関東学院大学 vs 法政大学
早稲田大学 vs 同志社大学
2005年1月2日(日)

国立競技場


■結果

関東学院大学
24
14

7
21
法政大学
10

14

■試合
結果的にPG1つの差になったけれど、実力はもっと差があるように見えた。とくに前半は、関東の横綱試合。関東のディフェンスにスキなし。法政もよく攻めて関東ゴールラインまで攻め込むんだけれど、あと一歩がない。鉄壁の守りだった。タックルもよく決まっていて、法政の選手がよくはじき飛ばされていた。法政は40分ぐらいにやっと1トライを返しただけ。法政の守りには、スキがある。そこを衝かれ、前に突進されるとあっけない。もっとも、その法政相手に、関東は得点力不足。とれるところで取っておかないと、差が縮まるかも・・・と思った。
後半も関東がいきなりトライで、これは大差になるかな? と思ったら、その後は膠着状態。関東ハイタックルでシンビン15人。これがケチのつけはじめ? でも法政はこの機に得点できず。では関東有利かと思いきや、この日、2つめのPGを外してしまう。なんかおかしくなってきた関東。後半35分には24-21とトライ数で並んでしまう。
結局この差を守りきった関東が勝った。法政は力負け+自滅気味。パワーでも負けていたしミスも多いかった。関東は強くなってきている。けれど、安定しない。うーむ。次の早稲田戦はちょっと辛いかな。力強さは備わったけれど、スピードや機敏さは、早稲田の方が上のような気がするぞ。
それにしても、この試合は面白かった。攻守交代も激しかったしトライもいいトライが決まっていたし。

■結果

早稲田大学
45
26

0
17
同志社大学
19

17

■試合
一転してとてもつまらない試合だった。
同志社に情けないところはあるのだけれど、早稲田もスカッと勝てていない。機敏で俊敏、スピードのある展開は変わらないのだけれど、ミスが多すぎ。とくに後半はバタバタになっちゃってたなあ。見るからにスピードの遅い同志社相手に後半はまったくの互角になっちゃった。
同志社ボールのスクラムのとき、まだボールがでていないのに早稲田のSHが同志社のSHの邪魔をしているシーンが目についた。他にもオブストラクション気味のプレーがあったりする。こういうところ、早稲田のプレーに合点がいかぬ。それと、後半で早稲田のノックオンを見逃すなど、下井さんのジャッジも、おいおい、ってなところがあったぞ。


■出来事
昨日の元旦にローソンで前売りチケットを買おうと思ったら、何と端末機械がメンテナンス中で買えない。セブンイレブンにいったら、こっちはやはりコード番号がないと買えないという。というわけで、12時前に行って当日券1500円を買って入場したのであった。前に並んでいたジジイが指定券を買ったらしく、その席の確認に時間をとられた。それに最近は、釣りの札の勘定が丁寧だから、これも時間を取る。意味のない手荷物検査もあるし。果てはペットボトルの飲料は紙コップに移せという。バカか。席に着いたら試合が始まって1分半たっていた。
バックスタンド北側、カメラの延長線上あたりに座った。下はA席だから、悪くはない。近所には法政ファンと同志社ファンがいた。同志社ファンは悔しがったり興奮したり、なかなか面白い。同志社ファンはほとんど沈黙。最後に少し盛り上がっていたけれど、勝敗には関係ない得点だからねえ。
国立の芝生はキレイだね。秩父宮も、これに近づきたいものだ。
ラッキーカードの当選番号発表はこれまで第一試合と第二試合の間に行なわれていたと思うが、この日は第二試合のハーフタイムに行なわれた。客を少しでもつなぎ止めておこうという計画だったのかも知れない。

■客の入り
南北の自由席は余り入っていない。メインスタンドも、第一試合は空きがあった。30000人ぐらいなのかなあ。
発表に寄れば第一試合は29455人、第二試合は30437人。おー。ほぼ的中したぞ。

■天気
快晴。風もほとんど感じることがなく、とても気持ちがよい1日だった。

[2005.01.03]

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