慶應義塾大学 vs 早稲田大学
2009年11月23日(月)

秩父宮ラグビー場


■結果

慶應義塾大学
20
13

13
20
早稲田大学
7

7

■試合
早慶戦としては、久々のいい試合だった。策があまりなく、がむしゃらな慶應。前評判よりもミスが目立ち、帝京戦で攻撃力のなさを露呈してしまった早稲田。上り調子の勢いの慶應が、このところ精彩を欠く早稲田をどう攻略するか。それが最大の見ものだ。
しかし、試合の流れは、早々に着いてしまった。早稲田が無難にPGを決めた後、なんと、慶應が走りでトライしてしまったのだ。早稲田はPGを加えて、8-6と追いすがる。しかし、慶應は再び同じような位置(メインから見たら左手前)にトライ。これもまた、ボールを振って走ってトライ。これで13-6。ノートライに抑えられていた早稲田も、前半修了前にトライを返して13-13。それでもトライ数は慶應が上。
前半のロスタイムが5分以上あった。そんなにあったかなあ? このロスタイム、早稲田が攻撃していたのだけれど、チャンスがつづいており、なんとなくレフェリーの桜岡将博が、何か起こるのを期待して試合をつくっているように思えてしまった。
後半も慶應が先にトライを挙げ、20-13とリード。30分ぐらいから早稲田が攻勢に出て、慶應ゴール前に迫る。必死に堪える慶應。この攻防は、まさに目の前で見ることができた。しかし、あれだね。慶應がモールコラプシングやオフサイドのペナルティを取られていたけど、どのプレーがペナルティなのか、さっぱり分からなかったなあ。
結局、慶應は何度もピンチを迎え、最後は堪えきれずにトライを許す。これで同点。しかし、慶應も徹底的に堪えて最終的にゴールポスト正面近くにトライされてしまったが、端の方で攻められているとき、端の方にトライさせてしまえば、コンバージョンの成功の確率が下がって、勝てたかも知れないなんだよなあ。そういう作戦は、しちゃいけないことなのかも知れないけどね。 慶應はタックルがよく決まっていた。早稲田もずいぶん手こずっていた。あれだけディフェンスが強いと、さすがの早稲田も打つ手なし、ということなのかね。

■出来事
2時少し前に到着。テレビでもやるし、わざわざでかけることもないか。と思っていたのだけれど、リピートシートクーポン券を使い切る必要もあってでかけた。
自由席はメインとバックの両サイドと南北スタンド。係員が、メインは満席、北側へと怒鳴っている。しかし、北スタンドもかなり入っている。ビジョンの下、つまり、ゴールポスト真裏にすき間を見つけてもぐり込んだ。こういうアングルで見るのも、たまにはいいかも。もちろん立ち見。
右隣のオヤジが慶應ファンで。なにかあると手を叩くのだが、パンパンととてもうるさい。手のひらに空気を入れて叩くから、耳に響いてたまらなかった。それに、たくさん叩くしね。
ハーフタイムショーは、両チームの歌が流れていた。生だったのかな? よくわからん。

■客の入り
ほぼ満員。22000人ぐらいかな? もっと?
発表によると23430人だと。

■天気
晴れ。

[2009.11.23]

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