日本代表 vs アラビアンガルフ代表
2006年4月16日(日)

秩父宮ラグビー場


■結果

日本代表
82
27

9
9
アラビアンガルフ代表
55

0

■試合
試合開始が2時。でも間に合わなくて、2時10分前頃に入った。スコアは3-3。おやおや。
結論をいってしまうと、つまらない試合だった。パワーもスピードもスキルもないアラビアンガルフ。このチーム相手に、ギクシャクした動きしかできない若手主体の日本代表。ううむ。これからどこに漂っていくのか。危うい気がする
大畑がトライした。日本のエースを見た思いがしたかも知れない。大西将太郎や今村雄太もトライした。同志社や早稲田ファンは嬉しいかも知れない。けれど、この程度の相手だから、個人技も通じた。次週の韓国には、そう簡単に出し抜けないはず。個人技は見て面白いけれど、そういうのではなく、密な連携プレーを見たかった。サインプレーがちゃんと出来ているか、も見たかった。今日も、ボールを持ちすぎて、止められるシーンがあった。余裕でパスできるのに、俺が俺がと突っ込んでいく。それじゃダメだろ、と思う。
オブストラクションやノックオン、スローフォワードという、初歩的なミスも多かった。相手が弱いから失点につながらなかったけれど、あんなことをしていたのでは、同格や格上には通じない。
安藤、大西のプレースキックの外し具合も、とても気になる。あんなんで大丈夫なのか? しまりがなく、とりあえずテキトーに勢いで勝てる相手に大勝しても、大して嬉しくない。ちゃんとしたスキルを見せて欲しかった。

■出来事
ラッキーナンバーの抽選がある、とアナウンス。でも、ラッキーナンバーは、場内で売っているパンフレットに付いているらしい。なんだよ。買った人だけかよ。そんなことをしても、パンフレットの売上げが上がるはずがない。考えた人は、アホである。どうせどっかの代理店の入れ知恵だろう。多くの、地道に通ってくる、根底を支えているファンの反発を買うだけだと思う。
芝生が、禿げたままだった。それも、広い範囲に地肌がでたままで、見苦しい。というか、哀しい。ちゃんとした業者が入っているのだろうか。入っているとしたら、なぜ改善しないのだろうか。一昨年、その前、には、こんな光景はなかったはず。

■客の入り
3000人ぐらい? とても寂しい入りだった。(発表によれば3891人)バックのメインには日本の旗を振る応援団。いっちゃなんだけど、ああいう団体が自然発生的に生まれたとはとても思えない。誰かが(たとえば協会が?)リードしているとしか思えない。それはいいことなのだろうか。ちっともいいことだとは思えない。

■天気
曇り。ときどき晴れ間。予報では日中雨、夕方には上がる、だったのに。ここまでいい天気なら、前売り1300円を買っておくのだった。くそ。

[2006.04.16]

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