慶應義塾大学 vs 明治大学
2009年11月1日(日)

秩父宮ラグビー場


■結果

慶應義塾大学
39
12

0
5
明治大学
27

5

■試合
明治は重傷だ。ラインアウトの息がまったく合っていない。ほとんどがズレまくりで、取れない。というか、相手ボール。蹴れば、これまたダイレクトの連続。攻撃も場当たり的。各自てんでんバラバラにラグビーをやっている。唯一のトライも、慶應がパスしたボールをたまたま受けてしまった選手がインターセプトで、そのまま逃げ切った、というもの。トライを取ろうとしても、取れなかった、というのが実状だ。
では慶應はよかったのかというと、前回と同じく、とくにいいわけではない。こちらも場当たり的なところは変わらない。けれど、慶應はシステマチックなところを時々見せるのだよね。パスを細かくつないで敵陣に行ったり、後半はトライまで挙げてしまった。他にも、ターンオーバーもしょっちゅう。まあ、相手が明治だから割り引かなくちゃいけないかも知れないんだけど。でも、明治よりはるかにマシ、だ。
日体、成蹊、立教に大勝した明治。今年は違う、変わったか、と思ったんだけど、基本的なところは変わってないみたいね。

■出来事
ハーフタイムに明治と慶應のチアリーディング。明治はメンバー少なく、放り投げたり2段になったりしない。体操しているみたい。いっぽうの慶應は、2段もあったし飛び降りみたいの、個人技によるバク転など盛りだくさん。こっちも慶應の圧勝だった。
明治のSHが小さい。メンバー表を見ると秦一平・2年生・152cm・50kgだって。おいおい。小学生じゃないのか?
反則のアナウンスが変わった。「ノットリリースザボールです」ではなく、「慶應義塾大学の選手がボールを離さなかったのでノットリリースザボールです」てな具合。「倒れた後転回しなかったのでノットロールアウェイ」「ボールの前に倒れ込んだのでオーバーザップ」とかね。分かりやすいけど、パターン化しすぎるのもどうなのかね。
ビデオリプレイがあったのは、明慶戦でテレビ中継があったからなのか?

■客の入り
昨日と同じぐらいかな。10000人ぐらい。
協会発表は11353人だと。

■天気
くもり、ときどき晴れ。2時頃の強風は、次第に和らいでいった。

[2009.11.01]

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