トヨタ vs  サントリー
1999年1月31日(日)

国立競技場


■結果
トヨタ28(21) - 27(12)サントリー

■前フリ
テレビでやるので、わざわざ見に行かなくてもよかったんだけどね。晴れてたし。国立での社会人決勝というのも初めてだし。たぶん、自由席は空いていると思ったので、いい加減な気分で見に行ったのです。
私としては、神戸製綱vs東芝府中を予測していたし、期待していたので、正直いってこの決勝戦にはなんらの思い入れも感慨もありません。どっちが勝ってもどっちが負けてもどーでもいい。(まあ、どっちかっていうと、サントリーという洋酒メーカーはあんまり好きではないので、トヨタに少しひいき、かな)
国立競技場も好きではないのです。だから、大学の準決勝も決勝も行かなかったしね。だって、でかすぎてよく見えないんだもん。
でもまあ、本日は小春日和でもあるし。空いているだろうし。だから行ったのであります。
■試合
社会人の決勝戦にしてはレベルの低い試合だった。サントリーは、ぽろぽろこぼす。ボールの処理は決定的に下手だった。一方のトヨタは、マイボールラインナウトもロクに取れないありさま。なにやってんだかね。
前半のトヨタはスピーディだった。この素早さがずっとつづけば圧勝ではなかったか。でも、勝ちを意識してか、ハーフウェイライン上からでもPGを狙う作戦。興ざめ。これでは連続攻撃のラグビーの面白さは味わえない。しかし、トヨタには獣の感覚があった。サントリーのディフェンスの穴を見つけると、ここぞと狙ってかいくぐっていく。その走りは見物だった。するするすると裏に抜けて、あれよあれよという間にゲインしていく様子は、とっても快感だった。しかも、トヨタの動きは前半機敏だった。ラックからラインをつくるのも早かった。サントリーに付け入る隙を与えない。サントリーがラインに展開しても、トヨタは余裕でディフエンスしていた。サントリーは、ライン攻撃で余らせるということができなかった。
しかし、後半はサントリーペース。前半の、シンビンが影響したのかな。(トヨタのイシケリ・バシャロがシンビンになった間にサントリーが1トライ挙げたんだけどね)いけいけのサントリー。勝ちにこだわってPGを選択するトヨタ。うーむだな。で、サントリーが次第に追いつく。後半30分。サントリー攻撃中、決定的な場面で痛恨のノックオン。これで流れは途絶えるかと思ったが、すぐさまサントリーはトライを奪って20-21と1点差に迫る。が、後半0点だったトヨタもやっと走りが戻って、間隙を突いてのトライで20-28と突き放す。が、まだまだサントリーはあきらめない。モールを押し込んで、27-28。おお。1点差。時計は38分。・・・で、そのままノーサイド。
ゲーム上の点数の移り変わりを見ていると、なかなかの好ゲームだけれど。内容は、低レベルだったな。

■出来事
とくにないけど。ビール売りのねーちゃんが、秩父宮と違ってかわいかったな。

■客の入り
3万人超えるくらい入ったのではないか。国立の席割りでいうC席で見たのだけれど、ここは、がらがら。メインは8割方。バックは7割ぐらい。それにしても、どーゆー席割りだったのかな。

■天気
ぽかぽか温かい小春日和。のんびり観戦にはいい日和でした。



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