Y.C.&A.C. JAPAN SEVENS
2006年4月9日(日)

横浜カントリー&アスレティック・クラブ


■結果

■試合
グラウンドに着いたのは、12時40分ぐらいかな。試合が終わってから対戦チームをアナウンスで確かめようとしたけれど、一方が日本体育大学だったということしか分からなかった。それから、延々と最後の試合まで見学した。
意外だったのは、日体がコンソレーションで優勝したこと。タマリバ、サニックス、セコムを破っての優勝は価値があるのではないのかな。関東vs東海は、最初のうち東海が一方的にリード。あとからじわりと関東が追いついて延長。延長が始まったすぐの攻撃で、一気にトライを奪って勝負を決めた。関東と東海は互角だったように思う。早稲田に勝った大東は、セコムに負けてしまった。トンガ(?)勢2人は、いまひとつ機能していなかった。
三菱は、着実に勝っていった。手堅いと思った。けど、決勝でのコカ・コーラの試合は、パスミスノックオンってな単純ミスが連続。コカ・コーラにリードされ、勝ち目がないと思った。ところが後半、逆転してしまった。
一方的な試合というのはそんなになくて、競った試合が多かったのは、楽しいこと。でも、セブンスらしいパス回し、ランが見られたのは、コンソレーション、チャンピオンともに準決勝あたりから。それ以外の試合は、がちがちで15人制みたいに見えた。日本にも、南太平洋の島々のチームみたいなのが登場しないかな。

■出来事
バックスタンド側の中央にセコムの応援団。お揃いの黄色いTシャツで騒いでいる。これがうるさいのなんの。「いまからいきまーす」とか、リーダーらしき坊主頭が拡声器で指示し、なんと「ウルフルズいきまーす」なんていって、まるでカラオケ大会。それが、セコムの試合の前、つまり、他のチームのハーフタイムぐらいから始める。さらに、セコムの試合が始まると拡声器が大活躍。場内アナウンスはまるで聞こえない。みんなラグビーなんか見に来ていない。騒ぎに来ているだけ。飲んで真っ赤になって、「どっちリードしてる?」なんていってる黄色いTシャツもいたり。もう、セコムの企業体質が疑われるような有様だった。主催者から指示を出してセーブさせないのかね。まったく。隣にいた三菱重工相模原の、細長風船バタバタが大人しく思えるほどだった。
4時ぐらいまで、一番奥のインゴールの奥で見ていた。地面ではなく、腰掛けるところがあったから。もっとも、尻が痛くなったけど。で、次か次の次のチームがインゴールを使ってアップするんだけど、この連中が邪魔なことこの上ないのだ。例えば関東vs東海の試合のときは、次の日体がいた。彼らがアップしているならまだ許せるんだけど、そうじゃなくてインゴールで突っ立ったまま観客になっているのだよ。しかも、何人も壁になってつったってる。ずっとこんな調子で、当人たちは気づいていない。文句を言ってもしょうがないだろうし、言い始めたらすべてのチームに言わなくてはならなくなる。まつたく、見るという観点でいうと、この会場は見にくい場所だ。
チャンピオンシップ決勝、三菱重工相模原vsコカ・コーラ ウエストジャパンの試合前に、メインスタンドからチアリーでイングの女の子たちが出てきた。このときは、ちょうど主催者テントの近くにいたから、彼女たちも近くに見えた。なんと高校生なんだと。飛んだり跳ねたりだけで、乗ったり飛んだり落ちたりはしなかったけれど、それなりに楽しめた。でも、ピッチの中央部分は芝が禿げていて、彼女たちが動くと砂埃が舞う。あれは可哀想だった。それに、練習不足か、ときどき女の子同士でぶつかって、照れ笑いしているのも可愛らしい。ははは。

■客の入り
多いんだか少ないんだか、何人ぐらいかもよく分からない。周囲にはこれまでと同じぐらいの人がいて、用意のいい人たちは椅子やシートを持ち込んでいる。やっぱり、地面に座ってしまうと見にくいしね。

■天気
晴れ。少し風。

[2006.04.10]

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