NEC vs 日本IBM
2004年9月19日(日)

秩父宮ラグビー場


■結果

NEC
47
21

10
22
IBM
26

12

■試合
IBMは今年から昇格してきたんだなあ。ビッグブルーって愛称はアメフトと同じなのだね。で、そんなに強くないんじゃないかと思っていたら、さにあらず。なかなか機敏な動きでNECを慌てさせたのだった。最初のトライはNECだったけれど、PGの後にトライを挙げて7-10と逆転してしまったのだ。NECゴール前でポーンとハイパントを挙げて、それをIBMの選手がNECの選手と競り合ってキャッチ。そのままトライ。なんとまあ、的なトライだった。
こんな具合に、前半はテンポよくゲームが進む。それにしても、ピシッ、バシッと、骨が当たったような音が聞こえたりするシーンも多くあって、なかなかの迫力。レイトタックル気味なのにレフェリーは何もいわないけどね。接点のラック周辺でも、ありゃあオブストラクションだろう、ってな行動も散見されたけれど、こちらもお咎めなし。少々手荒いプレーは観客に受けるだろう、って配慮なんだろうか。ケガさえなければいいんだけどね。
こういう見応えがあった反面、NECの単純なミス多発には首をひねってしまう。バックスがぽろぽろとボールをこぼしてばかり。SOの反応についていけないのか? で、このSOが、途中からひゅんひゅんとIBMディフェンスをかいくぐるステップを見せて、素晴らしいのなんの。ヤコ・ファン・デル・ヴェストハイゼンというらしいが、注目選手だ。IBMのFBも凄かった。こちらはピーター・ミラー。あごひげをたくわえた選手で、キックが冴えておった。
前半の半ばからNECが何とか反撃。IBMを突き放しはしたけれど、まだまだ連携がとれていない様子がみえたNECだった。それにしても、箕内は温存したのか? せっかく見に行ったのに、それはないだろう、だよな。

■出来事
陽気のせいと体調のせいで、後半、少し居眠りしてしまった。
今年の芝生は、なんか、まばらに見えるんだが、実際はどうなんだろう。

■客の入り
6000人ぐらい入っていたのかなと思ったら、発表によると4257人だそうだ。ふーん。メインの両サイドは結構入っていたのになあ。メインもバックも、中央の指定席は余り入りがよくないね。

■天気
快晴。南風あり。いささか湿気じみていて暑かった。

[2004.09.19]

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