早稲田大学 vs 慶應義塾大学
2004年11月23日(火)

秩父宮ラグビー場


■結果

早稲田大学
73
52

7
17
慶應義塾大学
21

10

■試合
慶応の踏ん張りを期待していったのだけれど、がっかりの試合内容。
最初に早稲田がトライを決めた。審判ははっきりトライ宣言しなかったようにみえて、しかも、その後のアナウンスでは早稲田のオフサイドと説明がある。場内に、あ〜あ、というため息が広がったとき、今度はアナウンスが「失礼しました。早稲田のトライです」と説明。大歓声となる。このすれ違いはなんだったんだろう。早稲田のラインオフサイドという説明は、それなりに納得できるように思えたのだが。なんか怪しい。さて、これで早稲田の一方的な展開かと思わせたが、このあとすぐ慶応もトライ。おお。これはいい勝負をしそうだ。と、思ったところまでが試合になっていた部分。あとはもう早稲田の一方的な攻撃で、慶応はなにもできず。とてもつまらない試合内容になった。
早稲田のオフェンスラインが5人いたとしたら、慶応はオープンのディフェンスが4〜3人という薄さで、上から見ていると早稲田がオープン攻撃するときはいつも2枚ぐらい余っている状況。なんで慶応はオーブンに薄いのだろう? その分、ブラインドには余っているわけで、どーも的が絞り切れていない様子。窮余の策のハイパントも決まらず。あげくは早稲田ゴールライン5mぐらいからポール下にハイパントを上げる奇策も披露。もっとも成功しなかったけどね。
いっぽうの早稲田はチョン蹴りが味方の手の中にすっぽり入ってしまうなど、いいことばっかり。運も早稲田に傾いていたのかも知れない。
早稲田・五郎丸がスタンピングでシンビンに。宣告されると、もっといたボールを放り投げるが、お咎めなし。最近の早稲田は、ひたむきさ余って、ちょっと乱暴になりつつある。まあ、逞しくていいとも思うが。

■出来事
1時30分ぐらいに入ったら、メインバックともほぼ満員。バックに行ったら、それでもぽつりぽつりと空いているので、バックの南側スタンド寄りの上部に席を確保。下を見ると、南側スタンドの通路の延長線上という位置。インゴールより後ろだ。まあ、ビッグゲームなので自由席の範囲が狭くなっているので、仕方がないかも。
その席から見たら、芝生の痛みが生々しく見えた。

■客の入り
発表によれば24659人だそうだが、そこまで入っていたかなあ? という気分。

■天気
快晴。ぽかぽかと温かかった。

[2004.11.24]

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