早稲田大学 vs オックスフォード大学
2006年9月17日(日)

秩父宮ラグビー場


■結果

早稲田大学
22
19

15
20
オックスフォード大学
3

5

■試合
なんだかしまらない試合。オックスフォードはザルで、しかも、動きがとてものろい。そういうオックスフォードに、早稲田がつけ込めない。もうちょっと頭を使えば、右に左に振って翻弄し、もう少しトライ数を増やせたのではないかな。それから、タッチが切れないようなキックばかりで、それじゃあしょうがないだろう、という気もした。見ていて、どーもいらいらしてしまう。
後半になって、オックスフォードのディフェンスがしまってきた。そうしたら、もう早稲田は得点できなくなってしまっ。多なんか、攻撃力で去年までとは大きな差があるような気がした。しかも、リードしていた早稲田は逆転され、で、ノーサイドまであと4分ぐらいのところでPKを得ると、勝ちを意識して狙ったんだからね。勝つためには正しい選択なんだろうけれど、「もうトライはとれません」と告白してしまったようで、情けない。
オックスフォードの戦略は、単純すぎ。もうちょっとオプションを増やすべきだろうなあ。トライも、どっちかっていうとがむしゃらな突進、ディフェンス吹っ飛ばしてトライ、というパターンが多かったし。
堪能するまでいかなかった。監督が替わると、こうもチームは変わるものか。でもまあ、早稲田は乱暴なプレーがなくなって、大人しく礼儀正しくなった、とも言えるんだけどね。

■出来事
シーズン初めての秩父宮。もうトップリーグの試合は始まっているけれど、大学は明日から。というわけで、コンディションはいいはずのピッチなんだけれど、相変わらず、何年か前から生育の悪い部分は薄く禿げている。青々としている部分は、あまりない。
しかも、雨のグラウンドはすぐにほじくり返される。土塊が芝生のうえに蹴散らされている様子は、とても醜い。
「傘をさされる際はまわりのお客様に配慮されるようお願いします」と係員がいっている。うるせえ。ラグビー場で傘をさしてなにが悪い。

■客の入り
7000人ぐらい、なのかな? 協会の発表によると7944人だそうだ。

■天気
試合が始まった頃は曇天。でも、前半の途中から霧雨のようなのがさらさらと。次第に小雨になってきて、屋根のついている席に移動したひともたくさんいたけれど、傘はささずに帽子だけかぶっていた。ひどく濡れるほどではなく、長袖のシャツの肩が湿る程度だった。

[2006.09.19]

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