拓殖大学 vs 法政大学
2007年9月24日(月)

秩父宮ラグビー場


■結果

拓殖大学
45
24

15
36
法政大学
21

21

■試合
法政、拓大、ともに互角の感じで始まる。最初に法政がPGで3点。慎重だなあ。次に拓大もPGで3点。互いに慎重だなあ。しんし、その理由は次第に分かってくる。拓大が思いの外、強い。体もでかい。LOのシオネ・バツベイ(シオネ・ラトゥとルワタンギ・バツベイを合わせたような名前だね)が、強い。とくに、FWで流れ込みのトライを何度も決めていた。で、FWの中心らしく、他の選手にどんどん指示を出している。他にも190cmレベルの選手がゴロゴロ。体格ですでに、法政は負けている・・・。
試合は、取ったり取られたり。点の取り合いになった。けど、ゲームが雑になることがなく、緊張感がある試合内容。互いによくやっている、でも相手の方が一枚上手でトライを取られた、ってな展開。とても面白いゲームになった。
前半は拓大が圧倒しつつ終わったけれど、後半になると法政が息を吹き返し、30分ぐらいに31-34と逆転。直前の法政のバスは明らかにスローフォワードだったけれど、ま、レフェリーは後ろにいたからしょうがないかも。それにしても、法政の喜びようといったら・・・。まるで上位の難敵を相手に逆転したみたいな喜びようだった。拓大もここまでか? そういえば、拓大が法政陣内に攻め込んで、PKを狙えるところで狙わず、攻めたんだけどトライが取れなかったシーンがあった。あのとき3点入れていれば・・・なんて思ったけど、時すでに遅しだなあ。
さらに法政PKを得るも、ポールに蹴られてノーゴール。の直後、今度は拓大がトライ。これまたボールをポーンと頭上にあげ、喜びを全身で表す拓大。38-36となる。その差は2点。
後半38分、法政は拓大陣内でPKを得た。なのにSH和田はチョンゲリからゴー。おお。近くて正面なんだから蹴ればいいのに・・・。が、敵中。ターンオーバーされ、逆に拓大にトドメのトライを奪われてしまう。万事休す。法政は死んだ。

■出来事
法政は校歌をアカペラで歌っていた。
ハーフタイムには、拓大のブラスバンドがなにか演奏していた。
代々木公園のラオス・フェスティバルを2時過ぎに切り上げ、てくてく。表参道で雨が降りはじめ、でも、濡れながらてくてく秩父宮。久しぶりに正面ゲートから入った。最初、雨を避けようとメイン端、南側に座ったんだけど、南側のインゴールの後ろの芝生が見るも無惨。生えていないところがある。同様に、南側ゴールポストの下も、禿げている。たまんないな、これじゃ。今泉が去年だったか、協会と業者の癒着で、と自分のブログに書き込んで問題になったけれど、そういうのがあるんじゃないだろうか。物理的に、構造的におかしいような気がするぞ、秩父宮の芝は。
で、雨も止んだので、キックオフ前にバックスタンドに移った。

■客の入り
1000人ぐらいかと思ったら、
1707人も入っていた、と協会のページにあった。おやまあ。

■天気
キックオフの30分ぐらい前に小雨が降り出した。でも、試合開始直前には止んでしまった。

[2007.09.24]

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