全関東学院大学 vs ケンブリッジ大学
2007年9月9日(日)

秩父宮ラグビー場


■結果

全関東学院大学
46
22

8
8
ケンブリッジ大学
24

0

■試合
全関東学院が強かったかっていうと、そんなことはなかった。ノックオンはたくさんするし、決定力もない。強さも感じなかった。でも、結果的に関東が大差でケンブリッジを下している。その差は何だろう?
ひとつには、日本人選手の方がラグビーを知っているような気がした。ケンブリッジの選手は総じてゲームでは大人しかった。積極的にボールに向かっていくこともないし、出足もとても遅い。なんだか、待っている、ってな感じ。動きも俊敏ではない。ワールドカップを戦っている同じ外国人たちは、もっと体中が筋肉! という具合だけど、ケンブリッジの選手はなんか、ふにゃふにゃに見える。鋼のようなカキカキした肉体ではないのだよなあ。やっぱ、筋肉は鍛えないと強くなれないんだろうなあ。
それでも天性のものがあるのか、ときどき日本のへなちょこディフェンスをかいくぐるときなど、パス回しは上手かったりする。ああいうところは、日本人の特性にはないところだと思う。もっと肉体的に鍛え上げ、ラグビーのルールを頭に入れれば、往年の強いケンブリッジが戻ってくるような気がしたぞ。
全関東学院は、全員が社会人。リザーブも入れて、三洋電機が9人。コカ・コーラウエストが5人、リコーが2人、日本IBMが3人、NECと神戸製鋼、ヤマハが1人ずつ。うーん。SHの春口、SOの淵上、バックスの角濱、他に久富、立川大介なんて名前は知っているけれど、でも、ぱっと見は関東選抜みたいな感じ。うーむ。どうせなら現役の学生を半分ぐらい入れて戦ってみて欲しかったなあ。

■出来事
ケンブリッジの選手は、前半後半合わせて4人がシンビンを食らっていた。キッキング、パンチングなんていう暴力が大半。イライラしてつい手が出ちゃうのかも知れないけど、困ったもんだ。もっとも、レフェリーが戸田京介と日本人なのも困ったもんなんだけどね。国際試合なんだから、第三国から出して欲しいよね。
キックオフからライトはついていた。でも、太陽がまだでていて、とてもまぶしかった。太陽が隠れると、暑さはずいぶん和らいで、涼しい。でも、蚊がでてきて、腕を何カ所か刺されてしまった。
ライブ用のカメラがない。なので、トライのリプレイもない。ちょっと寂しいね。
芝生は、かなり禿げている。ほとんど試合をしていないのに、だ。ちゃんと根づいていないのかも知れない。このまま秋になっていったら、どうなっちゃうんだろう。
なお、チケットは昨日ローソンで、次週の対早稲田戦との2試合セットで2000円というのを買って入った。

■客の入り
キックオフ直後の17時2分ぐらい。入ってびっくりした。だって、がらがらなんだもの。2000人弱というところかな(実際は2742人だったと発表があり)。バックスタンドは全席自由になっているけれど、メインの中央部は指定席。そこがすかすかだ。ここまで人気がないとは思わなかった。ま、次週のケンブリッジvs早稲田になると、この倍以上入るのだと思うけどね。

■天気

[2007.09.09]

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