イングランド vs サモア
スコットランド vs 日本
2009年6月13日(土)

秩父宮ラグビー場


■結果

イングランド
52
39

0
7
サモア
13

7

■試合
国歌演奏、ウォークライもちゃんと見た。
あきらかに格が違う感じ。サモアは個人技もほとんど封じられてしまい、思ったようにプレイできていなかった。やっぱりイングランドのプレッシャーがすごいんだろう。体格も、かなりでかいし。しかも、ディフェンスも早い。なので、サモアほとんど走れず。さらに、ノックオンなどのミスも多い。
それでもときどきサモアは反撃に転じ、イングランド陣内に攻め込んでいく。そして、後半にはちゃんと1トライ奪っている。ここらへんが、日本とサモアの差でもある。

■結果

スコットランド
12
12

0
7
日本
0

7

■試合
キックオフのボールをノックオン! というシーンは、イングランドだったかサモア戦でもあったけれど、今日は雨じゃないぞ! それにしても、このあたりからもう勝てる気がしない試合だった。
前半30分ぐらいにスコットランドにトライされ、その直後にもあっさり抜かれてトライを許す。ああ、緊張の糸が切れたか。・・・日本にはこういうことがよくある。しかし、30分にせよ、よく緊張感を保てたもんだ。・・・と思った。のだけれど、以後もそこそこ持ち直し、最後まで試合にはなっていた。ただし、最後まで勝てそうに見えなかった。差は5点だけど、力の差はそれ以上に開いている。
日本は相手のディフェンスをほとんどまったく崩すことができなかった。唯一、相手DFのギャップを切り裂いたのは後半10分のNo.8の走りだけ。その後の連続攻撃で1トライし、一矢を報いたけれど、いいところはそこだけ。あとはディフェンスにぶつかっていって、ことごとく捕まり、つぶされていく。みじめ。
もうちょっと頭をつかって攻められないものかね。左右に振る、相手ディフェンスの裏に蹴る、クイックを 多用する・・・。てなことがまるでされていなかった。
相変わらずだけど、日本のスピードはのろい。ラックからの球出しは時間をかけすぎ。SH→SO以後のパス回しも、ボールをもらってすぐに投げるのではなく、握り直しか勢いをつけようとしているのか、ひと呼吸必ずおく。そして、その間に相手ディフェンスが迫ってきていて、ギャップを探すどころではなくなってしまっている。相手陣内に攻め込んでも、あれではとても勝てる気がしない。跳ね返されるだけだ。空しいだけ。

■出来事
流経の応援団は来ていなかった。けど、ときどき見る、変な帽子をかぶった応援団数人が来ていた。こいつら、拡声器でアジったりしていたのが、うっとうしい。もっとも、拡声器を使っていたのは試合の間のちょっとの間だけだけどね。それにしても、協会側が注意しないということは、拡声器を使ってもいい、ということだよな。それはおかしいと思うんだが・・・。あいつらこそ、協会から遠回しに頼まれている応援屋なのか?
試合中も、「ニッポン、チャチャチャ」が湧き起こったりして、うざい。ちょっと前まであんな応援をするやつはいなかったもんだが・・・。だいたいラグビーに集団での応援は似合わない。それを知らない連中が跋扈しているのか。それとも、昔の客はもうやってきていないのか・・・。
相変わらず、相手のトライやいいプレーには拍手が起きない。客の大半はラグビーを見に来ているのではなく、日本応援団だってことだな。情けなや。
ビール売りの売り子に1人、とても可愛い娘がいた。深田恭子をスリムにした感じの娘で、なかなか素晴らしい。笑顔もよかった。ううむ。それだけ。

■客の入り
これまでの2試合は平日の5時からだったけど、本日は1時から。なので第1試合から客足が伸びていた。
12000〜13000人ぐらいかなあ・・・?
協会発表によると、第1試合は12101人、第2試合は15242人だと。結構入っていたんだね。

■天気
晴れだけど、ちょっと薄曇り。

[2009.06.14]

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