法政大学 vs 流通経済大学
2006年10月15日(日)

秩父宮ラグビー場


■結果

法政大学
37
22

0
19
流通経済大学
15

19

■試合
体格は流経の方が優っている(後半の40分にはモールで押してトライを決めている)。外国生まれらしい選手も、最初は2人。後半には3人になった。走りも展開力もありそう。なんだけど、トライの取れない前半だった(0-22は、早稲田vs立教よりも点差が開いている)。もったいないよなあ。素材を生かし切れていないんだもん。バスも、アンカーに渡るあたりで必ずミス。そこをつけ込まれると、もうダメ。ラインがみんな上がっちゃってるからDFがいなくなって、戻りも遅いからどんどん抜かれていく。その繰り返し。おい。ちょっとは学べよ。
それに対して法政はDFにスキがない。流経の突破はほとんど止めていた。流経が、法政の選手を一発で倒せないのと対照的だ。それに、詰めるのが素速い。流経はなすすべなく外にけり出すのが精一杯、というシーンがたくさんあった。DFの戻りが遅いんだよ。
法政はややラインアウトに難あり。あと、プレースキックがほとんど入らないのは困った。競った試合では致命傷になるかもよ。
きっとDFだけに絞れば、競った試合になったんだろう。でも、流経は勝ちにいった。なのでDFに劣る部分がでてきて、得点されたんだろう。心意気はいいよね。ゲームは面白かったし、後半だけ見れば流経がリードしているんだから。
素材が生きてきたら、というか、いまでもちょい調教すれば強くなりそうな気がするんだけどなあ、流通経済。
シーズンはじめに多かったノットロールアウェイが、あまり取られなくなった。基準が甘くなったのか、各チームが対応してきているのか、どっちなんだろう。それから、タックルされて離れたボールに双方の選手が絡んだところでオブストラクションが取られていた。どっちか(忘れた)の選手がボールに手を伸ばしたのを、相手選手がボールではなく相手選手を妨害したのだ。こういうの、ともするとラック上の争い、スイープなんていってそのままにされることが多いのに、珍しい。接点でのペナルティは、こんな具合に厳しく取るべきだ。そうすれば早稲田(ボールに来る選手に当たっていく)や明治(ラック周辺をうろうろする)のプレーにも影響が出るはずだ。多分。

■出来事
メインスタンドの上段に、双方の部員だと思うけれど、まとまって座っている。で、応援というか声援というか、ドスの利いた声で怒鳴っている。やっぱり、こういうのは異様だよなあ。
家から自転車で行ってみた。90分ぐらいかかった。

■客の入り
1000人超えはしていたのかな?
1712人と協会のページにあった。随分(といっても少ないけど)入っていたのだな。

■天気
快晴。汗ばむ陽気だった。

[2006.10.16]

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