日本代表 vs イタリア代表
2006年6月11日(日)

秩父宮ラグビー場


■結果

イタリア代表
52
24

3
6
日本代表
28

3

■試合
日本はまったく得点のチャンスなし。湧いたのは後半30分ぐらいにちょっと走ったとき、ぐらい。あとはずっと押されっぱなし。前半にPG1つ。後半にもPG1つ、なんだけど、後半の28点差あるところで、なんでPGを狙うんだよ。
日本に戦術はなし。攻められて、仕方なくキックする。それだけ。ボールをもって何かしようという意思もなければ策略もなし。たんに"できない"だけではないと思う。"しない"のだ。見ていて、これほどつまらない試合はなかった。タックルも、しても相手は倒れない。タックルしたときはすでに、ボールが次のプレーヤーに渡っている・・・。おい、もうちょっと先を見ろよ。そんなタックル意味ないじゃないか。
でもって、単純なミスはぼろぼろ。雨は言い訳にならない。だって相手だって同じ環境なのだから。そして、相手はミスが少ないのだから。ボールに対する執着心もなければ素早い動きもない。漫然とボールの行方を追って、各自バラバラに行動している。こんなんじゃトライなんかとれっこない。大畑、身内、小野沢。その前後の選手でまだ使える選手はいるんだから、そういう選手と次世代の選手をまぜて15人を編成して欲しいよなあ。

で、最後はブーイングを浴びせられていた。この体たらくでは仕方がないかも。

■出来事
芝生が一部張り替えてあった。バックスタンドから見ると、T字型に見える。縦棒の部分は、センター部分まで、右に伸びる横棒は22mラインまで。左に伸びる横棒部分は10mラインと22mラインの間ぐらいまで。棒の幅は10mぐらい。いままで芝が剥がれ、醜い姿をさらしていた場所だ。でも、芝の色が他と比べて薄いので、張り替えました、ってはっきり分かるのがおかしい。
この間はパンフレットを買わないと参加できなかった、ハーフタイムの抽選会。本日は、パンレットとは別にラッキーカードも配られていた。
オープニングの国歌斉唱は、イタリアは何とかいうイタリア人。日本は平原綾香が歌った。小雨の中で、だ。平原綾香はハーフタイムにも登場し、小雨に煙る競技場で「ジュピター」を歌った。青ドレスの背中と胸は、きっと冷たかっただろうに。高音があまりでない状態らしく、どーも苦慮していた。オーロラビジョンに映された表情は、「あれっ、声が出ないな」と苦笑しているようにも見えた。

■客の入り
7〜8000人かな。お、発表によると8826人だって。ふーん。

■天気
雨。予報は朝方雨。のち曇りなのに、ずっと雨だった。

[2006.06.12]

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