法政大学 vs 大東文化大学
慶應義塾大学 vs 明治大学
2006年11月5日(日)

秩父宮ラグビー場


■結果

法政大学
47
14

20
34
大東文化大学
33

14

■試合
シーソーゲーム。後半になって法政がトライをたてつづけに挙げ、40-20まで突き放す。けれど、後半30分ぐらいからの大東の追い上げが激しく40-34に。しかし、結局、追いつけず。
大東は、強いんだか弱いんだかよく分からないチームだよな、毎年。思わぬ強さを見せたかと思うと、呆気ない弱さを露呈する。強いときの状態が一定してつづけば、法政よりもはるかに強いような気がするんだけどな。法政はカラダも小さいし、個々の強さはさほどでもない。それでも大東を退けてしまうのだから、ちゃあんと力を付けてきている、ってことなんだろうが。

■結果

慶應義塾大学
27
17

17
24
明治大学
10

7

■試合
明治が先行し、慶應が逆転し、明治が同点に追いついた前半。後半、差を広げる慶應に追いすがる明治。3点差のまま、あと10分(ロスタイムを入れると12分)。それを守りきった慶應。この最後の102分は明治のスクラムが慶應を押し続けたけれど、トライに結びつかず。慶應は何度もコラプシングをして、ペナルティトライを告げられてもおかしくない状態だった。
最初の内はあまり面白くなかったのだけれど、慶應が果敢に攻め、前進し、突破する様子がだんだん面白くなってくる。慶應は本当によく走る。フォワードの動きもよくて、接点から次々に選手が立ち上がり、走ってくる。この素速い動きが、勝利をもたらしたのかも。
明治は単調。慶應に80mぐらいの独走トライを許したり、なんか、しまりがない。見るゲームとしたら、慶應の方が何倍か面白いゲーム運びをした。明治は結局、スクラム、モールで押す、という選択肢。それががんがん決まれば申し分ないのだろうけれど、押しているだけでトライにつながらなければしょうがない。後半の見せ場はあったものの、迫力は往時に及ばず。

■出来事
慶明戦のときも、メインスタンド上段に両チームの部員が陣取り、罵声を上げていた。関東vs東海のときと同じだ。昔からこうだっけ? 違ったような気がするんだが。
慶應vs明治が1枚看板ではなく、リーグ戦の試合とセットで開催される、のだから時代も変わった。しかも、観客も1万人程度。いかにラグビーが人気がないか分かる。

■客の入り
10000人ぐらいかな。慶明戦のときには昨日と同じぐらいだったが。
協会発表は、第1試合が8289人、第2試合が12514人。

■天気

[2006.11.05]

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