早稲田大学 vs 東海大学
帝京大学 vs 法政大学
2009年1月2日(日)

国立競技場


■結果

早稲田大学
36
19

0
12
東海大学
17

12

■試合
大学選手権の準決勝。結果的に大差がついてしまった。東海が後半に挙げた2トライはすでに勝敗が決定した後のことで、しかも、早稲田も選手を入れ替えているので参考にはならない。実質的に、零封に近い負け。こんなに差が出るとは思わなかった。
ブーレークダウンからの反応が、早稲田は早かった。東海はDFのいるところに突っ込むだけ。パスを回しても横に流れるだけで、早稲田DFはすでに待ち受けている。しかも、東海のパスは2回戦で見たように下手くそ。ちゃんと通らない。早稲田DFが速いせいもあるだろうけど、システムとして機能していなかった。
慌てたのか、東海のオフェンスもバラバラ。早稲田も万全とはいえずにノックオンしまくりで、正直にいってとてもつまらない試合になってしまった。こんなバタバタとした低レベルの試合が準決勝だというのは残念至極だね。もっとしまった試合、白熱する展開を期待したのに。
早稲田のトライは、大半が東海のミスにつけ込んだもの。唯一、後半30分ぐらいにカットインで見事にトライを挙げたシーンだけは拍手してあげよう。東海の後半も後半、自陣から左に大きく展開してマイケル・リーチがボールを受け取り、独走したシーンはなかなかよかった。もっとも、前半で完全に試合は終わってしまっていたので、全体的にはだらけてしまったね。

■結果

帝京大学
36
17

3
10
法政大学
19

7

■試合
今年の帝京は崩れないね。凄く強い。とくにスクラムが圧倒的。法政はぐずぐすに崩れてしまい、スクラムにならない。華麗ではないけれど、押したり走ったりしながら、愚直にトライを積み重ねていく帝京が、一枚も二枚も上手だった。それにしても、こんなに差があるとは思わなかった。早稲田vs東海も含めて、今年は対抗戦が強かったんだね。リーグ戦は混戦だといっても、少しレベルが低かったのかも。それはやっぱり、関東が実力を出す前に消えてしまったからだろうね。核になるチームがいないと、他のチームも強くなれないのかも。

■出来事
後方の席で東海を応援しているオヤジがいて、大声で低レベルな声援を送っている。周囲は苦笑。オヤジは配偶者らしき人と話もしているんだけど、まるで他人に聞かせるかのような口調で言っているのがアホである。その証拠に、第二試合になって周囲に観客がいなくなったら、法政への声援もほとんど聞こえなくなってしまった。こういう手合いはいるのだね。あほ。

■客の入り
25000人ぐらいはいたのかな?
第一試合は21849人、第二試合は22770だと。案外入っていなかったんだね。これなら秩父宮でできないこともなかった。

■天気
快晴。なれど、北風があった。3時過ぎると寒くなってきたし。

[2009.01.03]

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