サニックス vs 関東学院大学
早稲田大学 vs タマリバ
2005年2月5日(土)

秩父宮ラグビー場


■結果

サニックス
47
19

17
36
関東学院大学
28

19

■試合
入場したのは12時40分ぐらいかな。試合は前半の38分ぐらいで、関東が攻めていた。この試合、トリプルスコアぐらいで関東が負けるだろうと思っていたら、スコアボードは19-12。おお、いい勝負してんじゃねえか。で、関東がそのあとトライを決めて19-17で前半終了。 後半は、サニックスがいったん引き離したけれど、関東が逆転して後半半ば過ぎには26-36と10点差のリード。おお、このまま行くのかと思いきや、サニックスが再度逆転。万事休すで関東は一回戦敗退。
なんか、もたもたした試合に見えた。サニックスにはスピードがない。なんか、余りやる気がないというか、どーしても勝つんだというような気迫が見えないのだった。外国人選手も起点となって活躍することもなく、いまひとつピリッとしない。一方の関東も、いっちゃなんだけど必死さがつたわってこなかった。試合が終わってもサバサバした感じで、悔しさが見えない。どーみても、親善試合。日本一を決めようというトーナメントの一回戦とは思えない。まあ、ここで勝っても次は負けるだろうという思いはあるだろう。けれど、それでいいのかいな。
後半34分ぐらいのサニックスのトライ。その前にサニックスのボールをもった選手が同じサニックスの選手にぶつかっているのだけれど、あの時点でアクしデンタルオフサイドだろうな。あのトライがなければ、流れがサニックスに傾いたかどうか、怪しいかも。ひょっとしたら、関東・・・。という思いがしてしまう。
この試合で、大学のトップレベルがトップリーグ下位と同レベルであることが分かった。しかし、来季はトップリーグに上がるというチームが、学生相手にこんな試合をしていて、いいんじゃろか。

■結果

早稲田大学
59
26

5
5
タマリバ
33

0

■試合
早稲田有利ということで。まあ、ダブルスコアぐらいになるのかと思いきや、大差がついてしまった。クラブチームって、こんなねのなの?
メンバー表によるとタマリバの15人は早稲田11人、東工2人、東京1、立命1だった。リザーブを入れても早稲田14人、東工3人、東京1、立命1、青学1、立教1、神戸高校1。ひゃー。これじゃ早稲田vs早稲田OBじゃねえか。タマリバの早稲田って、みんなラグビー部なんだろうか。大学時代は関係なかった人もいるんだろうか。そんなことが気になってしまった。
試合は、いきなりタマリバがトライを取ったので、そこそこやるのかなと思ったら、それだけだった。あとは、早稲田がほぼ一方的に攻める展開。でも、タマリバのディフェンスは穴が開いているように見えて、なかなか破れないのが面白かった。大差はついたけれど、しっかりしてるじゃん、っていうのが感想。もっとも、スコアが離れていけばいくほど、見ている方にとって試合はつまらなくなっていった。やっぱり、競ってもらわないとな。
早稲田の3番の選手は、相変わらず接点で周囲をうろうろしたりしている。あるときなど、オフサイドの位置にいながらタマリバの選手を引きはがしにかかっていた。オフサイドだろ、それって。でも、レフェリーの注意はない。FBの五郎丸も、ラックに横入りしていたけれど、お咎めなし。なんか、そういうレフェリングの杜撰さも、見る側の興味を削いでいたと思うぞ。

■出来事
日本選手権の第一回戦。
大学日本一の早稲田と、クラブチームNo.1のタマリバ。
大学選手権準優勝の関東学院と、トップチャレンジ1位のサニックスの対戦。
トップリーグ以下のグループ分けとか格付けがよくわからんので、サニックスがトップチャレンジ1位といわれても、よく理解できない。分かりやすい図式は、どこかにでてないのかね。
それにしても、芝はどんどんひどい状態になるばかりだね。

■客の入り
6000人ぐらいかな。発表によると第1試合は6732人、第2試合は8745人だとか。

■天気
快晴。なれど、ちょっぴり北風が寒かった。

[2005.02.06]

back next
 
 

|ホームページへ戻る|