幅が狭まって、オープンサイドに人がいなくなってしまうことがあるのだ。大畑がインゴールノックオンしたときや、その後の小野沢のトライなんかは、こういうときで、がら空きのスペースを疾走したのだった。こういうスペースをつくらせるように、なんとかできなかったのかねえ。
日本は、マイボール状態でも攻め手に苦慮して、結局相手陣に蹴込むこともたびたび。そのキックが冴えなくて、横に飛んでいったりする。そんなにプレッシャーはなかったのに、だよ。プレッシャーといえば、イタリアのSHの飛び出しが素早く、目立っていたなあ。ああいあ姿勢は、日本も学ぶべきだと思うぞ。
この暑さで、後半はイタリアもバテるのではないかと思ったけれど、バテたのは日本。足は止まる、ラックから起きてこないと、息も絶え絶えの様子。どうした、カナダ戦のときのフィットネスは! と思ったのだった。そうそう。ドロップゴールを狙うシーンが2、3回あって、1回は成功したのだけれど、思いつきで蹴ったというよりサインプレーで狙い澄ましたような感じだったなあ。
■出来事
わけの分からんトッポジージョのぬいぐるみがでてきて、グラウンドで歩き回っていた。クソ暑いのにご苦労さんなことである。
■客の入り
想像以上に多かった。2万人ぐらいかな。読売新聞がタダ券を配布していたようで、それが効いたのかも知れない。
■天気
快晴。腕が焼けてしまった。
[2004.07.05]