流通経済大学 vs 明治大学
2004年9月23日(木)

秩父宮ラグビー場


■結果

流通経済大学
27
24

5
26
明治大学
3

21

■試合
チケット売り場でごたごたしているうちに5分が過ぎてしまった。入場したら、すでに流通経済が2トライ。さらに流通経済がラックを押し込みトライ。ドロップゴールも決まって、一時は24-0と一方的なスコアになった。前半のロスタイムに明治が走って1トライ。24-5で折り返した。
勢いは完全に流通経済。よく走るしタックルもちゃんとしているし、まったく力負けしていない。っていうか、圧倒していた。明治が、ごくフツーのチームにしか見えない。青学とか筑波とか中央とか専修とか、そういう、優勝を狙うところにいない2、3番手の学校のように見える。軽いし、力がないし、簡単に倒れるし、走り負けしているし。これは大変だなと思った。流通経済が強くなったのか、明治が弱すぎるのか。これでは、対抗戦グループは早稲田のひとり勝ちになっちゃうな。
流通経済の5番グレイがイエローカードをもらったのって、前半の35分ぐらいだっけ? 忘れてしまった。そうだとすると、明治前半のトライは14人相手だったよなあ。後半すぐ、早稲田トライ。さらに、グレイが退場したあと早稲田トライ。グレイは後半はじまって6分ぐらいに「故意の妨害行為」でレッドカードで退場になってしまった。つまりまあ、試合時間の半分以上に、このグレイはでていないことになる。
後半は明治が優勢になったけれど、圧倒的にはなれない。流通経済はゴールラインで粘って追加得点を許さず、後半の終盤には逆に明治を攻め立てる。そして、PGで逆転し、1点リード。さらに、PGのチャンスはあったけれど狙わず、トライにこだわっていた。こうして、最後はまたもや流通経済の圧倒する状況でノーサイド。
流通経済はよく声を出していた。意思統一がよくできて居るんだろうな。逆に明治はいらいらが昂じて流通経済の選手にラックでつっかかったり、舌戦をおこなったり。なんか、全体にバタバタだった。

■出来事
オックスフォード戦が前売り1300円で買えるのに、この試合は1500円なんだよなあ、ぶつぶつ、と思いながらチケット売り場に行ったら、リピートシートクーポン券が売られていた。そうだ、そうだったんだ。忘れていた。それはいいが、今年の大学の試合は、秩父宮ではあんまり行なわれないんだよなあ。と思って、チケット売り場の娘に
「どの試合が見られるのですか?」と聞くと、
「関東協会主催の試合です」という。そんなことは分かっている。
「いや、だから、具体的に、どの試合が対象なんですか?」
「えー・・・トップリーグは見られません」
「できないことを聞いているんじゃなくて。どの試合が見られるか、聞いているんですけど」
「あのお、分かりません。・・・詳しいことを聞いた方がいいですか?」
というわけで、娘は近くにいた警備のアンちゃんに告げ、アンちゃんは無線でどこかに聞いていた。しかし、帰ってきた答えは「関東協会主催の試合で、対抗戦とリーグ戦の試合とイースト10の試合」というだけ。話にならない。
「イースト10も見られるの。ふーん。でも、学生の試合が見られるのは分かってるんだよ。でも、今年は去年までと違って学生の試合数が、秩父宮で見られる試合が減ってるから、だから、具体的にどの試合が見られるか分からないと、困るんだよ。クーポン券を2セット買ったけど、見たい試合がそんなになかったりしたら、困るわけでしょ。お客は、どんな試合が見られるか、知りたいと思うよ」といっておいた。
関東協会主催の試合なんて、リストもできているはずだし、データもあるはずなんだから。プリントアウトして蛍光ペンでマーキングして売り場の横にでも貼っておけばいいだろうに。相変わらずダメな協会の方々である。

■客の入り
2000人ぐらいはいたんだろうか。もっと少ないような気もするが。

■天気
曇天。

[2004.09.23]

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